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//キャラの名前は、文頭に(-, ,+)などを入れずにそのままで、
//セリフは「半角スペース」を入れて入力するようお願いします。
//例)
//アンナ
// このようにお願いします。
//
//================================
#style(class=split){{
#region(ネタバレ注意)
//=========================
#region(1:ゴブリンアーマー)
//==================
#region(1:開始時)
???
 あと少しで女神アイギス様の神殿に
 たどり着くはずだ……。
 そこまで行けばきっと……!

魔物
 ギャギャ! 逃ガサナイ……!

???
 愚かな……。逃げられないのは貴様たちの方だ。
 ここがどこなのか、そのくすんだ目で
 よく見てみることだ。

魔物
 コ、ココハ女神神殿の森!
 タ、タイキャク……。

アンナ
 王子、あそこに人……、いえ聖霊でしょうか。
 魔物に襲われているようです。

???
 さあ、現世代の英雄がいかほどのものか
 見せてもらいましょう。
#endregion(1:開始時)
//==================
#region(1:戦闘中)
山賊
 お、なんだあの魔物。
 魔物のくせに固そうな鎧を着てやがんなぁ。
 
 王子、鎧を叩き潰すのは得意分野だ。
 あいつの相手はあっしらに任せてくだせぇ。
#endregion(1:戦闘中)
//==================
#region(1:終了時)
アンナ
 もう大丈夫ですよ。
 お怪我はありませんか?

???
 ありがとう。助かった。

アンナ
 えっと……、神殿になにか御用があったのですか?

???
 女神アイギス様に、
 力を貸してもらいたいことがあってな。

アンナ
 よろしければ詳しい話を
 お聞かせいただけませんか?
 なにかお力になれるかもしれません。
#endregion(1:終了時)
//==================
#region(1:終了後)
光彩の聖霊フェス
 先ほどの戦いは見事だった。
 私は光彩の聖霊フェス。改めて礼を言う。
 助けてくれてありがとう。
 
 先ほどの魔物だが、おそらく私の友人である
 闇の聖霊のせいだ……。彼女がやつらに
 新しい力を与えてしまったのだろう。
 
 知っての通り、自分たち聖霊には元々、
 人間に力を貸すという役目がある。
 
 だが、闇の聖霊は、人間に力を貸すことで
 自分たち聖霊が犠牲になる事に疑問を抱きはじめてな。
 
 自分たちがどんなに人間たちに尽くしても
 いたずらに仲間たちの力が奪われるばかりの現実に
 とうとう絶望してしまったんだ。
 
 そしていつしか全ての人間を憎むようになり、
 敵とみなし、滅ぼそうと考えるようになってしまった。
 
 彼女がそこまで追い詰められていることに
 私や他の聖霊の仲間たちが気づいた時には
 すでに手遅れで……。
 
 絶望と呼応するように、彼女は
 魔物の秘められた力を引きだす能力を
 手に入れてしまっていたんだ。
 
 そしてその力を使い魔物たちを強化し、
 やつらを率いて人間界を攻め滅ぼそうとした……。
 
 だが、私は友人として闇の聖霊の愚かな行為を止める為に、
 最後の力を振り絞って彼女とともに自らを封印したんだ。
 
 ……しかし、理由は分からないが
 ある日その封印が解けてしまっていて……。
 
 私が目を覚ました時には傍にいたはずの闇の聖霊は
 すでにいなかった。
 
 おそらく闇の聖霊は
 また同じ過ちを繰り返そうとしているはずだ。
 
 彼女を探し出さなければ人間界が危ない。
 どうか手伝ってはもらえないだろうか……!
#endregion(1:終了後)
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#endregion(1:全体)
//=========================
#region(2:弱きモノの逆襲)
//==================
#region(2:開始時)
気弱な魔物
 ギャギャッ……!
 イジメナイデ……。

オーク
 チッ。お前らの様な弱そうなやつらに興味はない。
 俺はもっと強いやつと……。

闇の聖霊
 ふふっ。力を欲しておるのか?
 ならば授けてやろうか? われの力を……。

オーク
 力を与えるだと? 欲しければ自らで奪い取る!
 貴様などに恵んでもらうつもりはない。
 そんなものなくとも俺は強い……。
 
 おお! そうだ!
 俺よりもその軟弱な奴らどもに力とやらを
 くれてやれ。

闇の聖霊
 ふん。つまらぬなぁ。
 後悔しても知らぬぞ。
 
 永久に揺蕩う深淵の闇の力よ、わが下に集え!
 わがしもべに敵を粉砕せし剛腕の力を与えん……!

気弱な魔物
 ギャギャッー!

アンナ
 王子! 闇の聖霊を見つけました!
 それに側にいるのは……、オーク!?
 
 王子、戦闘の準備を!

気弱な魔物
 チカラガ、ミナギッテクル……!
 オレタチモ、タタカウ!
 イマナラオークモコワクナイ!
#endregion(2:開始時)
//==================
#region(2:終了時)
オーク
 つ、強い……。まさか、敗北するとは……っ。

アンナ
 ありがとうございます! 魔物さん!
 助けようと思ったのに、こちらが助けられましたね。

気弱な魔物
 オマカセアレ!

アンナ
 もう私たちの力は必要なさそうですね!

気弱な魔物
 ウン。
 イママデ沢山タスケテクレテ、アリガトウ!
 コレカラハ、オレタチダケデ、ヤッテイケル。

アンナ
 良かった。どうかお元気で。

気弱な魔物
 ウン。ジャアネ。バイバイ!
#endregion(2:終了時)
//==================
#endregion(2:全体)
//=========================
#region(3:黒き魔法剣士)
//==================
#region(3:開始時)
ダークエルフ
 頼む闇の聖霊よ! 我々ダークエルフに
 エルフ族を倒すための力を与えてくれ!

闇の聖霊
 エルフ族の争いになど興味はない。
 フフ、まあそうだな。人間を倒そうというならば
 力を与えてやらんでもないがな。

アトラ
 こっちだ。闇の聖霊を見たのは。

アンナ
 案内していただきありがとうございます。

アトラ
 ……! 見つけたぞ。

光彩の聖霊フェス
 闇の聖霊……。
 やはり、その力を悪い魔物たちに与えていたか。

闇の聖霊
 フェス!
 ……そなた、なぜ人間などという
 下等なやつらと共におるのだ!
 
 聖霊の力を奪い尽くす忌々しいやつらよ。
 人間など……、皆いなくなればよいのだ……ッ。
 
 ……ダークエルフ、先ほどの話だが気が変わった。
 そなたに力を授けよう。
 その代わり、そこにいる人間どもを葬り去るのだ!
 
 永久に揺蕩う深淵の闇の力よ、わが下に集え!
 わがしもべに敵を貫き、
 焼き尽くす漆黒の力を与えん……!

ダークエルフ
 フン。良いだろう。
 人間ども、悪いがそういうことだ。
 死んでもらおう!
#endregion(3:開始時)
//==================
#region(3:終了時)
アンナ
 このまま力を悪用されては危険です!
 急ぎ闇の聖霊の後を追いましょう!
#endregion(3:終了時)
//==================
#endregion(3:全体)
//=========================
#region(4:砂上を駆ける死者)
//==================
#region(4:開始時)
闇の聖霊
 さて、次はどの魔物に力を与えてやろうか……。
 
 フフ、ちょうどいい。
 あそこにいる魔物の動きを強化してやろう。
 
 永久に揺蕩う深淵の闇の力よ、わが下に集え!
 わがしもべに敵を翻弄せし俊足の力を与えん……!

兵士
 報告! 前方に魔物を発見!

アンナ
 王子!
 戦闘の準備を! お気を付けください!
#endregion(4:開始時)
//==================
#region(4:終了時)
アンナ
 ようやく倒せましたか……。

光彩の聖霊フェス
 闇の聖霊……。魔物にこんな邪悪な力を
 与えるなんて……。本来ならば友人の私が
 彼女を止めねばならないというのに。

アンナ
 フェスさん、気を落とさないでください。
 今は一刻も早く闇の聖霊を見つけましょう。
#endregion(4:終了時)
//==================
#endregion(4:全体)
//=========================
#region(5:大槌を振るう巨人)
//==================
#region(5:開始時)
光彩の聖霊フェス
 これ以上はもうやめてくれ!
 私たち聖霊の役目を思い出すんだ!

闇の聖霊
 役目だと? 愚かなる人間にわれらの力を
 奪われることの何が役目だ。そなたこそ、
 早く目を覚ませ。いつまで人間に幻想を抱いておる。
 
 人間は自分の事しか考えていない
 自分勝手な生き物だ。われらの事なぞ、
 使い捨ての何かだと思っているに違いない。
 
 ……まぁ、今のそなたには
 何を言っても分からぬだろうがな。
 
 われが魔物を使い、人間のいない世界を
 作ってみせよう。
 さすれば、そなたもわれの話が理解できようぞ。
 
 さぁ、魔物たちよ。われの力を受け取り
 思う存分暴れるがいい……!
 
 永久に揺蕩う深淵の闇の力よ、わが下に集え!
 われは邪悪なる力を抱えし許されざる存在。
 わがしもべに滅びの呪いと闇の祝福を与えん……!

アンナ
 そんな……。

光彩の聖霊フェス
 あれは……サイクロプス!
#endregion(5:開始時)
//==================
#region(5:戦闘中1)
闇の聖霊
 ……うむ。そう簡単にあの巨体に合う武器は
 作り出せぬか。早くあの目障りな人間どもを
 葬ってやりたいが、少し時間がかかりそうだな……。
#endregion(5:戦闘中1)
//==================
#region(5:戦闘中2)
闇の聖霊
 おお。やっと出来たか。フフ、これはなかなかの
 出来だ。当たったら、少しは……。
 んー、いやかなり痛いだろうさ。
#endregion(5:戦闘中2)
//==================
#region(5:終了時)
闇の聖霊
 少し寝ている間に……、
 人間も随分と強くなったものだ。
 
 まあ、いいさ。
 もっと強い魔物でも探しにいくとするか。

光彩の聖霊フェス
 待て!

アンナ
 ……行ってしまったようです。

光彩の聖霊フェス
 ……彼女を止めることができなかった……。

アンナ
 フェスさん、一緒に後を追いましょう!

光彩の聖霊フェス
 ああ。行こう。
#endregion(5:終了時)
//==================
#endregion(5:全体)
//=========================
#region(6:奇怪な魔群)
//==================
#region(6:開始時)
闇の聖霊
 うーむ……。
 武具や技を授けても、それを
 使いこなせねば意味がない。
 
 必要なものは個々の力よりも
 集団として戦える連携かもしれんな。
 そうだ、次は知恵をさずけてやろうか。

魔物
 ニンゲン、倒ス! 倒ス!

闇の聖霊
 ハハハ!
 これはちょうどよいところに魔物の群れが。
 さあ、貴様たち! 一糸乱れぬ隊列を見せてみよ!
 
 永久に揺蕩う深淵の闇の力よ、わが下に集え!
 わがしもべに肩を並べ戦列を作る知恵を与えん……!

兵士
 報告! 魔物たちが隊列を組んで
 こちらに向かってきています!

アンナ
 王子、あの動きには何か意味が
 あるのかもしれませんよ。
#endregion(6:開始時)
//==================
#region(6:戦闘中)
キャリー
 王子!
 胸をお貸しください!
#endregion(6:戦闘中)
//==================
#region(6:終了時)
闇の聖霊
 何だったのだ今のは……。
 あの動きに何の意味が。
 最後に出てきた騎馬は一体!?

ハッピー
 あれは僕が教えてあげたんだよ。
 えへへ!
 みんなありがとうね!

闇の聖霊
 き、貴様は!
 再び人間たちに力を与えるために
 のこのこ戻ってきたのか!

ハッピー
 そうだよ。
 みんなが喜んでくれるのが僕の幸せ。

闇の聖霊
 世迷い事を言うな!
 人間は聖霊を幸せになどしない!
 私は、私は……

ハッピー
 幸せがある限り、僕は力を取り戻せる。
 何度でもね。

闇の聖霊
 うるさい!
 私は認めない、認めないぞ!
#endregion(6:終了時)
//==================
#endregion(6:全体)
//=========================
#region(7:魔忍のカギ爪)
//==================
#region(7:開始時)
鬼刃衆
 ……ヘックション。

兵士
 ??
 (今人の声が聞こえたような……。気のせいか。)

闇の聖霊
 海まで来てみたが、なかなか
 人間を根絶やしに出来るほどの
 強い力を持った魔物はおらぬものだな。

アンナ
 ……王子あれを! 闇の聖霊です!
 やっと追いつきましたね。

闇の聖霊
 こんな所まで追いかけてくるとは、こざかしい。
 しつこいやつらめ。

鬼刃衆
 (……今だ!)
 闇の聖霊よ! 我らに力をくれ!

闇の聖霊
 な、なんだお前たち! 人間ではないか。
 人間に力を与えるつもりはないのだが……。

鬼刃衆
 我らは、そこにいる王子を滅ぼす為に
 力を欲している!
 そして、我らは、既に魔の力をこの体に宿している。

闇の聖霊
 ……ほう、なるほど。確かにその様だな。
 人の身にありながら、人の道を外れるとは、
 なかなかに愉快な者達だ。
 
 面白い、ならば力を授けてやってもよい。
 だが、まずは、そこの人間どもを本当に
 滅ぼすつもりがあるのか、一度見せてみよ。

鬼刃衆
 言われるまでもない!
#endregion(7:開始時)
//==================
#region(7:戦闘中)
闇の聖霊
 フハハッ。人間同士の戦いは、なかなかに
 面白いものだな。よかろう。
 鬼刃衆とやら、力を授けてやろう。
 
 永久に揺蕩う深淵の闇の力よ、わが下に集え!
 わがしもべに敵を引き裂く鋭利なる刃を与えん……!

鬼刃衆
 ヒョォォォ!
 見よ! この鋭きカギ爪を!
 王子! 今こそお前の首をもらいうける!
#endregion(7:戦闘中)
//==================
#region(7:終了時)
鬼刃衆
 ま、また負けてしまった。
 ツメが甘かった……のか?

闇の聖霊
 知るか! このうつけどもが。
 鬼刃衆とやらも所詮は人間か。
 やはり力を与えたところでたかが知れておったな。

アンナ
 あっ! ……また行ってしまいました。
 急ぎ彼女の後を追いましょう!
#endregion(7:終了時)
//==================
#endregion(7:全体)
//=========================
#region(8:大妖怪の刃)
//==================
#region(8:開始時)
ぬらりひょん
 なかなか仲間が集まらんな……。
 おのれ、これでは大妖怪である
 わしのメンツがたたぬ!

闇の聖霊
 なんだ、仲間が欲しいのか?

ぬらりひょん
 闇の聖霊……! ヒョッヒョッ!
 丁度いいところに来てくれた。
 
 わしに仲間を結集する力をくれ!
 妖怪軍団を結成し、
 再び人間どもを恐怖に陥れてやるのだ!

闇の聖霊
 恐怖、か……。悪くない。よかろう。
 お前の下に妖怪が集まるようにしてやる。
 
 永久に揺蕩う深淵の闇の力よ、わが下に集え!
 わがしもべに絶大なる求心の力を与えん!

ぬらりひょん
 おおおおお。
 変わってゆくのを感じる……!
 かつての力が、若かりしころの力が戻ってくる!

闇の聖霊
 これは、大した力を秘めておったようだ。
 力の発現には、もう少し時間がかかるであろう。
 楽しみに待っておれ。
#endregion(8:開始時)
//==================
#region(8:戦闘中)
ぬらりひょん
 ぉおう、おめぇら!!
 憎ったらしい人間どものタマぁ、取ってこんかい!!
#endregion(8:戦闘中)
//==================
#region(8:終了時)
ぬらりひょん
 おんのれぇ……っ。貴様らぁ!
 ワシをこんな目に合わせてタダで済むと思うなぁ!
 次は必ず殺す……!!

闇の聖霊
 妖怪総大将……なかなかのものであったが
 完全に力を取り戻すには
 時間が足りなかったようだな。

アンナ
 あ、王子!
 また闇の聖霊が……!
 見失う前に追いかけましょう!
#endregion(8:終了時)
//==================
#endregion(8:全体)
//=========================
#region(9:ゴールデンデーモン)
//==================
#region(9:開始時)
闇の聖霊
 どこかに強い魔物はおらんものか……ん?

グレーターデーモン
 なにかね君は。おや、闇の聖霊か。

闇の聖霊
 おお。お前は、魔界に棲むグレーターデーモン
 ではないか。丁度いい。お前ならば人間どもを
 葬り去ることができるであろう……!
 
 永久に揺蕩う深淵の闇の力よ、わが下に集え!
 われは邪悪なる力を抱えし許されざる存在。
 わがしもべに大いなる闇の祝福を与えん……!!

アンナ
 王子、闇の聖霊を見つけ……え!?
 あれはグレーターデーモン!!

グレーターデーモン
 グレーターデーモンとは誰のことかな?
 ……ワシはもはやグレーターデーモンではない。

アンナ
 体が、金色に変化していく……!?

ゴールデンデーモン
 グレーターデーモンを超えた究極の存在!!
 ゴールデンデーモン様だ!!

アンナ
 ゴ……、ゴールデンデーモン!?

ゴールデンデーモン
 いいぞ……、力がみなぎってくる!
 闇の聖霊よ、お望み通り、
 これで人間どもを根絶やしにしてやろう。

闇の聖霊
 貴様だけでは心もとないな。
 どれ、他の魔物にも力を与えてやるか……。

ゴールデンデーモン
 待ちたまえ!
 他の魔物が強くなってしまったら
 ワシが最強ではなくなるかもしれんじゃないか。

闇の聖霊
 き、貴様は何を言っているんだ。
 くっ……はなせ! われに触るな!

ゴールデンデーモン
 ワシは決めた。
 君を手元にずっと置いておく事にしたよ。
 君は永遠にワシに力を注ぎ続けるのだ!!

光彩の聖霊フェス
 そこの金色!
 闇の聖霊を離しなさい!

ゴールデンデーモン
 君はワシの話を聞いていたのかね。
 この闇の聖霊はすでにワシのものなのだ。
 離すわけないだろう。
 
 邪魔者たちは手下のデーモンどもに任せるとしよう。
 さあ、お前はこっちに来い!
 ワシにもっと力を、もっと金色にしておくれ!

闇の聖霊
 くそっ! 離せ!

アンナ
 王子、彼女を助けないと!
 でも一体、どうすれば……。

ハッピー
 心配いらないよ。
 人間の力だけで、どうしようもなかったらね。
 そんな時は、聖霊に力を借りたらいいのさ。

グラディス
 大丈夫、私たちの祝福を貴方達に授けましょう。

アイナ
 私の力を貸しますね!

サラ
 ……闇の聖霊さんを……助けてください。

シリル
 絶対倒せるよ!

ニーナ
 王子の事、信じてます!

セリア
 ……私の力も……受けとってください。

フローリカ
 わ、私だって!

アンナ
 力が……溢れてくる……!
 聖霊のみなさん!
 ありがとうございます!

光彩の聖霊フェス
 王子よ。
 聖霊たちの祝福で、あなたたちの力は
 普段の150%ほどまで上昇しています。
 
 人間と聖霊が力を合わせた時、
 どんな困難ものり越えることができる。
 それを証明してください!
#endregion(9:開始時)
//==================
#region(9:戦闘中1)
ゴールデンデーモン
 おやぁ?
 生意気な人間たちめ、まだ生きていたのか。
 もっともっと力をしぼりとらないといけないのに。
 
 しかし、闇の聖霊の力はほとんど
 残っていないようだなぁ……。
 
 そうだ、そこにいる聖霊たちからも力を
 奪えるかもしれないな。

闇の聖霊
 やめろ!
 通常の聖霊は魔物に力を与えることはできない。

ゴールデンデーモン
 やってみる前にあきらめるのは感心しないね。
 ふつうのやり方でダメなら……そう、例えば
 聖霊どもを喰ってしまえば効果があるかも。

闇の聖霊
 み、みんな逃げろ!
 私の力のほとんどを吸収したこいつには
 誰も勝てない……。

ゴールデンデーモン
 ぶははは。
 このワシから逃げられるわけなかろう。

アンナ
 逃げたりしません。
 私たちも聖霊たちの力を借りているのです。

光彩の聖霊フェス
 その通りです。
 憎しみと欲望が結んだ絆などに……。
 そんなものに負けるはずがありません。
#endregion(9:戦闘中1)
//==================
#region(9:戦闘中2)
ゴールデンデーモン
 はぁはぁ……。
 そ、そろそろワシの力をみせてやるか。
 くっ、それにしても体が重い。
 
 はぁはぁ……。
 なぜだ……。もうこんなに疲れてしまっている。
 一体どういう事だ。

兵士
 ゴールデンデーモンが動き始めました。
 しかし、移動速度が極めて……極めて足が遅いです!

光彩の聖霊フェス
 やはり、あのデーモンは力を吸収しすぎたようです。
 強大な力を維持するためにはそれに見合った
 エネルギーを必要とします。
 
 あのデーモンはエネルギーが底をつく寸前です。
 もはや、まともに動くのも難しいはず。
 
ゴールデンデーモン
 も、もう……、だ、だめだ……。
 息をするのもツライ……。
 
 く、くそう……。
 やつらに近づきさえすれば、ワシの強大な
 力をお見舞いしてやるのに……。
#endregion(9:戦闘中2)
//==================
#region(9:終了時)
ゴールデンデーモン
 そ、そんなバカなぁぁぁぁ……!
 ワ……ワシが、人間ごとき……に……!!
 く……悔し……い……。

闇の聖霊
 ……息絶えたか。

アンナ
 闇の聖霊さん! ご無事ですか!?

光彩の聖霊フェス
 ……無事でよかった。
 だが、これ以上はもう見過ごせない。
 私と共に今一度封印させてもらう。

闇の聖霊
 フェスよ、その必要はない。
 すべては、われ自身が招いたこと。
 封印されるのはわれ一人で構わん。

光彩の聖霊フェス
 いいえ。貴方を一人にするわけにはいかない。
 永い刻がかかっても、貴方が闇の力から
 解放されるのを待つ。貴方は大事な友人だからな。

王子
 ……。

アンナ
 闇の聖霊さん……。
 これからは、力を悪い事に使わないと……。
 魔物に手を貸さないと、約束していただけますか。

闇の聖霊
 なんだと、まさか……私を見逃すというのか。

アンナ
 はい。
 魔物に力を与えなければ、あなたを封印する必要は
 なくなりますからね。

闇の聖霊
 馬鹿な……!
 私は人間たちを憎んでいるのだ!
 人間との約束など守りはせぬぞ!

アンナ
 それなら、フェスさんのために約束してください。

闇の聖霊
 フェスのため……。
 
 ……わかった、約束しよう。
 
 しかし、助けてもらったからと
 人間に協力するつもりはない。
 私の勝手にさせてもらうぞ!

光彩の聖霊フェス
 ど、どこに行くの!

闇の聖霊
 すまない。
 しばらく一人にしてくれ。
 大丈夫、もう馬鹿なことはしないさ。

アンナ
 ……行ってしまいましたね。

光彩の聖霊フェス
 王子よ、闇の聖霊を赦してくれて、ありがとう。

アンナ
 フェスさん……。あなたのご友人なんですもの。
 私たちは闇の聖霊さんがきっといつか元に戻ると
 信じています。
 
 その時は、私たちとも仲良くなってくれると
 嬉しいです。

光彩の聖霊フェス
 ……ああ。今回は本当にありがとう。
 人間と聖霊はこれからもずっと一緒だ。
 困ったことがあったらいつでも呼び出してほしい。

アンナ
 はい。
 フェスさんも、聖霊の皆さんもどうかお元気で。
#endregion(9:終了時)
//==================
#endregion(9:全体)
//=========================
#region(10:結集する闇の力)
//==================
#region(10:開始時)
兵士
 報告! 前方からの敵発見!!

アンナ
 王子、
 油断されませぬよう、戦闘の準備を!
#endregion(10:開始時)
//==================
#region(10:終了時)
アンナ
 無事に倒せてよかったです。
 では王子、戻りましょう。
#endregion(10:終了時)
//==================
#endregion(10:全体)
//=========================
//
//
#endregion(ネタバレ注意)
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