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//アンナ
// このようにお願いします。
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///////////////// 緊急ミッション用:ここから /////////////////
#style(class=split){{
#region(ネタバレ注意)
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#region(1:女神たちの戦い)
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#region(1:開始時)
ダン
 ふぁ〜〜〜〜あ…………ったく暇だなぁ。
 留守番なんて退屈すぎるぜ……。
 あーあ、今ごろ王子は強い魔物と戦ってんだろうなぁ。
レアン
 ――何をふぬけたことを言っている!
 我々は王子不在の女神の神殿を警備するという
 大事な役目を背負っているのだぞ!
ダン
 んなこと言ってもよぉ……。
 こう暇じゃ腕が鈍っちまうぜ。
 何かとんでもねぇ敵でも現れねーもんかな?
兵士
 ――た、たたた、大変ですダンさん!!
 魔物が大挙して神殿に押し寄せてきてます!
 それも、有り得ないくらい強そうな魔物たちばかりです!
ダン
 な、なんだってぇ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!?
 おいおいおい、どうすんだよ! 今は王子いねぇんだぞ!
 くゥゥ! 俺らだけでどうしろっていうんだよぉ〜!
兵士
 なーんて冗談ですよぉ、ダンさん♪
 えへへ、ダンさんがあまりに退屈そうだったので、つい。
ダン
 つい、じゃねーよっ!
 よくも俺をダマしてくれたなー!
ソーマ
 ダンさん、そんなふうに怒っちゃダメですよ?
 だって、今日はエイプリルフールといって、
 嘘をついてもいい日なのですから。
#endregion(1:開始時)
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#region(1-1:戦闘中)
ケラウノス
 ふふふ、今こそ王子不在の女神の神殿に攻め込みますよ……
 この日の為に強者ばかりを大勢ひき連れてきたのです。
 さぁ、容赦無く破壊の限りを尽くすのです!
兵士
 ――報告ッ! て、敵襲です!
 神殿前になんと女神ケ、ケケ……ケラウノス出現ッ!!
 魔神や大鬼などの姿もあります!
ダン
 あー、はいはい。もう分かったからさ。
 そういう嘘はモーティマあたりにしてやれ――って、
 マジじゃねぇか! ひぇぇ! ど、どうするんだよぉ!
ダニエラ
 まさか、王子の留守を狙ってくるなんてね……。
 いや、王子がいたとしても女神と魔神と酒呑童子を
 同時に相手にして、勝てるわけがないわ……!
リカルド
 だが、神殿の破壊はアイギス様の加護を失うことと同義だ。
 そうなれば、人が魔物に対抗する手段はなくなる……!
 今は奇跡を信じて、俺達だけで迎え撃つんだ!
ケラウノス
 奇跡を信じる……? ククク……フハハハハッ!
 いいでしょう。救済の力を失った愚かなる我が妹、
 女神アイギスを盲信しながら醜く朽ち果てるがいい!
ヴァレリー
 みんな、諦めちゃダメだ!
 現状を打破する手段はまだ残っている……。
 それは、女神アイギス様を召喚することだ!
アリサ
 アイギス様を召喚……!?
 で、ですが依代となる人間はどうするのですか!
 それに、うまくいくという確証もありませんし……。
ヴァレリー
 それはそうだけど……いや何でもない、忘れてくれ。
 依代となった人間は命を落とすのだからね……。
 リカルド君の言う通り、ここは僕らだけで何とかしよう。
ダン
 (依代となる人間がいればアイギス様を召喚できる、か。
 ……いいだろう。そもそもこんな状況になったのは、俺が
 強敵の出現を望んだせいかもしれないんだからな……!)
 
 わりぃ、みんな! 先に行っててくれ!
 ちょっと俺、トイレ。
ケイティ
 え? こ、こんな時に何を言って……いえ、
 今はダンさんにかまっている暇はありませんね。
 それでは皆さん、出撃です!!
#endregion(1-1:戦闘中)
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#region(1-2:戦闘中)
ケイティ
 ……まだ後陣の魔神が動き出す気配はありませんが、
 侵攻を開始すれば私たちに止める手立てはありません。
 やはり、最初から勝ち目などなかったのでしょうか……?
女神アイギス
 ――諦めてはなりません、人の子よ。
 今より、この女神アイギスが力を貸しましょう!
アリサ
 あ、アイギス様が顕現なされた――!?
 すごい……本当に、奇跡が起きたのですね!
 ですがアイギス様の肉体は失われていたはずでは……?
女神アイギス
 説明は後です。
 今は戦いに勝つことだけを考えるのです!
ケイティ
 復活なされた女神アイギス様の力は絶大……。
 これならば魔神や酒呑童子にも勝てるはずです!
 
 しかし、強大な力ゆえに出撃コストも膨大のようです。
 ……皆さん、アイギス様がこの戦場へ出撃できるよう、
 とにかく今は出撃コストを溜める事に注力してください!
#endregion(1-2:戦闘中)
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#region(1:終了時)
ケラウノス
 ――ば、バカなッ!? アイギスを召喚するなんて……!
 しかし人身御供の果てに勝利を得るとは……ふふふ。
 アイギスよ、犠牲の上で得た勝利はさぞ甘美でしょうね。
ケイティ
 ――女神ケラウノスの撤退を確認!
 アイギス様、ありがとうございました!
レアン
 ……ですが、その肉体はどういうことなのですか?
 アイギス様の召喚は、誰かが依代とならなければ
 成就しないと聞いていましたが……?
モーティマ
 現に復活できてんだから細かい事は別にいいじゃねーか!
 ……って、それよりもダンのやつ遅いな。
 いつになったらトイレから戻ってくるんだ?
ダン(女神アイギス)
 ……俺なら、ここだぜ。
モーティマ
 ――えッ!?
 ど、どうしてアイギス様からダンの声が……!?
ヴァレリー
 そうか……ダン。
 きみは、自らを依代としてアイギス様を召喚したんだね。
ケイティ
 なんて、ことを…………。
 ダンさん、女神の依代となった人間は、
 その代償として命を失うのですよ!?
ダン(女神アイギス)
 覚悟の上さ。それに、俺なんかの命で、
 女神アイギス様が復活できたんだ。
 ……これ以上の命の使い道なんかねーだろ?
モーティマ
 このバカヤロウが……!
 ひとりでぜーんぶ背負い込みやがって。
 誰もこんな勝利なんざ望んじゃいねーぞ……!
ダン(女神アイギス)
 モーティマ…………それに、みんな。
 へへ、俺の為に泣いてくれてありがとな。
 今まで楽しかったぜ。じゃあな………………。
ソーマ
 ダンさん! 待って……いかないでください!
 そんな……これでお別れだなんて……ぐすッ……。
 誰か、嘘だって……言ってくださいよぉ……うぅぅ。
女神アイギス
 人の子らよ……。
 我が依代となった格闘家ダンの命を
 救いたいと、心から望むのですか?
モーティマ
 あったりめぇだろ!
 ダンを助けられるってんなら、俺が今まで貯め込んだ
 お宝を全部あんたにくれてやってもいいぜ!
女神アイギス
 ……分かりました。
 ならば、ダンを救う方法は教えましょう。
//あいgすめ
ケイティ
 ほ、本当ですか!?
 ですが、その方法とはいったい……?
女神アイギス
 私の内に宿る復活の力を使うのです……。
 この力は、いずれ訪れる最後の戦いの為にと蓄えてきた、
 女神が復活する為に必要な聖なる力です。
 
 神が復活するには到底足りない量ではありますが、
 これをすべて使うことで人間ひとりの命……つまり、
 ダンの命を復活させることができるかもしれません。
 
 さあ、人の子よ……選ぶのです。
//割るのです。
ケイティ
 最終決戦の為の力を全て使うという事ですか……?
 ダンさんの命と世界の運命……。
 それを天秤にかけ、私たちが選ぶだなんて……。
王子
 ……。
ケイティ
 ――王子!?
 戻られたのですね! じ、実は──…………。
アンナ
 …………ダンさんが!?
 まさか、そのようなことになっていたとは……。
 王子、時間がありません。どうか、ご決断を。
//なんで時間がないの?
王子
 ……。
アンナ
 そうですね。迷うことなど何もありません。
 アイギス様、私たちはダンさんの復活を望みます。
女神アイギス
 わかりました。
 それがあなた達の決断なのですね。
 では…………はぁ――――!!
ダン
 …………ん、ぅぅぅ…………!
ソーマ
 ダンさん!?
 よかった……ダンさんが復活しました!
女神アイギス
 ……では、我が精神は神殿に戻るとしましょう。
ダン
 ――──う、あぁ、ぁっ……。
 あたまが、痛てぇ……身体も、ぜんぜん力が入んねぇ……。
モーティマ
 さっきまで死んでたんだ。
 それくらい我慢しやがれってんだ。
ダン
 わ、分かったから抱きつくなモーティマ……ッ!
 それよりも王子……あんた、なんてことを……。
 俺のことなんか……気にしなくてよかったのに。
アンナ
 何を仰るのですか。ダンさんは大切な仲間です。
 見捨てられるはずありません。そうですよね、王子?
王子
 ……(コクリ)
女神アイギス
 …………。
 
 (それにしても、一瞬の迷いもなく仲間の命を選ぶとは)
 
 (ふふっ……これこそが、私が信じた人間の強さ。
 そう、私が守りたいと切望した心の輝きなのです。
 王子、世界の行く末はあなたに託しましたよ)
#endregion(1:終了時)
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#region(1:終了後 (お知らせにて))
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#endregion(1:終了後 (お知らせにて))
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#endregion(1:全体)
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#endregion(ネタバレ注意)
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