|
天使たちの陰謀/会話 の変更点
//会話を追加してくださる方は、
//該当部分の「#region()〜#endregion()」の文頭についた「//」を外してご利用ください。
//「＝＝＝」は編集作業時の誤入力の防止用なので、残しておいてください。
//
//また、キャラの名前は、文頭に（-, ,+)などを入れずにそのままで、
//セリフは「半角スペース」を入れて入力するようお願いします。
//例）
//アンナ
// このようにお願いします。
//
//
///////////////// 緊急ミッション用：ここから /////////////////
#style(class=split){{
#region(ネタバレ注意)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#region(1：神託の聖職者)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#region(1：開始時)
アサル
魔物の出現の報告があった地点はこのあたりです。
凶悪な魔物ではないとのことですが
警戒は怠らないで下さい。
砂漠兵士
おい、王子！
前方に敵影を確認したぜ。
見たところ大した数じゃなさそうだ。
ハシム
ふむ、どうやらアサルが得た情報は
正しかったようだな。俺の経験からいって、
これは楽な戦いとなるだろう、がっはっは！
アサル
ハシムさん……。
豊富な経験は時として油断に繋がります。
今一度、気を引き締めて下さい。
アンナ
魔物が迫ってきています！
王子も油断なさらぬよう、
戦いの準備をお願い致します！
#endregion(1：開始時)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#region(1：戦闘中)
？？？
あの風貌、そして魔物との戦いぶり……。
間違いありません、あの者こそが王子でしょう。
天使
聖なる徒、セレイナよ……
……よくぞ我らを導いてくれました。
これより……浄化を開始します……。
神に仇なす叛逆の徒を共に倒しましょう。
セレイナ
はい、天使様。
全ては、主の御心のままに……。
アンナ
――ッ！？
王子、気をつけて下さい！
魔物とは別に何者かが接近してきます！
#endregion(1：戦闘中)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#region(1：終了時)
セレイナ
そんな……天使様が、負けた……？
いえ、これは何かの間違いです……！
ここは一度退き、
再びの浄化に備えるとしましょう。
アンナ
行ってしまいましたね……。
彼女はいったい何者だったのでしょうか？
アリサ
あの方は……おそらくセレイナ様でしょう。
アンナ
アリサさん、あの方を知っているのですか？
アリサ
はい……セレイナ様は神託を授かる事が
できる方で、聖職者の間では有名な存在です。
アサル
神からの言葉を授かる事が出来る方が
なぜ王子を襲うのでしょうか……？
再度の襲撃を考えているようでしたし……。
アリサ
すみません、そこまでは私も……。
ケイティ
何はともあれ、このまま神殿へと
帰還すれば後をつけられる
可能性がありますね……。
アンナ
そうですね。
それでは予定を変更し、海路にて敵の
追撃を避けながら神殿へと向かいましょう。
#endregion(1：終了時)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#endregion(1：全体)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#region(2：接舷の白兵戦)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#region(2：開始時)
アンナ
王子、敵船に接着されてしまいました！
続々と船内に敵が押し寄せてきています……！
セレイナ
海路を使えば逃げられると思ったのですか？
甘いですね……実に浅はかな考えです！
神官戦士の皆さん！ そして天使様！
共に神に仕える者として、
王子たちを討ち滅ぼしましょう！
天使
……浄化、開始です。
ニエル
そんな……また、天使たちが
一緒にいるだなんて……！？
#endregion(2：開始時)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#region(2：終了時)
ジョバンニ
よし、一通りの敵は倒したな！
このまま一気にヤツらの船を引き離すぞ！
セレイナ
二度も浄化の機を逸するとは……。
申し訳ございません、天使様……。
天使
聖なる徒よ……気に病むことはありません。
次なる好機を待つのです。
セレイナ
はい天使様。
その限りない慈悲に報いるため、
必ずや、主の命を果たしてみせます。
天使
期待していますよ、セレイナ。
#endregion(2：終了時)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#endregion(2：全体)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#region(3：森の中の追走劇)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#region(3：開始時)
バシラ
次はこっちの道です、王子！
見たところ、まだ神官戦士達も天使達も、
私達を追いかけているようですね……。
アンナ
この森は道が複雑に入り組んでいますから、
上手くいけば敵の追跡から逃れられるはずです。
王子、お急ぎ下さい！
天使
……王子軍を見失ったようですね……。
本当に大丈夫なのですか？
セレイナ
心配には及びません、天使様。
既に多数の神官戦士たちが王子を捜索しています。
……後は追い詰めるだけですよ。
天使
……さすがです、聖なる徒セレイナ。
その働きぶりに神もきっと
お喜びになるでしょう……。
セレイナ
ありがたき幸せにございます。
必ずや王子を捕らえてみせます！
#endregion(3：開始時)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#region(3：終了時)
セレイナ
そ、そんな……。
またも、敗れるなんて……このまま、では……。
バシラ
今がチャンスです王子！ 私の後に
付いてきて下さい！ こちらの道を使えば、
今度こそ敵を撒けるはずです！
それに、この先の森は、霧がかってるから、
あの人達もすぐに私達を見つける事は
出来ないはずです！
アンナ
ありがとうございます。
王子、バシラさんの後に続きましょう！
#endregion(3：終了時)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#endregion(3：全体)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#region(4：霧に包まれた森)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#region(4：開始時)
セレイナ
はぁ……ハァ……だめです……。
どうやら、完全に王子達を
見失ってしまったようです。
天使
……そうですか。
残念ですねセレイナ……我らは……
ここで撤退するしかないようです……。
アンナ
(王子、どうやら私達がこの草陰に
隠れていることには気づいていないようですね。
このまま彼女達をやり過ごしましょう)
ゴブリン
ギャギャッ！？
人間ミツケタ！ 倒セ、倒セッ！
セレイナ
魔物！？
そんな……こんな時に……。
天使様、ここは共に力を合わせて
この窮地を脱しましょう！
神は必ず私達を――
天使
――我らは先に撤退します。
セレイナ
……え？
先に……撤退するって……。
冗談、ですよね……？
天使
貴方の身を守るという
指令は神から受けていません。
セレイナ
そんな、待って……待って下さいッ！
私だけでは、魔物の群を相手になどできません！
お願いです、天使様……私を見捨てないで下さい！
ユリアン
（信じられねぇ……。
天使のヤツ、仲間のはずのセレイナを
本当に見捨てやがったぞ！）
アンナ
このままセレイナさんを放っておけば、
魔物の手にかかってしまいます！
王子、すぐに助けに行きましょう！
#endregion(4：開始時)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#region(4：終了時)
アンナ
何とか魔物を一掃できたようですね。
セレイナさん、お怪我はありませんか？
セレイナ
……は、はい。
特に……大した怪我は、していませんが……。
それよりも……何故ですか……？
何故、貴方達は
敵である私を助けたのですか……？
ユリアン
なぜって……あのなぁ。
人が死にそうだって時に
見過ごせるヤツの方がおかしいだろ！
それにさっきまで仲良くやってたはずの
天使達は何だって急にお前を見捨てたんだ？
セレイナ
見捨てた……。
そう、ですよね……私は、天使に……。
神に、見捨てられたのですね……。
ユリアン
……お、おい。
何もそんなに落ち込むことないだろ……？
アンナ
あの、セレイナさん……。
もしよかったら、これまでの経緯を
私達に話して頂けませんか？
セレイナ
……わかりました。
貴方達に救って頂いた身です。
全てを、お話しましょう……。
#endregion(4：終了時)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#region(4：終了後 (ホーム画面にて))
セレイナ
改めて、自己紹介させていただきます。
私の名はセレイナと申します。
私は大司教として神に仕え、
現在の位に任命されると同時に、天使様と
交信することができる希有な力を獲得しました……。
天使様からの言葉は、
信奉する教義以上の金言として我ら聖職者の
日々の信仰や布教の拠り所とされてきました。
……そうした中で、
私は天使様から、ある託宣を受けました。
それは、王子……
貴方を抹殺しろという内容でした。
天使様が言うには、王子は神の命に背く
邪悪なる者であり、神を打倒せんと軍備を
増強させているとのことでした……。
私は聖職者です……。
神託を疑うことがあってはなりませんので、
天使様の言葉を無条件に信じました。
そうして私は天使様と共に
王子の捜索を開始し、今日に至ったのです。
ですが、貴方たちも知っての通り、
私は天使様に見捨てられ、魔物に
殺されそうになったところを王子に助けて頂きました。
既に私の中には、
王子に危害を加えようなどという気持ちは
微塵もありません……。
ですが、神への信仰心を
失ってしまったかと問われても、
未だ首を縦に振ることはできません……。
少し、私に時間をください。
何を信じるべきか、見定める時間を……。
#endregion(4：終了後)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#endregion(4：全体)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#region(5：大天使長と空舞う天使たち)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#region(5：開始時)
天使
セレイナさん……。
本当に、行かれるのですか？
セレイナ
はい……天使様から受けた仕打ちを
仲間の神官達に話し、協議の上で神意を
導き出さねば我らの信仰は消え失せてしまいます。
大天使長
――その必要はありませんよ、セレイナ。
セレイナ
だ、大天使長様！？
どうして、貴方様がこの場所に……！？
大天使長
貴方をおとりとして王子の居場所を
突き止めただけのことです。
これほど上手くいくとは思いませんでした。
アンナ
おとり……！？ それではわざとセレイナさんを
魔物の群の中に置き去りにしたのですね……。
なぜ、そこまでして王子の命を狙うのですか！？
大天使長
簡単なことです。
人間を滅ぼせという神の命を遂行するのに、
王子の存在が邪魔なのです。
セレイナ
そんな……おかしいです、大天使長様！
天使は先の千年戦争において、神から
人間を守るよう命を受けていたはずです！
大天使長
……神の御心は図り知ることなどできません。
私たち天使はただ従う存在。
それ故に、知る必要も意義もないのです。
セレイナ
そんな……だからと言って、
簡単に人を滅ぼすだなんて……。
大天使長
話はここまでです……さあ、天使たちよ！
普く光を以て、粛清を始めましょう。
王子を、神の名において滅ぼすのです！
アンナ
王子、天使達が一斉に攻めてきます！
戦いの準備を、お願いします！
#endregion(5：開始時)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#region(5：終了時)
大天使長
――うッ、ぐぅぅ……そんな、バカな……。
大天使長である私が
人間などに敗北するなんて……。
……一度、天界へと戻り、
体勢を立て直すとしましょう。
次こそ、必ずや貴方達を滅ぼしてみせます……！
アンナ
天使達が撤退していきます、王子！
セレイナ
人間を滅ぼそうとする神と……、
人間を守ろうとする女神アイギス様……。
……王子、折り入ってお願いがあります。
私を、貴方の仲間に
加えて頂けませんでしょうか？
今回の件で、私の心の拠り所は失われました。
ですが、貴方達の戦う姿に、
未来への確かな輝きを見た気がするのです。
アンナ
セレイナさん……。
はい、是非とも貴方の力をお貸し下さい！
セレイナ
ありがとうございます。
貴方達のお役に立てるよう全力を尽くすと共に、
本当に信じるべきものを必ずや見定めてみせます！
アリサ
あの高名なセレイナ様が
私達の仲間となってくれるなんて……。
か、感激です……ッ！！
アンナ
王子、天使達の思惑や動向は気がかりですが、
今はセレイナさんの加入を喜びましょう！
王子、この度は本当にお疲れ様でした。
#endregion(5：終了時)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#endregion(5：全体)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#region(6：さらわれたセレイナ)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#region(6：開始時)
セレイナ
きゃぁッ――！？
は、離してくださいッ！
貴方は……いったい何者なのですか……？
公爵
怯えているな、女。
ククク……実にいい表情だ。
我は高貴なる吸血種の長にして、
貴様ら下等な人間を支配する者だ。
セレイナ
他者の命を弄ぶ不浄の異種が、
私に何の用だというのですか……！？
公爵
何の用、だと……？
フハハハッ！ これは傑作だ。
吸血鬼を前にしてその様な問いを向けるとはな。
セレイナ
……私の血を、奪うというのですね……。
公爵
そう悲観するでない。我は低位の吸血鬼が
行うような野蛮な採血手法を捨てている……。
貴様はより美しい方法で我に血を贈与するのだ！
セレイナ
う、美しい……方法……？
何を、言っているのですか……？
公爵
貴様のような高位の神官の血を半永久的に
採取する機関が完成したのだよ……ククク。
最初の被験者は貴様だ。光栄に思うがいい！
セレイナ
血を半永久的に……採取する……？
そんな……イヤです……誰か、誰か助けて……。
公爵
そうだ、もっと鳴いてみせろ……ククク。
その絶望が、貴様の血を
より甘美なものにするのだ！
アンナ
――そこまでです、公爵！
今すぐセレイナさんを解放してください！
公爵
……ほう、これは都合がいい。
貴様のような美しい女が自らやってくるとはな。
この聖職者と共に貴様の血も頂くとしよう！
#endregion(6：開始時)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#region(6：終了時)
公爵
――グぁッ、はァ……はぁ……。
なぜ我が、膝をついている……？
人間ごときに……後れを取るとは……。
クソ……。
どうやら考えを改めなくてはいけないようだな……。
一刻も早く完全な力を取り戻し、人間達を
我が支配下に置かなくては、危険だ……！
アンナ
公爵が退いていきます……！
やりましたね、王子！
セレイナ
ありがとうございます、王子。
本当に、もうダメかと思いました……。
フーリ
セレイナさん、そんなに身体を震わせて……。
さぞや恐ろしかったのでしょうね。
アンナ
もう安心して下さい、セレイナさん。
今の貴方には王子と私達がいます！
さあ、共に帰還しましょう。
#endregion(6：終了時)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
#endregion(6：全体)
//＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
//
//
#endregion(ネタバレ注意)
}}
#style(class=split_r){{
&edit{編集};
}}
#clear
|
