魔界大戦・序章/会話 のバックアップソース(No.2)
///////////////// 大討伐・魔神降臨ミッション用:ここから ///////////////
#region(ネタバレ注意)
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#region(導入部・解説)
グレーテル
 ……パパ。ねえパパ、起きて。
 わたしだよ、ダークエルフのグレーテルだよ。
 
 ごめんね、疲れてるのに起こしちゃって。
 でも、どうしても話しておきたいことがあって。
 
 あの……実はいま、
 魔王軍の大軍が魔界の森を越えた先に集結して
 どこかに侵攻しようとしてるみたいなの。
 
 魔王軍の向かう先がどこなのかはわからない。
 けど、近くの村の住民はみんな怯えてるの。
 自分の村が軍による略奪に遭うんじゃないかって。
 
 ……なんて、パパに話しても仕方ないよね。
 ごめんね、パパ。いまの話は忘れて。
 誰かに聞いてほしかっただけだから……。
ケイティ
 いまのは……グレーテルさん?
 王子、彼女と何かお話なさっていたのですか?
 
 ……なるほど。
 ご説明ありがとうございます。
 概ね事情は把握いたしました。
 
 恐れながら私見を申し上げますと、
 可及的速やかに救援に向かうべきだと存じます。
 
 魔界に住むのは我々の敵だけではありません。
 グレーテルさんのようなダークエルフや、デーモンらに
 捕らえられて奴隷とされている人間も多いと聞きます。
 
 そうした人々が住んでいる地区ほど、魔王軍による
 『補給』を名目とした略奪が行われることは必至。
 逆らう者がいれば虐殺にすら発展する恐れもあります。
 
 ……とはいえ敵は魔王軍、それもかなりの大軍だとか。
 厳しい戦いが予想されますが、いかがなさいますか?
 
 ……ふふっ、そう仰ると思っていました。
 困っている人たちを見捨てるなんて、
 王子にはできませんものね。
 
 それでは、出撃前に幾つか
 留意事項をご説明させていただきます。
 
 今回は通常のミッションとは異なり、
 『大討伐ミッション』となります。
 
 大討伐ミッションでは『敵を撃破すること』
 それだけが目的となります。
 
 例えライフが0になってもクリアとなりますので、
 それまでに倒した敵の数は全てカウントされ
 最終的に戦果として記録されます。
 
 自軍の被害を抑えるよりも、いかに多くの
 敵を倒すかが重要なミッションです。
 一体でも多く敵を倒す事に尽力致しましょう。
 
 魔界への急な遠征となりますので、十分な補給線の
 確保は困難かと。此度の戦いでは出撃コストは
 時間経過で回復しませんので、お気を付けください。
 
 『援軍要請』のスキルを持つ兵士や、
 出撃コストを増加させる能力を備えたワルキューレ等を
 出撃メンバーに編入させることをお勧めします。
 
 また敵を倒してもEXPやゴールド、
 ドロップ品を手に入れることはできませんので
 この点にもご注意ください。
 
 ご存知の通り、魔界に充満する瘴気は
 我々物質界の者の能力を半減させる効果があります。
 普段とは勝手が異なりますので、何卒ご注意ください。
 
 それではこれより、
 『大討伐ミッション』
 開始いたします!
#endregion(導入部・解説)
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#region(ミッション開始時)
グレーターデーモン
 ……ガード様。
 この村で兵たちに『補給』をさせてやるべきかと。
ガード
 ふむ……確かにそうだな。
 遠路の行軍で兵卒どもの士気も落ちていることだ。
 
 ここはひとつ、
 荒武者どもの破壊衝動を満足させて……ん?
グレーターデーモン
 あれは--お、王子たち!?
 なぜ……ヤツらがここに?
 
 ……いや、理由などこの際どうでもいい。
 総員、戦闘用意! 敵は前方の人間どもだ!
 ここであの忌々しい英雄の末裔の息の根を--。
ガード
 --待て、グレーターデーモンよ。
 魔界では満足に力を発揮できぬ人間共を
 一方的になぶり殺しにしても面白くはない。
 
 それに、ここで我らが圧勝すれば兵どもはおごる。
 そうなれば、いずれ物質界に侵攻した折に
 万全の状態で迎え撃つ敵から思わぬ痛手を被るだろう。
グレーターデーモン
 ん? お、お待ちください!
 まさか、『魔界審判』を行使して
 兵たちの戦力を低下させるおつもりですか!?
ガード
 兵どもの真価を見極めるためだ。
 人間共に対する有利を解消した程度で敗れるようなら、
 もとより彼の地を攻め落とすことなどできまい。
グレーターデーモン
 ぐっ……聞け、誇り高き魔王軍の戦士たちよ!
 ガード様が『魔界審判』を発動された!
 
 これで諸君らに地の利はなくなった!
 諸君ら自身の実力が今、問われているのだ!
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#region(神級)
???
 ……フム、面白クなってきたナ。
 ヨシ、ひとつ腕試シと行くカ。
ガード
 ほう……。
 魔王様直属の親衛隊員、竜将クロコともあろう者が
 一兵卒に混じっての槍働きを望むと申すか?
クロコ
 ……使わねバ槍は錆びマス。
 ソレに此のクロコが魔王軍に参与シタのは、
 猛者たちとのシノギを削リ、我ガ槍技を極めんガ為。
 
 ソノ道を阻まんトスル者は誰デアレ、
 我ガ槍ノ一撃で葬ってキタ。
 硬キ鎧をも貫ク、雷ノ力を秘メシ此の槍デ。
ガード
 この私が相手でもそれは同じ、ということか。
 ……いいだろう、ならば好きにするがいい。
#endregion()
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ガード
 ……往くぞ、グレーターデーモンよ。
 もはや我らがここにいる必要はない。
 兵刃飛び交う戦場で血煙を上げるのは兵卒共の仕事だ。
#endregion()
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#endregion()
#clear
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