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//会話を追加してくださる方は、
//該当部分の「#region()〜#endregion()」の文頭についた「//」を外してご利用ください。
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//
//また、キャラの名前は、文頭に(-, ,+)などを入れずにそのままで、
//セリフは「半角スペース」を入れて入力するようお願いします。
//例)
//アンナ
// このようにお願いします。
//
//
///////////////// 緊急ミッション用:ここから /////////////////
#style(class=split){{
#region(ネタバレ注意)
//=========================
#region(1:オークの侵攻)
//==================
#region(1:開始時)
オーク
 この一撃でトドメだ、帝国の兵士よ。
 独りになっても、
 最期まで戦うその気高さは美しかったぞ。

???
 ……くそ……ここまでか……。

オーク
 さぁ、美しく散れぇぇ!

ルナール
 ――王子!! こっちだよ!
 森にオークの大群が押し寄せてきたんだ!
 本格的に地上へ侵攻を始めたに違いないよ。

オーク
 ふむ、新たな人間どもが来たか……。
 どうやら邪魔が入ったようだ。
 運がいいな、帝国の兵士よ。

???
 ……。

オーク
 ヤツらとも戦ってみたいところだが、
 まずは部隊長へ報告せねばいかんな……。
 この場はあいつらに任せるか。
 
 行け! お前ら!
 人間どもを蹴散らせぇ!

ユリアン
 ちっ……あれはレッサーオークだな。
 オークの中でも非力で
 戦士になれなかった奴らだ。
 
 とはいえ、当然ゴブリンよりもはるかに強い。
 それに、傷を負うと凶暴化するときた……。
 注意した方がいいぜ、王子。

???
 ……邪魔を、しないでくれ……。
 私はまだ……戦える。

ユリアン
 お、おい! そこのあんた。
 まさか、まだ戦う気なのか!?
 後は俺達に任せてとっとと退避しな!

???
 私は最後までオークと戦う……。
 それが私の使命だから……。
 絶対に逃げない……!
#endregion(1:開始時)
//==================
#region(1:終了時)
アンナ
 どうやら無事に勝てたようですね。
 さすが王子です!

ユリアン
 それにしても、
 あんたその身体でよく戦いきったな。
 名前を聞かせて――

???
 助けてくれてありがとう。
 ……じゃあ、私は他に行くところがあるから。

ユリアン
 お、おいっ……!
 って、行っちまったな……。
 一体あいつは何者だったんだ?

ルナール
 ……彼女は白の帝国の兵士だよ。
 仲間との会話を聞いてたけど、
 レーゼルって呼ばれてたな。

アンナ
 白の帝国!?
 ルナールさん、これまで何があったのか
 話してくれますか?
#endregion(1:終了時)
//==================
#region(1:終了後 (ホーム画面にて))
ルナール
 王子たちが来るまでに、
 ジャングルで何があったか話すね。
 
 実は、ずっと前から
 白の帝国はジャングルを守る為に
 多くの部隊を駐屯させていたんだ。
 
 だから魔物たちが魔界から現れた時は、
 ジャングルの為に敵と戦ってくれてたんだ。
 
 だけど、魔界からオークの大群が出現すると、
 その圧倒的な数と力に
 駐屯していた部隊は崩壊した……。
 
 生き残った者たちは次々と撤退したけど、
 レーゼルだけはジャングルに
 留まって、オークと戦ってくれてたんだ。
 
 でも彼女の様子は普通じゃないよ……。
 あのままじゃオークに
 やられるに決まってる。
 
 どんな理由であれ、
 ジャングルの為に戦ってくれている
 レーゼルをアタシは放ってはおけない!
 
 このままアタシは彼女を追いかけるけど、
 王子はどうする……?
 
 ……一緒に来てくれる?
 うん、それでこそ王子だよね!
 そうと決まれば、すぐに彼女を追いかけよう!
#endregion(1:終了後 (ホーム画面にて))
//==================
#endregion(1:全体)
//=========================
#region(2:レッサーオーク)
//==================
#region(2:開始時)
ルナール
 確かこの方角に
 レーゼルは進んでいったはずだけど……。
 一向に見当たらないなぁ。

ユリアン
 それにしても帝国軍ってのは薄情だぜ。
 仲間ひとり置き去りにして
 みんな逃げ出しちまうんだもんな。

ルナール
 薄情? 何てこというんだよ!
 帝国の兵達は部隊が壊滅する寸前まで
 ジャングルの為に戦ってくれたんだよ!

ユリアン
 ……わ、悪かったよ。
 そうとは知らず、軽口を叩いちまった……。

兵士
 報告!
 前方に魔物の姿を確認!
 警戒してください!

オーク
 ――おぉ? まだ人間が残っていたか!
 このあたりにはもう人間は残っていないと
 思っていたが、これは幸運だ!

ユリアン
 ようやく現れたな、オーク共め……。
 帝国兵が命を削ってまで戦ったっていうなら、
 俺もそれに恥じない戦いをさせてもらうぜ!

アンナ
 王子、私達もユリアンさんに続きましょう!
 戦いの準備をお願いします!
#endregion(2:開始時)
//==================
#region(2:終了時)
アンナ
 王子、オークが撤退していきます。
 やりましたね。

ダナン
 ――王子!
 勝利を喜んでる余裕はないぞ!
 すぐに進軍を再開するんだ!

アンナ
 どうしたのですか、ダナンさん?

ダナン
 この先にある村を
 オークの軍団が襲撃してるようなんだ!
 頼む、急いでくれ!

アンナ
 それはまずいですね。
 王子、すぐに村へ向かいましょう!
#endregion(2:終了時)
//==================
#endregion(2:全体)
//=========================
#region(3:占拠された村)
//==================
#region(3:開始時)
オーク
 ようやく人間の村を占領できたようだな。
 
 これでジャングルの中の狙撃から
 安心して身を守ることが出来るだろう。
 
 人間の集落などに興味はないが、
 この地は戦いに適した開けた場所だ。
 これで戦いが有利になるぞ……。

レーゼル
 (何てことだ……私の狙撃のせいで、
 村が襲われただなんて……)
 
 (こうなったら……)
 
 オーク! 今すぐ村を開放するんだ!
 ジャングルの中からの狙撃は全て
 私によるものだ! これで満足だろう?

オーク
 自ら地の利を捨てるとは間抜けな人間め。
 なぜ我らの前に現れた……。
 まあいい、ここで倒させてもらうぞ。

ルナール
 ――王子!
 あそこを見て! レーゼルだ!
 早く助けに行こう!
#endregion(3:開始時)
//==================
#region(3:終了時)
アンナ
 やりましたね、王子。
 オークが撤退していきます。
 村を取り戻すことができました!

レーゼル
 力を貸してくれて……ありがとう。
 あのままでは、きっとやられていた……。

ダナン
 礼はいい。
 それよりもあんたが無事でよかった。
 これからは協力してオークを倒していこう。

レーゼル
 悪いけど……それはできない。
 帝国と敵対している王子たちと
 馴れ合うことはできないんだ……。

アンナ
 帝国とは戦ったこともありますが、
 共に協力して魔物を倒したこともあります。
 どうか私達を信じてください。

レーゼル
 好意は嬉しいが……すまない。
 私はこのまま独りでいくよ。
 それじゃあ……。

ダナン
 融通の利かないやつだな。
 だがそれでこそ帝国兵だとも思ってしまう……。
 なかなかに彼女も複雑というわけか。

アンナ
 ここまで来て、レーゼルさんを
 放っておくことはできませんね。
 王子、彼女を追いかけましょう!
#endregion(3:終了時)
//==================
#endregion(3:全体)
//=========================
#region(4:歴戦の強者)
//==================
#region(4:開始時)
オーク
 良き報せがございます。
 ついに、噂に名高い
 例の王子を発見しました!

オーク部隊長
 それは本当か!?
 ついにあの王子と戦うことができるのか……。
 魔界から出向いた甲斐があったというものだ!

オーク
 魔物の軍勢に対して抵抗を続ける人間……。
 その中で最も強い者と戦いたいと言う
 部隊長様の願いが叶うのですね。

オーク部隊長
 聞くところによれば、
 白の帝国の皇帝にも比肩するほどの
 強者だという話だからな!

レーゼル
 (――今のうちに笑っているがいい。
 ……この一撃で仕留める……ッ!)

オーク部隊長
 ――ッ!?
 銃撃……だと?
 誰だ卑怯な手で戦場を汚す輩は!?

レーゼル
 クソっ!
 仕留め損なったか……!
 このまま応戦するしかないか……。

アンナ
 ――王子、レーゼルさんを見つけました!
 どうやらまた単身で
 オークと戦うつもりのようです!

ダナン
 早まるなレーゼル!
 だめだ、聞こえていないようだ。
 王子、あたし達もすぐに加勢するぞ!
#endregion(4:開始時)
//==================
#region(4:終了時)
アンナ
 やりましたね、王子!
 オーク軍が続々と退いていきます!
 これでこの地に平穏が戻るでしょう。

レーゼル
 やったぞ、みんなぁーッ!
 オーク達を倒すことができたんだ!
 私達は、ついに成し遂げたんだー!!

アンナ
 え!? あ、あの……レーゼルさん!?
 ――きゃぁっ!? あの……きゅ、急に
 抱きつかれると……は、恥ずかしいです……。

レーゼル
 ご、ごめん……嬉しくてつい……。
 その……力を貸してくれてありがとう。
 本当に貴方達には迷惑をかけてしまった……。

ダナン
 気にすることはない。
 ジャングルの平和を守る者同士、
 共に助け合うのは当然のことさ。

兵士
 ――はぁ、はぁ……ほ、報告ッ!
 お、オークの大部隊が、
 ジャングルの奥地に突如として出現した模様!

レーゼル
 な……なんだって……ッ!?
 大部隊って……ど、どういうことだ……?

ダナン
 おそらく先ほど私達が倒したのは、
 偵察か先遣隊に過ぎなかったという訳か。
 どうする……ここは逃げるのも手だぞ?

アンナ
 ダナンさんの言うことも一理ありますが……。
 それでも、ここで逃げるわけにはいきません!
 王子、体勢を立て直し大部隊に備えましょう!
#endregion(4:終了時)
//==================
#endregion(4:全体)
//=========================
#region(5:荒れ狂う四色の竜)
//==================
#region(5:開始時)
兵士
 報告!
 竜の姿を確認!
 直ちに臨戦態勢をとってください!

ケイティ
 王子、大量の竜が暴れているようです。

アンナ
 凶悪な魔物を放ってはおけません。
 戦いの準備をお願いします!
#endregion(5:開始時)
//==================
#region(5:終了時)
兵士
 すべての魔物の掃滅を確認!
 周囲に魔物の姿はもうありません!

ケイティ
 王子、お見事です。
 あれだけの数の竜を倒してしまうとは……。
 強くなられましたね。

アンナ
 それでは王子、帰還しましょう。
 この度はお疲れ様でした。
#endregion(5:終了時)
//==================
#endregion(5:全体)
//=========================
#region(6:密林の洞窟)
//==================
#region(6:開始時)
帝国兵士
 ……な、なぜだ?
 さっきまで無かった筈の岩が道を塞いでる……。
 この経路からは洞窟を出られそうにないな……。
 
 くそ……オークの猛攻をしのぐ為に
 この洞窟に身を潜めたというのに、
 出口を見失っては反撃どころではないぞ。

ゴブリン
 ……ギャギャッ!
 オレタチガ運ンダ岩デ、
 人間、困ッテル、迷ッテル、弱ッテル!
 
 弱ッテル今ナラ、キット倒セルハズ!
 ミンナ、行クゾッ、ギャギャッ!

帝国兵士
 ――ッ!?
 こ、こんな時にゴブリンだと!?
 俺の命運も、ここまでかもしれないな……。

チグリ
 ――王子! ここだよ!
 帝国兵がオークから逃げる為に、
 この洞窟に入っていくのを見たんだ!

ゴブリン
 ギャギャッ!
 知ラナイ人間ガ来タゾ!?
 ドウスル? ドウスル?

帝国兵士
 ……貴方達は、何者なんだ?
 まさか……我々を助けてくれるというのか!?
#endregion(6:開始時)
//==================
#region(6:終了時)
ゴブリン
 ギャ……ギャ……。
 仲間ヲ呼ブナンテ、ズルイ……。
 ミンナ……ニゲロ、ニゲロ……!

チグリ
 よっし、どうやらゴブリン達は
 みんな逃げていったみたいだね。
 王子、お疲れさん!

帝国兵士
 ……助けてくれて、ありがとう。
 貴方達が来なかったら、
 ゴブリン達にやられていただろう……。
 
 だが、見たところ貴方たちは他国の
 兵のようだが、なぜ帝国軍である
 私たちのことを助けに来てくれたのだ……?

チグリ
 あんたら帝国兵は
 長い間この森を守ってくれてただろ?
 まあ、恩返しみたいなもんだよ。
 
 って言っても、そんな理由なんか無くても、
 ジャングルの中で誰かが困ってたら
 助けなきゃって思うのが当然だろ?

帝国兵
 本当に、感謝の念に堪えない……。
 我々もオークとの戦いに復帰するつもりで
 いたが、この傷ではどうやら足手まといだな。
 
 我らはこのまま帝国へと帰還することにする。
 なに、帰路くらいは我々でなんとかなるさ。
 世話になったな。それでは。
#endregion(6:終了時)
//==================
#endregion(6:全体)
//=========================
#region(7:帝国の治癒士)
//==================
#region(7:開始時)
兵士
 で、伝令ッ!
 オークの本隊が到着した模様!
 その規模……先の部隊とは比較になりません!

アンナ
 ……王子。
 オーク軍本隊は、予想をはるかに超える戦力を
 有しているようです。撤退なさいますか……?

王子
 ……。

アンナ
 撤退はしない……ですか。
 王子ならそう言うと思っていました。
 私も、最後までお供させていただきます。

ユリアン
 そもそもオークの狙いが王子なんだ。
 ここで逃げても、いつかは戦わなきゃならねえ。
 っつーわけで、俺様も付き合ってやるぜ、王子。

ケイティ
 レーゼルさん……オーク本隊の襲来を
 報告しに帝国へと戻って頂けますか?
 もしかしたら援軍が望めるかも知れません。

レーゼル
 私をここから逃がそうという心遣いは不要だ。
 今さら援軍要請をしたところで間に合わない
 ことくらい、貴方達なら分かるはずだ。
 
 それに……最後まで戦いたいんだ。
 独りだった私の為に力を貸してくれた、
 貴方達と共に、戦い抜きたいんだ……。

???
 ――少し会わない間に、
 随分と優しい目をするように
 なったのですね、レーゼルさん。

レーゼル
 え、エリアス!?
 なぜ帝国の治癒士がこんな場所に……?
 まさか……ついに、援軍が到着したのか!?

エリアス
 お待たせして、本当にすみませんでした。
 既に、後陣の準備は完了しています。
 これより帝国によるオーク討伐を再開します!

兵士
 伝令!
 オーク軍団の接近を確認しました!
 皆さん、臨戦態勢をとってください!

ユリアン
 絶好のタイミングだぜ、まったく。
 っしゃあ! こっからが本番だぜ。
 王子、レーゼル! オークをぶっ倒すぞ!
#endregion(7:開始時)
//==================
#region(7:終了時)
エリアス
 敵の掃滅を確認しました。
 レーゼルさん、そして王子軍の皆さん、
 お疲れ様でした。

アンナ
 えっと、エリアスさん……でしたよね?
 ご助力いただき、ありがとうございます。
 このまま共にオークと戦って頂けるのですか?

エリアス
 申し訳ありません。
 王子軍との共闘は、我ら帝国兵にとっては
 あまり好ましいことではないのです。
 
 見たところ、王子軍の皆さんはかなり疲弊
 しているようですし……悪いことはいいません。
 このままこの地から撤退して頂けませんか?

ユリアン
 バカ言ってんじゃねえ! 今さらのこのこ
 やってきた帝国なんかに任せておけるかよ!
 王子、さっさとオークの本陣へ行くぞ!

アンナ
 あ、あの……。
 レーゼルさんは、どうなさるつもりですか?

エリアス
 レーゼルさんは先の戦いで腕を負傷しています。
 既に猟銃を握ることすらできない状態です。
 これ以上の戦闘は私が許可しません。

レーゼル
 と、いうわけだ……。
 すまない、最後まで共に戦うつもりでいたが、
 このままでは足手まといになるのは明白だ。
 
 ……だが、これからも貴方達が
 困った時には駆けつけるつもりでいる。
 私の力が必要ならいつでも呼んでくれ……。

エリアス
 何をこそこそ話しているのですか……?
 レーゼルさんには早急な治療が必要なのです。
 早く医療班のテントまで来て下さい。

レーゼル
 すまない、もう行かなくてはいけないようだ。
 みんな、今まで本当にありがとう……。
 王子……絶対に生きて帰ってくるんだぞ。
#endregion(7:終了時)
//==================
#endregion(7:全体)
//=========================
#region(8:オークの勇者)
//==================
#region(8:開始時)
チグリ
 どうやら、ここがオークの本陣のようだね……。
 王子、ここからは
 一瞬たりとも気を抜かないようにしてくれ……。

山賊
 お、おい……本当にあの
 大部隊と戦うのかよぉ……?
 やっぱり引き返さねえか?

ルナール
 逃げたいのなら止めないよ。
 いくら帝国軍が後ろにいるとはいえ、
 最前線は未だあたし達だけしかいないんだから。

オーク勇者
 ――強き者たちよ!
 隠れていないで、オレの前に出てくるのだ!
 そこにいるのは分かっているぞ。

アンナ
 ――ッ!? こ、こちらを見ています。
 どうやら言葉に偽りはないようですね……。
 王子、警戒しつつ、オークへ近づきましょう。

オーク勇者
 ようやくオレの前に姿を現したか、王子!
 其方と戦う為、あえて本陣への
 接近を許したのだ。もっと近くへ来るがよい。

ダナン
 くそ、まさか誘導されていたとは……。
 それにあのオーク、明らかに他とは威圧感が
 異なる……相当な猛者とみて間違いないだろう。

オーク勇者
 強き者と相対するこの瞬間の何と甘美な事か。
 オークとは闘争の化身にして強さの権化!
 更なる武勲を得んと、この身がたぎりよるわ!
 
 オレは族の武勇が頂に立つオークの勇者!
 人中の勇者と称される王子に対敵せんと、
 はるばる魔界からやってきたのだ!

ユリアン
 おいおい……強いヤツと戦いたいが為に、
 これだけの戦火を森にぶちまけたってのか?
 狂ってやがる……放っておくには危険すぎるぜ。

オーク勇者
 既に機は熟している……。
 さあ王子、闘争に身を委ねるのだッ!
 いざ、尋常に……勝負ッ!

アンナ
 王子、オーク軍が一斉に攻めてきます!
 ここでオークとの戦いに決着をつけましょう。
 戦いの準備をお願いします!
#endregion(8:開始時)
//==================
#region(8:終了時)
オーク勇者
 ――うぐぁあッッ!!
 み、見事だ、人間の勇者よ……。
 オレを打ち負かすとは……さすがだ……。
 
 だがオレを倒したことで、オークの別の部族らが
 其方の強さに目をつけることだろう……。
 ふっ……戦いは始まったばかりというわけだ。
 
 いいか、王子……。
 其方はこのオレが倒すのだ。
 オレ以外のオークに負けるなど許さぬからな。

アンナ
 貴方に心配されなくとも王子は負けません!
 私をはじめ、多くの仲間が絶対に王子を守ります!

オーク勇者
 真の強者には良き仲間が集う……か。
 王子、次に会う時が楽しみだな。更なる鍛錬を
 積み、必ずや其方を倒すと誓おう。さらばだ!

ダナン
 …………ようやく終わったな。
 他のオーク達も、帝国軍の攻勢によって
 ほとんどが魔界へと退いていったようだ。

ルナール
 最初はどうなることかと思ったけど、
 何とかなってよかったね、王子!

ユリアン
 だが、オークとの戦いはまだ終わってねえ。
 戦いを生き甲斐とするオーク族の闘争本能には
 正直、驚かされてばかりだぜ……。

ダナン
 どうした、ユリアン?
 お前らしくもない。
 まさか怖じ気づいたのか?

ユリアン
 ば、バカなこと言ってんじゃねえよッ!
 オークが何体こようが、俺様が王子を守って
 やるさ。大船に乗った気でいていいぞ王子。

アンナ
 オークの動向は今後も注意が必要ですね。
 ですが、帝国との共闘の末に勝ち得た
 ジャングルの平和を今は享受すべきでしょう。
 
 王子、この度は本当にお疲れ様でした。
 それでは、皆と共に帰還しましょう。
#endregion(8:終了時)
//==================
#endregion(8:全体)
//=========================
#region(9:魂を呼び起こす者)
//==================
#region(9:開始時)
リッチロード
 いいぞ……。
 この地は死んでいった者達の
 怨念に満ちている……。
 
 これだけ多くの不死者を作っても
 まだ尽きることのない怨み辛み……。
 これならば最強の不死者軍団を作ることも――

エレット
 ――見つけたぞ、リッチロード!

エーテル
 それ以上の死者への冒涜は、
 私達が許しません!

リッチロード
 人間か……ふむ、ちょうど良い。
 キサマらを殺して、不死者軍団の
 走狗として永久に使役してやる。
 
 さあ行け!
 やつらに、死よりも恐ろしい
 恐怖を味合わせてやるのだ!
#endregion(9:開始時)
//==================
#region(9:終了時)
リッチロード
 ギャアア――ッ!?
 こ、こんな……はずでは……。
 
 だが……これで勝ったと……思うな……。
 
 私が滅びることはない……。
 ……そう、魔神ビフロンス様がいる限り……、
 不死者は何度でも蘇る……。
 
 ビフロンス様がいる限り、
 キサマら人間には勝ち目など無いのだ……。
 ふはははは……!

エレット
 最後の最後まで
 薄気味の悪いやつだったね……。

エーテル
 ええ。それに、魔神ビフロンスは、
 やはり彼らの背後に
 潜んでいるようですね……。

エレット
 ビフロンス……。
 やつがいる限り、
 不死者は何度でも蘇る……か。
 
 って、ここで不安になっててもしょうがないね。
 とにかく今はリッチロードを倒せたし、
 しばらくは何も出来ないはず!
 
エーテル
 そうですね。私達には王子と仲間がいます。
 共に対策を考えることにしましょう。
 それでは帰還しましょう、エレットさん。
#endregion(9:終了時)
//==================
#endregion(9:全体)
//=========================
//
//
#endregion(ネタバレ注意)
}}
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&edit{編集};
}}
#clear

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