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//また、キャラの名前は、文頭に(-, ,+)などを入れずにそのままで、
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//例)
//アンナ
// このようにお願いします。
//
//
///////////////// 緊急ミッション用:ここから /////////////////
#style(class=split){{
#region(ネタバレ注意)
//=========================
#region(1:呪われし武器)
//==================
#region(1:開始時)
アンナ
 王子、ゴブリン出現の報告があったのは
 このあたりです。
兵士
 ――報告ッ!
 魔物の姿を確認しました!
アンナ
 早速現れましたね!
 王子、戦いの準備をお願い致します!
#endregion(1:開始時)
//==================
#region(1:戦闘中)
ゴブリン博士
 サスガ王子、相変ワラズ強いノデアル。
 しかしココまでハ、ワタクシモ想定内デアル。
 ゴブリン兵、サァ、コノ武器を装備するノデアル。
ゴブリン
 ソウビ! ソウビ!
ゴブリン博士
 魔界マーケットの店主もオススメ。
 「これで噂の王子も一刀両断!」のウタイ文句に
 ツイツイ買ッテシマッタノデアルガ……。
 
 ……果タシテ効果ハ如何ホドカ。
ゴブリン
 ハカセ タイヘン!
 コレ、タイリョク ヘル!
ゴブリン博士
 ナ、ナンダト! ソンナ副作用ガ!?
 イワク付キの品トワ、想定外デアル……。
 だ、ダガ、殺傷能力が高イ事には変ワリナイハズ!
#endregion(1:戦闘中)
//==================
#region(1:終了時)
ゴブリン博士
 マ、敗ケハシタガ、一定の収穫はアッタノデアル。
 もっとアノ武器ヲ仕入れテ次こそハ……。
 王子め、覚えテロッ!
モーティマ
 ふぅ、やっと追い返せたか。
 やたら切れ味の良い武器を持っている奴がいて
 苦労したぜ。
アンナ
 もしかして、この武器ですか?
 さっきゴブリンが逃げる時に落として
 いったようですが。
モーティマ
 お、まさしくコレだ!
 ちょっと、俺も装備してみ――
???
 ――ああっ!!!!? だ、ダメです!!!
 それは『呪いの武器』です!
 装備したら不快な音色とともに呪われてしまいます!
モーティマ
 お、おわっ!?
 だ、誰だてめえは……?
ケイティ
 あなたは、エイミーさんではないですか!?
アンナ
 ケイティさん、お知り合いなのですか。
ケイティ
 はい。
 いつも武器を安値で売ってくれる、武器商人の方です。
 彼女のお陰で、兵達の武器を賄えているんです。
アンナ
 そうなのですね。
 ところで先ほど『呪いの武器』と仰ってましたが、
 いったいどういう事ですか?
エイミー
 実は色々と込み入った話でして……。
 私の話を聞いて頂けないでしょうか?
アンナ
 分かりました。
 それでは落ち着いて話せる場所へ移動しましょう。
#endregion(1:終了時)
//==================
#region(1:終了後 (ホーム画面にて))
エイミー
 初めまして、王子。
 私は武器を専門に取り扱っている商人で、
 名前はエイミーと言います。
 
 早速本題なのですが、
 実は、さっきゴブリンが落としていった武器は
 『呪いの武器』というものなのです。
 
 呪いの武器は装備した者の生命力と引き換えに
 武器の殺傷能力を大幅に高めるもので、
 とても危険な品物なのです。
 
 しかも私の知る限り、武器にかけられた呪いを
 解く方法は今のところ見つかっていません。
 
 呪いはその殆どが禁忌の古代魔術や
 魔物の断末魔の悪あがきによる強固なもの……。
 そう簡単に解呪する事は出来ないのです。
 
 私はこれまで、沢山の冒険者や
 次代の勇者と名乗る者達が、
 呪いの武器の餌食になったのを見てきました。
 
 武器商人として、これ以上、呪いの武器の被害を
 増やすわけにはいかないと思い、
 私は呪いの武器を集めることにしたのです。
 
 いつか武器にかけられた呪いを取り去る事が
 出来ると信じて……。
 
 ですが、ある朝起きたら、その呪いの武器が
 すべて盗まれてしまっていたのです……。
 
 生命力を奪う『呪いの武器』なんて、
 誰も欲しがらないし、
 売り物にはならないはずなのですが……。
 
 まさか、魔物の手に渡ってしまったなんて……。
 魔物達にとっては強大な力を得られるのであれば、
 自らの生命が滅ぶ事など、細事なのでしょう。
 
 先ほどゴブリンから
 いくつか取り返す事は出来ましたが、
 盗まれたのは、あれで全てではありません。
 
 このまま魔物達に「呪いの武器」が悪用されたら、
 多くの人達の命が危険にさらされます。
 
 王子、お願いです。
 どうか残りの『呪いの武器』を探すのを
 手伝って頂けないでしょうか?
 
 ……本当ですか!?
 ありがとうございます、王子!
#endregion(1:終了後 (ホーム画面にて))
//==================
#endregion(1:全体)
//=========================
#region(2:ゴブリンの強襲)
//==================
#region(2:開始時)
アンナ
 エイミーさん、盗まれた『呪いの武器』の在処は
 すでに分かっているのでしょうか?
エイミー
 すみません、アンナさん。
 実は、まったく分かっていないのです……。
 
 『呪いの武器』を手に入れた魔物達に
 情報を聞いて回るしか手段はないかと。
ソーマ
 という事は、
 ゴブリンから事情を聞くという事ですね……。
 魔物の彼らが簡単に教えてくれるか心配です。
ケイティ
 手がかりは他にないですし、仕方ありません。
 おそらく、ゴブリンはこの辺りにいるはずです。
 王子がいると分かれば姿を現すと思いますが。
ゴブリン
 ギャギャ! オウジ! ハッケン!
ゴブリン博士
 王子メ……今度こそハ負けないノデアル。
 クイーン様から賜ッタ予算スベテを、
 アノ武器ニ使イ込ンダノダ! 覚悟するノデアル!
#endregion(2:開始時)
//==================
//#region(2:戦闘中)
//???
// 未編集
//#endregion(2:戦闘中)
//==================
#region(2:終了時)
エイミー
 王子、ありがとうございます!
 どうにか『呪いの武器』を取り戻すことができました!
ゴブリン博士
 ハァ、クイーン様から賜った予算ギリギリで
 仕入レタノニ……。ワタクシ、ショックでアル……。
 ドウ申し開きスレバ良イモノカ……。
ゴブリン
 ツカイコミ! ツカイコミ!
エイミー
 あ、あのー……。
 落ち込んでるところ悪いのですが、
 この武器をどこで手に入れたか教えてくれませんか?
ゴブリン博士
 ……魔界マーケットなのデアル。
 日用品から兵器までアラユル物が手に入る、
 品揃えバツグンのファンタジックな市場ナノデアル。
ユリアン
 魔界マーケット……?
 だとすると、他の魔物達の手にも渡っているって事か。
 ゴブリン、他に買っていた奴は見てないのか?
ゴブリン博士
 ワタクシ、何も見テないノデアル。
 敵デアル人間ニ情報は売らないノデアル!
エイミー
 ふーん。そうですかぁ。
 話してくれたら、謝礼をはずもうと思ってたのですけど、
 残念ですねぇ。
ゴブリン博士
 (ア、アレハ……ゴールド!)
 アッ! タッタ今思イ出シタノデアル!
 マーマン達が残り全部を買イ占メテイタノデアル。
アンナ
 王子、マーマンは海辺にいるはずです。
 すぐに向かいましょう!
#endregion(2:終了時)
//==================
#endregion(2:全体)
//=========================
#region(3:呪いの投槍)
//==================
#region(3:開始時)
エイミー
 見つけましたよ、マーマン!
 あなた達が魔界マーケットで購入した武器は盗品です!
 すぐに元々の持ち主である私に返して下さい!
マーマン
 何を言っているのだ、あの小娘は……?
 これは我々がきちんと金を払って買ったものだ。
 文句があるのならば売った店主に言うのだな。
エイミー
 それなら私がそれ以上の金額で買い取りましょう。
 こう見えても私、けっこう持ってるんです。
 だから『呪いの武器』をこちらに渡して下さい。
マーマン
 金銭の問題と捉えているとは……話しにならんな。
 我らはこの武器が今必要だから買ったのだ。
 いくら積まれようが売り払うつもりは毛頭無い!
エイミー
 そ、そんなぁ……。
 お金で解決できないなんて……。
 魔物との交渉は難しいです……。
マーマン
 それよりも王子、丁度いいところに来た。
 何を隠そう、これは貴様を倒す為に仕入れた武器なのだ。
 
 今こそ、この武器の切れ味を試させてもらうぞ!
#endregion(3:開始時)
//==================
//#region(3:戦闘中)
//???
// 未編集
//#endregion(3:戦闘中)
//==================
#region(3:終了時)
マーマン
 ――グぁッ……ぅうう……。
 そんな……あれだけの高値で買ったというのに、
 こうもあっさりと負けてしまうとは……!
 
 魔界マーケットの店主め、何が
 「これで噂の王子も一刀両断!」だ。
 とんだなまくら物を掴ませてくれたな……。
エイミー
 それは違います。
 武器の良悪は値段の高低では決しません。
 
 相応しき者に武器が渡らなければ、真価は示されない……。
 魔界マーケットの武器商人はそれを理解してないのです!
マーマン
 フン……人間共よ、知らぬようだから教えてやる。
 魔界マーケットに品物を流しているのは、
 他ならぬ地上界の人間たちなのだぞ。
ユリアン
 に、人間が魔界マーケットに武器を流してるだと!?
 おい、エイミー!
 本当にそんなことが行われてるのかよ?
エイミー
 思い当たる売人の存在を知っています……。
 少し前に壊滅した悪漢を束ねる組織の残党で、盗品を
 独自のルートで売買をしているという噂があるのです。
 
 魔界への武器の供給については、商人仲間の間でもチラ
 ホラ噂を聞いていたので、危険視してはいたのですが……
 マーマンの言葉で確証を得ました。
セシリー
 悪漢を束ねる組織……もしかして、闇ギルドのことか?
 それなら、1年程前に確かに
 私達が壊滅させたが……まさか残党がいたとはな。
エイミー
 闇ギルドの事をご存知だったのですね。
 壊滅した時期からしても、
 そのギルドで間違いないでしょう。
 
 今の彼らはごく少数の売人が取引の実働部隊として
 活動していて、組織の全貌はほとんど分からないのです。
セシリー
 なら闇ギルドの残党について探るのが先決か……。
 かつて闇ギルドと深くかかわっていた、
 黒シャチ海賊団なら何か知っているかもしれないな。
マウロ
 あいつら、闇ギルドから武器を買っていたしな。
 ここらの海域じゃ有名な海賊団だ。
 アジトの場所も知ってるぜ。みんな、俺の後についてきな。
#endregion(3:終了時)
//==================
#endregion(3:全体)
//=========================
#region(4:呪いの弾丸)
//==================
#region(4:開始時)
セシリー
 ……見つけた。
 あれが黒シャチ海賊団だ。
エイミー
 いかにも悪そうな見た目をしてますね……。
 それに見て下さい。
 彼ら『呪いの武器』を所持しています!
黒シャチ海賊団
 あぁ? 誰だお前ら?
 俺達に何か用でもあるのか?
エイミー
 私は武器専門の商人です。
 貴方達が持っている武器に興味があるのですが、
 一体誰から買ったのですか?
黒シャチ海賊団
 はぁ? 教えるわけねぇだろ。
 俺達は最強の海賊団なんだぜぇ?
 仕入先を教えちゃ最強じゃなくなっちまうじゃねぇか。
エイミー
 あ、お金ですね!
 それならばきちんと払いますのでご安心を。
 え〜っと……よいしょ、これくらいでどうでしょうか?
黒シャチ海賊団
 ほ〜さすが武器商人、羽振りが良いじゃねぇか。
 だが、これっぽっちじゃぜんぜん足りねぇなぁ。
 そこの美人の姉ちゃんも置いていきな。
アンナ
 ……わ、私ですか?
王子
 ……!
黒シャチ海賊団
 おいッ、なに無言で割って入ってんだよ!
 俺の女とでも言いてぇのか?
 ……気にくわねぇなぁ。
 
 いいだろう、海賊の流儀に則って
 女は力で奪い取ってやらぁ!
#endregion(4:開始時)
//==================
//#region(4:戦闘中)
//???
// 未編集
//#endregion(4:戦闘中)
//==================
#region(4:終了時)
黒シャチ海賊団
 くっそぉ……一体なんだってんだ。
 全然、体力が持たなかったぜ……。
 悪かったよ……か、勘弁してくれねぇか?
エイミー
 それでは『呪いの武器』をあなた達に売った人について
 教えてくれますか? あ、あとこの武器は
 元々私のなので回収させて頂きますね。
黒シャチ海賊団
 ……ち、仕方ねぇ。殺されないだけマシだろうしな。
 
 アンタ等が探してる武器の売人は、
 もう少しで俺達のところにまた取引しにくるぜ。
 そこでヤツと話をつければいい。
 
 ――っと、ちょうど来たみたいだぜ。
 あいつが俺達に『呪いの武器』を売ったヤツだ。
売人
 おーい、黒シャチ海賊団ども。
 アンタらが欲しがってた武具一式もってきてやったぞ。
 ほら、約束通りさっさと全部買い取りなー。
エイミー
 あなたが盗品を売り捌いている悪い売人ですね!
 その『呪いの武具』は元々私のものです!
 すぐに返して下さい!
売人
 ――ぬわッ!?
 おい、黒シャチ海賊団! これはどういうことだよ!
 ……くっそぉ、こんなところで捕まってたまるかー!
エイミー
 ああッ!? ちょっと、どこに逃げようって言うんですか!
 ……もう、絶対に逃がしたりしませんからね。
 王子、はやく追いかけましょう!
#endregion(4:終了時)
//==================
#endregion(4:全体)
//=========================
#region(5:呪いの大剣)
//==================
#region(5:開始時)
売人
 ああもぉッ! アイツらどこまで追いかけてくるんだ!?
 絶対、捕まるわけにはいかないのに!
 
 仕方ない、高値で売れるのは分かってるけど、
 この重たい武器は置いていくしかないな。
 ……くっそぉ、とんだ損失だよ、まったく。
オーク
 ――むッ!? 何だこの武器は……?
 ほう、なかなか手に馴染むではないか!
 まるで武器が強き者に持たれ、喜んでいるようだ。
エイミー
 はぁ……はぁ……。
 何て逃げ足の早い売人なの……。
オーク
 ……何だ貴様らは?
エイミー
 え……? どうしてこんなところにオークが?
 ――って、あああッ!?
 それ、私の『呪いの武器』です!
ソーマ
 オークさん、お願いですからその武器を返して下さい。
 その武器は呪われています!
 高額で買い取りも行っていますよ!
オーク
 ……それは出来ぬな。
 この武器は強き者に使われる事を望んでいる。
 
 貴様の様な拝金の輩の許ではなく、
 我らの様な戦士と共にありたいとな。
ソーマ
 そ、そんなぁ。
 やっぱりオークさんとは戦いになってしまうのですね……。
#endregion(5:開始時)
//==================
//#region(5:戦闘中)
//???
// 未編集
//#endregion(5:戦闘中)
//==================
#region(5:終了時)
オーク
 ふむ……どうやらこちらの誤解だったようだな。
 非礼を詫びよう。この武器も、しかと返還する。
 もう手放したりしないようにな。
エイミー
 あ、ありがとうございます……。
 (うわ、けっこうボロボロになってるぅ……)
 
 あ、あの!
 これは少しばかりですがお礼のゴールドです!
 拾って頂いたわけですし。
オーク
 そんな物はいらん。
 オレはゴールドに興味などない。
エイミー
 む、無欲……!
オーク
 王子、其方との再戦を楽しみにしている。
 今日のオレは心なしか本調子を出せなかったしな。
 ……それでは、さらばだ!
ソーマ
 えぇー! 次もまた戦うつもりなんですね……。
アンナ
 何はともあれ、
 『呪いの武器』を取り戻せて良かったです。
エイミー
 ですが、依然として闇ギルドの残党については
 詳しいことは分かっていません……。
 
 まだ売人は近くにいるはずです。
 王子、引き続き先ほどの売人を探しましょう!
#endregion(5:終了時)
//==================
#endregion(5:全体)
//=========================
#region(6:呪いの太刀)
//==================
#region(6:開始時)
侍
 ククク……斬ル……全テ、斬ッテヤル……。
イロハ
 駄目だ、完全に自我を失っている!
 あの侍、刀を手にした途端に様子がおかしくなったが、
 やはり、妖刀の噂は本当だったということか……。
アンナ
 王子、ご覧下さい! イロハさんがいます!
 助けを求める書状をもとに東方の国まで来ましたが、
 ……良かった、どうやら無事だったようですね。
イロハ
 ――王子!?
 救援に駆け付けて下さり感謝いたします!
 
 実は、ここ東方の国にて妖刀を手にした侍たちが
 次々と自我を失うという異事が起きているのです!
エイミー
 ああーーーッ!?
 あのお侍さんが持っているのは、
 「呪いの武器」ですよ、王子! 間違いありません!
 
 とにかく、一刻も早くお侍さん達を無力化して、
 「呪いの武器」から解放してあげないと!
#endregion(6:開始時)
//==================
//#region(6:戦闘中)
//???
// 未編集
//#endregion(6:戦闘中)
//==================
#region(6:終了時)
侍
 ……ハッ!? せ、拙者は今まで何を……?
エイミー
 あなた達は、「呪いの武器」である
 妖刀を手にしたせいで、自我を失っていたのです。
侍
 「呪いの武器」……!?
 そうか、あの刀はそのような危険なものであったか。
 ……拙者としたことが、本当に面目ない。
エイミー
 気に病むことはありません!
 この武器を東方の国に持ち込んだ売人が
 いけないのですから。
ケイティ
 しかし、東方の国にまで
 「呪いの武器」が出回っているとなると、
 まだまだ被害は大きくなりそうですね……。
エイミー
 こうしている間にも、売人たちが自分達の
 利益の為に「呪いの武器」を売りさばいています。
 一刻も早く捕まえないと、大変なことに……!
セシリー
 ――王子、報告だ。
 売人のアジトが分かったぞ。
 尾行されている事に気づかないとは、まぬけな奴だ。
エイミー
 セシリーさん! ありがとうございます!
 これ以上、武器が人を不幸にするのを見たくありません。
 王子、急ぎましょう!
#endregion(6:終了時)
//==================
#endregion(6:全体)
//=========================
#region(7:呪いの暗器)
//==================
#region(7:開始時)
セシリー
 (売人のアジトはここだ王子。
 そこそこ数がいるから注意した方が良い)
モーティマ
 ほー……。確かに結構人数がいるな。
 もう悪さしないように一網打尽にしてやるぜ!
エイミー
 (――しっ!
 何か喋ってますよ)
???
 それにしても、久しぶりじゃねぇか、セブン。
 お前がアジトに顔出すなんてよ。
 ボスに借りたゴールドでも返しにきたのか?
売人セブン
 違うよ、ナイン。
 これから大口の取引なんだ。
 他のブツは置いていこうと思ってね。
アンナ
 (あの売人さん、セブンさんっていう名前なのですね。
 もう一人はナイン……。
 これで組織の核心に近づけましたね……!)
エイミー
 (あれは名前ではなくコードネームだよ、アンナさん。
 彼らは本名を仲間にも明かさないんだ)
ナイン
 あぁ、魔界マーケットの店主から紹介されたとかいう
 例の太客か?
 しかし、お前も危ない橋を渡るねぇ。
売人セブン
 ……この世界に安全なんて、どこにもないよ。
 アタシが帰ってこないときはブツは自由にしていいぜ。
 
 じゃあ、私はもう行くよ。
 ボスはどうせいないだろうし、長居する意味もないしね。
アンナ
 (ああっ! 売人さんが行ってしまいます!
 王子、踏み込みましょう!)
#endregion(7:開始時)
//==================
#region(7:戦闘中)
ナイン
 くそっ……!
 なんなんだこいつら……。
 
 こうなったら、
 セブンが置いていったブツを使うしかねぇ。
 高値で売りさばいていた品物だし、かなり強いはずだ。
 
 ――!?
 ぐ、うぅう……。
 な、なんだ、不快な音色が……聞こえ……る。
#endregion(7:戦闘中)
//==================
#region(7:終了時)
エイミー
 ふぅ、何とか「呪いの武器」を回収できました、王子!
ナイン
 た、助かった……のか!?
 何とか解放されたみたいだな……。
ユリアン
 おい、何ほっとしてんだよ!?
 お前達がしでかしたことの重大さは分かってるのか?
 武器を魔界に流したりしやがって!
ナイン
 ――ヒィッ!?
 ま、待ってくれよ!
 あの武器の事は俺もよく知らねぇんだよ!
エイミー
 あの、お願いです。
 すぐにでもあの猫耳フードの
 売人さんの居場所を教えて下さい!
ナイン
 猫耳フード? あぁ、セブンの事か。
 あいつなら、多分、この近くの路地裏で
 大口の取引をするはずだぜ。
 
 俺達売人は、お互い何かあった時の為に、
 取引の場所をいくつか予め決めてるからな。
エイミー
 大口の取引……!?
 きっと「呪いの武器」を今まで以上に危険な相手へ
 売るつもりなのですね!
 
 これ以上、彼女を野放しにしていては
 多くの人々の命が失われます……!
 王子、もう少しだけ私に付き合って下さい!
#endregion(7:終了時)
//==================
#endregion(7:全体)
//=========================
#region(8:呪いの魔剣)
//==================
#region(8:開始時)
売人セブン
 あぁ、どうしよう……なーんか、ドキドキしてきた。
 落ち着けぇ……この取引が成功すれば、
 この商売から足を洗える額が手に入るんだ……。
 
 っと、そろそろ客が来る時間だな……。
デーモン剣士
 ――待たせたな、人間よ。
 それではさっそく商談といこう。
 して、強力な武器というのはどれだ?
売人セブン
 へへ、単刀直入で話の分かりそうなヤツだぜ。
 見て驚くなよ、これが魔界マーケットでも
 一瞬で完売したアノ「呪いの武器」だ!
 
 これは、アンタにぴったりの貴重な大剣タイプだ。
 本当なら、100,000,000ゴールドの価値はあるけど、
 今回は特別に50,000,000ゴールドでいいぜ。
デーモン剣士
 ほう、それが本物であればこれ以上ない武器だ。
 ……だが、随分と高いな。
 確証を得たい。この武器の性能を証明しろ。
売人セブン
 ……は、はぁ? 証明って、どうしろって言うんだよ?
デーモン剣士
 簡単なことだ。貴様がその武器を使い、
 人間を斬ればいいだけのことだ。
売人セブン
 ――なッ!? ふざけるのも大概にしろってんだ!
 武器は売っても殺しは――
エイミー
 ――ついに見つけましたよ、売人さん!
 持っている「呪いの武器」を全て渡しなさい!
デーモン剣士
 ほう、都合良く人間の集団が来たじゃないか。
 さっそく我の前で斬り殺してみせろ。ふふふ。
売人セブン
 く、くっそぉぉぉぉ……。
 この取引は絶対に成功させるんだ……。
 絶対に……!
#endregion(8:開始時)
//==================
#region(8:戦闘中)
デーモン剣士
 ふん……「呪いの武器」とはこんなものか。
 大して強そうには見えんな。
 どうせゴミならば、タダで引き取ってやろう。
売人セブン
 ……なんだと!?
 て、てめぇ……ハナっからそのつもりで……!?
デーモン剣士
 さぁ、早く寄越せ。
 どうせ何の値打もない武器だ。
 それとも……ここで屍になるか? 人間よ……ククク。
売人セブン
 ふ、ふざけんな!
 ――っな、なにするんだよ!
 くっそぉぉぉぉぉぉ……!
エイミー
 た、大変です王子……!
 「呪いの武器」がデーモンの手に……!
 取り返さないと……!
#endregion(8:戦闘中)
//==================
#region(8:終了時)
エイミー
 すごい……「呪いの武器」を持った
 デーモンを倒すなんて。
 やっぱり王子はスゴイ人だったんですね!
 
 おかげで、
 武器も回収できたし、売人さんも捕まえられました!
売人セブン
 はぁ……そんなキツく縛らないでくれよ。
 痕になったらどうするんだよぉ……責任とれんのかよー!
エイミー
 売人さん、いくらお金の為とはいえ、
 魔物にあんな危険な武器を売るなんて、
 絶対にしちゃいけない事なんですよ!?
売人セブン
 ……はッ。なに甘いこといってんだよ。
 覚えとけ! 金は命よりもずーっと重たいんだ!
エイミー
 ――きゃっ!?
 そ、そんな……縄で縛り上げたのに、
 どうやって抜け出したのですか……!?
売人セブン
 これくらい裏稼業の人間なら出来てとーぜんだっての!
 あばよ!
ケイティ
 逃げられてしまいましたね……。
エイミー
 私が油断したばっかりに、ごめんなさい……。
 ですが、当初の目的である武器回収はしっかりと
 果たせた訳ですし、めでたしめでたしです!
 
 というわけで王子! お世話になったお礼に、
 これからは、もっと安く色んな商品を提供しますので、
 今後も末永くごひいきにしてください!
#endregion(8:終了時)
//==================
#endregion(8:全体)
//=========================
#region(9:クリスマスツリー・カーニバル)
//==================
#region(9:開始時)
サラサ
 メリークリスマース!
 ってことで、年に一度のお祭りに向けて準備を
 してるわけだけど、みんな楽しんでるかなぁ?
リュリュ
 あ、あの……木につける飾りは……ここでいいですか?
サラサ
 さっすがリュリュちゃんね!
 うん、そこが一番綺麗に見えるわ。
アリサ
 サラサさん、この星形の飾りはどこがいいでしょうか?
サラサ
 それは、木の一番高いところに飾ってほしいわ!
アリサ
 はいっ!
リュリュ
 ――きゃぁッ!?
サラサ
 どうしたの、リュリュちゃん……って、ウソ!?
 クリスマスツリーが、動き出してる……!?
 
 年に一度のお祭りを、こんなことで台無しにされて
 たまるもんですか!
 皆さん、戦う準備をしてちょうだい!
#endregion(9:開始時)
//==================
//#region(9:戦闘中)
//???
// 未編集
//#endregion(9:戦闘中)
//==================
#region(9:終了時)
アリサ
 な、なんとか……倒せたようですね。
 でもまさか、飾り付けていた木が魔物だったなんて。
リュリュ
 すごく……びっくりしました。
サラサ
 あーあ。
 せっかく皆が頑張って準備してくれたのに……。
 これじゃあまた一からやり直しね。
アリサ
 でも私、皆さんと準備するの、楽しいですよ。
リュリュ
 お、お祭りは……準備も含めて、
 楽しいものだって、言いますし……。
サラサ
 アリサちゃん……リュリュちゃん、
 何ていいコ達なの!? あたし、感動しちゃったわ!
 
 こうなったら、アリサちゃんの衣装も用意してあげる!
 だから三人で一緒にサンタの恰好して、
 王子を驚かせようよ♪
アリサ
 え!?
 いや、私には似合いませんから……。
サラサ
 アリサちゃんったら照れちゃって可愛いんだから。
 お祭りなんだから、気にしない気にしない!
 さぁ、さっさと着替えちゃって!
サンタアリサ
 ……あ、あの、似合ってますか?
サラサ
 うふふ。バッチリよ! アリサちゃん。
 今年のクリスマスは楽しくなりそうね。
#endregion(9:終了時)
//==================
#endregion(9:全体)
//=========================
//#region(10:ミッション名)
//==================
//#region(10:開始時)
//???
// 未編集
//#endregion(10:開始時)
//==================
//#region(10:戦闘中)
//???
// 未編集
//#endregion(10:戦闘中)
//==================
//#region(10:終了時)
//???
// 未編集
//#endregion(10:終了時)
//==================
//#endregion(10:全体)
//=========================
//
//
#endregion(ネタバレ注意)
}}
#style(class=split_r){{
&edit{編集};
}}
#clear

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