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魔神降臨：魔神グシオン降臨/会話 のバックアップ差分(No.2)
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#region(ネタバレ注意 &edit{編集};)
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#region(導入部・解説)
？？？
未編集
アナトリア
王子、ちょいと邪魔するよ。
……なんだい、驚いたような顔をして。
あたしがここに来ちゃおかしいかい？
まぁ、あたしはあんたの仕事に興味はないからね。
普段なら、ここに寄り付く理由もないんだが。
ちっと伝えておかなきゃいけないことがあってね。
魔界武術大会を覚えているかい。
かつて魔界で行われ、
あんた達が優勝したあの武術大会さ。
実はあんた達が闘い抜いたあの闘技場に、
厄介な奴が居座るようになったって聞いたもんでね。
……居座ってるのは『魔神グシオン』、
強大な力を持つ魔神の一柱。
闘争心の塊みたいな奴さ。闘いに至高の快楽を感じ、
己を満たす闘いを、強者を、常に求め続けている。
生まれてこの方負けたことがないらしくてね。
『敗北の味を知る為に強者を求めている』
なんて噂もあるくらいさ。
まぁ闘いを求める事について、あたしみたいなオークが
とやかく言うことでもないんだがね。
……奴はちっとばかし性質が悪い。
グシオンは感情を支配する力を持つと言われている。
戦い打ち負かした相手の感情を意のままに操り、
自身の配下へと変える、そんな能力さ。
配下と化した連中は自身が傷つく程に
その闘争心を引き出され、限界以上の力を
発揮する事が出来るって話だよ。
けどそれは、配下にした連中の為ってわけじゃない。
そうして闘争心を引き出した連中を更に殺し合わせる。
……その中から生き残った強い奴と戦う為さ。
強い奴と戦う。奴の目的はそれだけだ。他の連中は
自身の欲を満たす餌程度にしか見ていない、
そこには戦士としての誇りなんてありゃしないのさ。
そんな殺し合いの場として奴が選んだのが、
あの闘技場ってわけさ。まぁあそこなら、
戦う相手にも困りはしないだろうからね。
……けれど、あの闘技場は戦士達の決闘の場だ。
奴の御遊びに使っていいような場所じゃない。
ふざけた真似しようってんなら黙ってはおけないよ。
……ま、そんな訳さ。
くだらない事にあの場を利用している魔神を、
一発ぶん殴ってこようと思ったわけだ。
王子、悪いけどあたしは少しの間留守にするよ。
一応、その事をあんたには伝えておこうと思ってね。
……言っとくがこれはあたしの問題だ。
くれぐれも、ついてこようなんて考えるんじゃないよ。
#endregion(導入部・解説)
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#region(Lv1：開始時)
アンナ
ここがかつての闘技場ですか。
……以前とは随分と雰囲気が違いますね。
ケイティ
はい……ですが、魔界を進んでいた際
感じていた瘴気を、この闘技場内では感じません。
前大会の時もそうでしたが、
魔界の瘴気が遮断されているのを見るに
同じ闘技場である事は間違いはないようです。
バシラ
うぅ～……瘴気はないはずなのに、
なんだか空気が重たく感じます……。
アナトリア
……やれやれ。ついてくるなと言ったんだがねぇ。
アンナ
何を言ってるんですか！ 危険な闘いに、
アナトリアさんを一人向かわせる訳にはいきません！
ケイティ
我々は仲間です。
アナトリアさんが困っているのであれば、
見過ごす事なんて出来ませんよ。
アナトリア
全く、命知らずな連中だね。
……けど、そんな言葉が少し嬉しく思っちまうとは。
あたしもヤキが回っちまったかねぇ。
アンナ
アナトリアさん……。
アナトリア
まぁついてきちまった以上はしょうがないね。
奴の配下の雑魚共の相手はあんた達に任せる、
頼りにさせてもらうよ。
バシラ
はい、お任せください！
ケイティ
王子、魔神の配下と化した者達は、
傷つく程に闘争心を引き出され、
限界以上の力を発揮すると聞いています。
力を引き出された者達の猛攻に耐えうるには、
装甲の厚い兵の皆さん、魔法を使ったしっかりとした
対策も不可欠に思われます。くれぐれもご注意を。
アナトリア
……話は済んだかい。それじゃいくよ！
あんた達、絶対に死ぬんじゃないよ！
#endregion(Lv1：開始時)
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#region(Lv10：終了時)
？？？
未編集
#endregion(Lv10：終了時)
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#endregion(ネタバレ注意)
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