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//会話を追加してくださる方は、
//該当部分の「#region()〜#endregion()」の文頭についた「//」を外してご利用ください。
//「===」は編集作業時の誤入力の防止用なので、残しておいてください。
//
//また、キャラの名前は、文頭に(-, ,+)などを入れずにそのままで、
//セリフは「半角スペース」を入れて入力するようお願いします。
//例)
//アンナ
// このようにお願いします。
//
//
///////////////// 緊急ミッション用:ここから /////////////////
#style(class=split){{
#region(ネタバレ注意)
//=========================
#region(1:疾走する天馬騎士)
//==================
#region(1:開始時)
ステラ
 王子、皆さん! 今日は私達天馬騎士の
 訓練にお付き合いいただきありがとうございます!
 何卒、よろしくお願いします!
リディ
 騎兵の方々も、訓練を積み一層強くなられた
 そうですしね。私達天馬騎士団も
 負けてはいられません。
ケイティ
 我々としても対空への対策を学ぶ
 良い機会です。ありがたく付き合わせて頂きますよ。
エスタ
 演習とは言え、手は抜きませんよ。
 更に磨きを掛けた天馬騎士団の
 連携をとくとご覧ください!
アンナ
 王子、空を飛ぶ方々にはアーチャー等遠距離攻撃の
 出来る方が有効です。
 適切な指示をお願いします!
#endregion(1:開始時)
//==================
#region(1:戦闘中)
エスタ
 ――ふ、二人とも、少し速度が速いのではないですか?
リディ
 え? そうですか?
ステラ
 演習通りに飛んだつもりだったのですが……
 すみません、きっと自分がペースを
 乱してしまったんですね!
エスタ
 い、いえそんな、私の気のせいかも
 しれませんのでお気になさらず。……では王子、
 私達の新たなる連携をお見せします、行きますよ。
 
 『ジェットストリームフォーメーション』!
#endregion(1:戦闘中)
//==================
#region(1:終了時)
アンナ
 『ジェットストリームフォーメーション』
 ……恐るべしですね。
ケイティ
 流石は天馬騎士団の方々、
 見事な連携でした。
ステラ
 こちらこそ、沢山勉強させていただきました!
 ありがとうございます!
リディ
 色々と課題も見えましたね。
 そういえば、今の演習で思いついた
 新しい飛び方なんですが……。
エスタ
 あら、良いですね。それでしたら
 ここをこうしてみては……。
ケイティ
 ……天馬騎士団の方々にとって
 しっかり実りのある訓練となったようで何よりですね。
 きっと、更なる力を私達に貸してくれる事でしょう。
エスタ
 お任せ下さい。此度の訓練の成果
 いずれ必ずやお見せ致しましょう。
 その時を楽しみにお待ちください!
#endregion(1:終了時)
//==================
#endregion(1:全体)
//=========================
#region(2:王子の記憶)
//==================
#region(2:開始時)
レーヴ
 ――ここは、王城前……? 王子に自分の最も
 記憶に残る出来事を調べてみてほしいと頼まれ
 ましたが……これは子供の頃の記憶……ですかね。
兵士A
 ――王子、今日もミレイユ様と稽古とは精が出ますね!
子供アンナ
 おっはな、おっはな〜♪
兵士B
 あ、君、ここは今から訓練に使うので危ないよ。
 あっちの方に行ってなさい。
子供アンナ
 え? あ! ご、ごめんなさい夢中に
 なっちゃってて……訓練、頑張ってくださーい!
子供王子
 ……。
ミレイユ
 王子、余所見をしていてはなりません!
子供王子
 ……。
ミレイユ
 そのようなふてくされた顔はおやめなさい!
 本日の稽古は王となるべく、最も重要な事を
 問うための稽古なのですからね!
 
 ……良いですか王子、家臣となる者は王と認める者に
 その身を、心を捧げ、時には剣として、
 時には盾として絶対の忠誠を尽くします。
 
 そんな彼らに応えるべく、王に求められるもの。
 それが何か、王子はお判りになりますか?
子供王子
 ……?
ミレイユ
 ……王になろうと言う者が、このような事すら
 わからないとは何事ですか……王子、
 剣を構えてください。――ハッ!
子供王子
 ……ッ!
ミレイユ
 握りが甘い! それに視線で剣筋が
 丸判りです! 今までの稽古で
 貴方は何を学んできたのですか!!
兵士A
 ミ、ミレイユ様、王子はもう倒れてます!
 これ以上はお体に差し障るかもしれません……。
 今日はこれくらいで――
ミレイユ
 ――王子はこの国を率いるお方となるのです。
 そのような姿、家臣に見せられましょうか!
 王子は、強くならなければならないのです!
 
 ……お立ちなさい王子、まだ稽古は終わっていません。
 貴方がご自身の力に気づかれるまで、この稽古は
 いつまでも続きますよ……参ります!
#endregion(2:開始時)
//==================
#region(2:終了時)
ミレイユ
 ――お見事です、王子。
兵士A
 ……なんと……まさかミレイユ様から
 一本取るだなんて……ミレイユ様に太刀を浴びせられる
 ものなど、騎士の中でもそうそうおりませんよ!
兵士B
 何度やられても立ち上がる王子の姿を見てると、
 こっちも自然と立ち上がらなきゃって気になっちまう。
 ……あの方を守り抜く為には俺ももっと力をつけないとな!
ミレイユ
 王子、気づかれましたか。あなたの闘う様を
 見た兵達が、普段よりも強い力を発揮できているのを。
 
 それこそが人を率いる者に必要な力。
 ……士気高揚です!
子供王子
 ……!
ミレイユ
 王に尽くしてくれる者達。彼らに応えるのに褒賞や名誉、
 そんなありきたりな物ではより多くの物を積まれるだけで
 その心は揺れ動きます。ですが……
兵士A
 王子! 先ほどの士気高揚本当にお見事でした!
 王子の背中、是非私に守らせて頂ければと……!
 し、失礼しました、つい興奮してしまって!
ミレイユ
 構いませんよ。ですが王子、貴方を想う絆であれば
 それはどのような物にも揺らぐ事はありません。
 その事を、常々心掛けておいてくださいね。
 
 それでは王子、お疲れ様でした。
 たっぷり汗をおかきでしょう、今日は特別に私が背中を
 お流ししますよ。さぁ、大浴場へと参りましょうか!
子供王子
 ……!?
レーヴ
 ――王子にとって一番強い記憶。
 士気高揚……王子が王子として歩みを始めたのは、
 きっとこの時からだったのでしょうね。
 
 それにしても王子の記憶のミレイユさん。
 今と全くお変わりなく本当にお綺麗で。何か魔法でも
 使われてるのでしょうか……一度聞いてみたいものですね。
#endregion(2:終了時)
//==================
#endregion(2:全体)
//=========================
#region(3:砲科学校の卒業式)
//==================
#region(3:開始時)
メル
 あ、来たよ!
ジャンナ
 カノン、喜んでくれるとよいのですが……。
カノン
 メル先輩にジャンナ先輩、それに王子まで。
 急に呼び出したかと思ったら、
 みんな集まって一体どうしたの?
フレデリカ
 ――砲科学校第300期生カノン、こちらへ!
カノン
 は、はイ!?
 フ、フレデリカさんまで!?
フレデリカ
 では、これより、カノンの卒業式を始めます。
カノン
 え? え? 急に卒業式って……?
 それに学校はもう――
フレデリカ
 貴方は砲科学校における全過程を修了し、
 士官として充分な能力を修め
 砲科学校を卒業したことをここに証します。
 
 ……なんて、あんまり堅苦しいのは好きじゃないのよね。
 おめでとう、学校自体はもうなくなってしまったけど、
 この卒業証書は国の元首たる王子の署名もあるの。
アンナ
 つまり、キチンと効力のある正式なものですよ?
ケイティ
 カノンさんが私達の仲間になって、随分たちますが、
 彼女の実力は訓練生だった頃とは段違いです。
 卒業認定をしても問題ないでしょう。
カノン
 という事は……本当に……。
フレデリカ
 ええそうよ。さて、じゃあみんな、
 砲科学校卒業式恒例
 卒業祝砲の準備はいい!?
カノン
 え? みんな、どうして大砲を
 構えて……弾まで……えっ??
ジャンナ
 砲科学校を卒業する者には、砲科学校卒業生による
 祝砲で送るのが砲科学校のしきたりなのですよ。
メル
 よーし、派手にぶちかましちゃうわよー!
フレデリカ
 王子はカノンを守ってあげてくださいね。
 それでは、行きます!
王子
 ……(こくり)
#endregion(3:開始時)
//==================
#region(3:終了時)
メル
 おめでとーっ!
ジャンナ
 おめでとうございます!
フレデリカ
 おめでとう、カノン!
カノン
 み、皆、あ……ありがとう!
 ……そっか、わたし……本当に
 卒業できたんだ……そっか……。
 
 …………あ、あれ……なんで私……泣いて……。
アンナ
 ど、どうしたんですかカノンさん!
 もしかして先ほどの祝砲で怪我を!?
カノン
 …………ち、違うの! うれしくて……ほんとに、
 嬉しくて……学校の事とか……思い出しちゃって……。
 
 ……楽しかった事とか……学校が
 壊された時の……事とか……思い出したら……
 なんかちょっと……訳わかんなくて……。
王子
 ……卒業おめでとう、カノン。
カノン
 お、王子……これは?
フレデリカ
 大砲を飾る翼……「爆砲」の勲章バッジね。
 巨大な火力を有し、軍に大きな貢献を
 もたらした砲術士に与えられる勲章よ。
カノン
 く、勲章!? そ、そんなの私受け取れないわよ!
 まだ、学校を卒業……したばっかりの新兵よ!?
アンナ
 こちらにつきましては学事と関係なく、今までの
 カノンさんの成果を考えれば妥当と判断され
 贈られる事が決まっていたものですよ。
 
 どうか受け取っていただけないでしょうか。
カノン
 私なんかが、こんなもの……ううん、そうじゃないか。
 皆が認めてくれたんだもん、このバッジに相応しい、
 凄い砲術士になってみせなきゃ……だよね、王子。
 
 そうと決めたらもっともっと訓練しなきゃ!
 王子の邪魔をする敵なんて、この大砲で
 地の果てまで吹き飛ばしてみせるんだから!
#endregion(3:終了時)
//==================
#endregion(3:全体)
//=========================
#region(4:逃げ出した騎獣)
//==================
#region(4:開始時)
アンナ
 ――こちらですね。巨大な魔物が
 現れるようになった地というのは。
ケイティ
 報告書によるとゴブリン達が乗り物にしている
 豚のような魔物との事ですが……。
シャロン
 だとすると、その魔物は恐らく魔界ボアですね。
 魔界の調査を進めている際に、
 ちょうどその魔物が記述されている本を見つけました。
ゴブリン博士
 ――その魔界ボアは我々の騎獣ダ!
 みすみす渡すわけには行かんゾ!
 
 何をしていル、お前達さっさト
 逃げ出した騎獣を捕まえてこんカ!
ゴブリン
 ギャギャッ!
 キジュウ、コワイ! コワイ!!
ゴブリン博士
 くそ……、今はあいつらを倒して、
 あとでゆっくり騎獣を捕まえるしかないカ……
 えぇイ、まずは王子達を始末しロ!
ゴブリン
 ギャギャッ!
ケイティ
 王子、ゴブリン達が向かってきます!
 戦いのご準備を!
シャロン
 王子、野生の魔界ボアに、軽はずみな攻撃は
 控えた方が良いかと思います。
 傷を受けると怒りで手がつけられなくなります!
#endregion(4:開始時)
//==================
#region(4:終了時)
ゴブリン
 マカイボア、ニゲタ! ニゲタ!!
ゴブリン博士
 馬鹿モン! 逃げたではなイ、
 急いで追わんカー! あれ一匹仕入れるのに
 いくらかかると思ってるのダ!
アンナ
 王子、魔界ボアが逃げていきます!
ケイティ
 あのような魔物にうろつかれては危険ですね。
 急ぎ討伐隊を編成し向かわせます。
アンナ
 はい、ケイティさんよろしくお願いします。
 
 それにしてもあの魔物……魔界ボアでしたか。
 凄まじい攻撃力でした。
シャロン
 資料によると、魔界の深層では特に珍しくもない、
 どこにでも生息する魔物なんだそうですが……。
ケイティ
 あれほどの魔物が当たり前に
 生息する地ですか。
アンナ
 魔界深層……何の知識もなく向かうには、
 危険すぎる場所のようですね。
シャロン
 はい、ですがお任せ下さい! 深層については、
 必ずや私達魔法都市の面々で
 詳しい情報を集めてみせますので!
アンナ
 シャロンさん、とても心強いです。
 何卒よろしくお願いします!
#endregion(4:終了時)
//==================
#endregion(4:全体)
//=========================
#region(5:気紛れな猫)
//==================
#region(5:開始時)
リノ
 わざわざ来てもらっちゃってゴメンね王子。リノ達の
 契約してる妖精、ケットシーが王子を連れてこなきゃ
 もう力を貸さないなんて言うもんだからさ。
ファルネ
 妖精達は気紛れなのが多くて困るわね。
 力を貸してくれるようになったのも唐突だったけど、
 こんな事を言い出すのも唐突すぎよ。
ソラノ
 私はケットシーなんかよりもっと強そうな召喚獣と
 契約がしたいわね。どこかに良さげな
 召喚獣はいないかしら?
ケットシー
 ――ようやく来たニャ人間達!
 さぁ、どいつが王子って奴かニャ!
 そこの奴かニャ!
ソラノ
 にゃ、にゃんでアタシよ!?
 どう見ても女の子でしょ!
王子
 ……。
ケットシー
 なるほど、お前が王子ニャか。
 早速ニャが王子、お前の実力
 見せてもらうニャ! さぁ、早く剣を取るニャ!
リノ
 ちょ、ちょっと待ちなさいよ!
 契約する時にリノ達の力は
 ちゃんと見せたでしょ!
ケットシー
 ボク達と契約したリノやファルネの力は
 知ってるニャ。でもリノ達はそこにいる
 王子のためにボク達を使う訳ニャろ?
ファルネ
 ……王子の為だけって訳じゃないけど……まぁ、
 そうなると言えばそうなるかもね。
ケットシー
 ボク達の力を使う主人の力を使う主人がいるなら
 主人の主人の力も見極める必要があるニャ。
 それが妖精の道理って奴だニャ!
ソラノ
 ……なんかややっこしいわね。
 妖精って本当に面倒くさいのが多いのね、
 私は契約してなくてよかったわ。
リノ
 王子、ごめんね。こうなった以上ケットシー達に
 力を見せて納得させてあげて!
ファルネ
 ケットシー達は物理攻撃をほとんど回避しちゃうから
 避けられない魔法攻撃を使った方が良いかもね。
 ……が、頑張りなさいよね。
#endregion(5:開始時)
//==================
#region(5:終了時)
ケットシー
 ニャるほど……確かにやるようだニャ。
 合格ニャ、引き続き人間達に
 力を貸してやるニャ! 感謝するニャ!
ファルネ
 ……なんだか無駄に疲れたわ。
ソラノ
 契約してる召喚獣は多い方が良いものだけど、
 私はケットシーはいらないわね。
 あんな面倒な奴と一緒に戦いたくないし。
ケットシー
 ボク達も、お前みたいな
 口の悪い奴と契約はごめんだニャ。お前なんか、
 精々スライムとでも契約してるのがお似合いだニャ。
ソラノ
 ニャんですってー!?
ケットシー
 さて、物理界には長くいられないし
 そろそろ帰るかニャ。それじゃあ、またニャ。
アンナ
 ……消えてしまいました。嵐のような方々でしたね。
リノ
 まぁ、ひとまずは変わらず力を貸して
 くれるって事だし安心なのかな。
ファルネ
 気紛れではあるけど、戦闘では頼りになる連中だしね。
 契約を破棄されたりしなくて良かったわ。
 ……気紛れだけど。
リノ
 リノはああいうところも、
 可愛くって好きなんだけどなー。
ファルネ
 ……まぁ私も嫌いじゃないけどね。
 さて、それじゃあ帰りましょっか。
#endregion(5:終了時)
//==================
#endregion(5:全体)
//=========================
#region(6:魔法図書館への道)
//==================
#region(6:開始時)
シャロン
 こちらです、魔法都市の大図書館へと続く道は。
アンナ
 魔法都市の大図書館……そのようなものが
 あったとは知りませんでしたね。
ゼンメル
 わしらが調べておった研究塔には魔界の更なる奥地、
 魔界深層についての資料は少なくての。図書館であれば
 詳細な資料も見つかるはずじゃ。
ケイティ
 今後、魔界での戦いを有利に進める為にも
 魔界の情報は一つでも多く必要です。
 貴重な情報が見つかる事に期待したいですね。
シャロン
 魔物達の襲撃に遭って以来、図書館には
 足を踏み入れておりませんので、未だ魔物と化した
 ゴーレム達が溢れていると思われます。
テルマ
 恐らくは大型の警備クリスタルも巡回しているかと。
 攻撃を加えると防衛モードに切り替わり反撃してきます。
 なるべく攻撃は仕掛けないよう注意してくださいね。
#endregion(6:開始時)
//==================
#region(6:終了時)
ケイティ
 ――なんとか図書館に辿り着く事が出来ましたね。
アンナ
 ここが大図書館……壁一面、天井高くまで
 敷き詰められた本の山。一体どれほどの
 書物が納められているのでしょう。
ゼンメル
 魔法都市に集められる叡智の全てが
 保管してある図書館じゃからの。
 世界中の知識が集まってると言っても過言ではない。
テルマ
 生涯をかけても、全ての書物を読み解くのは
 困難でしょうね……あれ、この本は?
アンナ
 テルマさん、どうかされましたか?
テルマ
 いえ、本が一冊落ちていたもので。この文字は……
 ……どうやら魔界について記された書物のようです。
アンナ
 ! 一体どのような記述があるのですか、テルマさん!
テルマ
 えぇっと……すみません、所々掠れていたり
 完全に解読できていない文字で難しいのですが……。
 
 魔界の深層においては、魔界に棲む者、瘴気に
 適応した者達は更なる力を得られる……でしょうか?
 瘴気や魔界に棲む人達の事を記しているようですね。
アンナ
 魔界に適応した人達は更なる力を得られる……ですか。
シャロン
 他にもいくつか魔界について記されてると
 思わしき書物を見つけました。……ただ、
 解読には少々時間が必要そうですね。
ゼンメル
 わしらはここで新たな情報がないか
 探ってみるとするかの。この本の量、
 飽きる事は全くなさそうじゃ。
アンナ
 はい。ゼンメルさん、皆さん、
 何卒よろしくお願いします。
 
 王子、魔界には何やらまだ先があるようです。
 更なる激戦に備え、準備をしておいた方が
 よいかもしれません。
#endregion(6:終了時)
//==================
#endregion(6:全体)
//=========================
#region(7:田園に舞う風霊)
//==================
#region(7:開始時)
モーティマ
 つむじ風が治まらねぇって聞いて来たけどよ、
 どう見てもあの魔物の仕業だろ?
 さっさとやっちまおうぜ。
バルバストラフ
 待たれい……ふむ、
 あれはエアーエレメンタルじゃの。
アンナ
 エアーエレメンタルですか?
バルバストラフ
 この世にある風や水、火、土などの自然物は
 それぞれ微力ながらエネルギーが宿って
 いるのは知っておるの?
モーティマ
 お、おう! もちろん知ってるぞ!!
 (なんでぇそりゃ初耳だぜ……)
ケイティ
 ……初めて知ったような顔をしていますが、
 以前メーリスさんにも教わりましたよ。
モーティマ
 ば、バカ野郎! 覚えてるってーの!!
バルバストラフ
 ……話を続けるぞい。まぁそういった力が寄り集まると、
 あのように具象化する事があり、
 それをエレメンタルと呼んでおる。
 
 怒らせない限りはこちらに害を与えるようなものでもない。
 その内にどこかへ消えるじゃろうし、
 放っておいた所で問題は……
兵士
 伝令! 魔物の群れが
 こちらに接近しているとの事です!
魔物
 ギャギャッ!
ケイティ
 このような時に……!
バルバストラフ
 こうなっては致し方ないの。王子、悪戯に自然を
 怒らせるものではないぞ。エアーエレメンタルには
 手を出さない方が賢明じゃろうて。
#endregion(7:開始時)
//==================
#region(7:終了時)
モーティマ
 ……っふぅー。なんとか魔物は倒せたみてぇだな。
バルバストラフ
 ふぅむ。エレメンタルは本来具象化すること自体が
 稀なものなのじゃが、あれ程の量が
 同時に具象化するとはのう。
ケイティ
 バルバストラフさんなら、
 此度の事象について
 何かお判りになりませんか?
バルバストラフ
 魔物が復活して以降は、これまで起きなかった現象が
 各地で起こっておるからの。魔界の接近、魔王の復活と
 考えられる原因はあるが……まだ何とも言えんのう。
アンナ
 そうですか……。
バルバストラフ
 なに、心配するでない。各地で起こっておる
 異常についてはわしやメーリス、
 それにサイラスの奴も調べておるでの。
 
 何か判ればすぐに連絡しよう。
アンナ
 ありがとうございます、バルバストラフさん。
 ぜひ、よろしくお願いします。
 
 各地で起こる異常に魔界の深層……問題は
 山積みのようにも思いますが、皆さんの協力があれば
 きっと今後も乗り切っていける事でしょう。
 
 来るべき時に備え、王子もしっかりと
 力を蓄えておいてくださいね。
 お疲れ様でした、ゆっくりとお休みください。
#endregion(7:終了時)
//==================
#endregion(7:全体)
//=========================
//
//
#endregion(ネタバレ注意)
}}
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&edit{編集};
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