Top > 白の帝国始動! > 会話


#style(class=split){{
#region(ネタバレ注意)
//=========================
#region(1:白の帝国 始動:開始時)
レオナ
 流石は白の帝国軍が誇る飛空船ですね。
 陛下、これなら魔神ベルゼビュートの
 出現地点まで、あと数刻で辿り着くでしょう。

皇帝
 ……。

リーゼロッテ
 軍師殿、今度こそ必ずや奴を討ちとりましょう。
 私達がこんなに早く来るとは思っても
 いないでしょうし、ベルゼビュートも慌てるはずです。

レオナ
 そうだな、我が帝国領内で好き勝手に暴れたのだ。
 ヤツには然るべき報いを与えてやる……。
 ……イザベル、貴様も存分に力を揮え。

イザベル
 はい……陛下より一時的な帝国軍復帰の認可
 を頂きましたから。未だ黒の軍団への疑念は
 晴れませんが、国を想う気持ちは皆と同じです。

ディルク
 少数精鋭……と言えば聞こえは良いが、
 帝国以外の者達を含めた急造の部隊……。
 果たしてこの遠征、無事に遂げられるか……。

ベルディナート
 不安になるのも無理はないわ。だけど、
 ベルゼビュートの依代となった私だからこそ
 力になれることがあるのも確かなことよ。

レイブン
 私もベルディナートもヤツには因縁がある。
 此度の誘いは願っても無いことだ。だが、
 帝国の皇帝が戦場に立とうとするとは驚きだ。

ベルゼビュートの配下
 ブブッ……その女の言うとおりだ。
 まさか本当に帝国の皇帝がこんな所にまで
 やってくるとはな……ブブッ。

レオナ
 ――ッ!? ベルゼビュートの配下かッ!
 くそ、飛空船が取り囲まれていく……。
 なぜ気づけなかった……ッ?!

ベルゼビュートの配下
 ブブッ……気づかせなかったのさ。
 お前達が国から離れ小隊で攻めてくるように、
 けしかけたのも全て計画通りなのだからな!

レイブン
 罠にかけられた、というわけか……。
 皇帝自らが出陣したのは、
 少しばかり軽率だったみたいだな。

ドワイト
 それは違いますな、レイブン殿。
 陛下は、常に自らが前線に立つことで
 我らに道を示す御方なのです。

レオナ
 だからこそ我らは陛下に忠誠を誓うのだ。
 全員、臨戦態勢をとれ!
 身命を賭して陛下をお護りするのだ!!

ベルゼビュートの配下
 ブブッ……無駄なお喋りはそこまでだ。
 ベルゼビュート様のお手を煩わせる前に、
 殺してくれるわ……ブブッ。

レオナ
 陛下、敵が向かってきます! ご采配を!
 それと、アダマスの神器は完全ではありません。
 ご無理はなさらぬよう。
#endregion(1:開始時)
//==================
#region(1:白の帝国 始動:終了時)
ベルゼビュートの配下
 ブッ……ブブ……なんだ、この力は……。
 帝国の王がここまでの力を有しているとは……
 ベルゼビュート様に伝えなくては……ブブッ。

ベルディナート
 ……皇帝の強さは本物ね。
 絶体絶命の状況だったけど、
 負ける気がこれっぽっちもしなかった。

レイブン
 あれが、すべてを切り裂く神の剣、
 女神アダマスの神器、か……。

リーゼロッテ
 軍師殿、これが罠だったとすると……。

レオナ
 ああ、ずる賢い魔神のことだ。
 魔神ベルゼビュートはすでに姿を隠しているだろう。

ディルク
 て、ことは、無駄骨だったということですか。
 陛下に出張っていただいておいて……。

レオナ
 陛下、敵の策にはまり陛下の身を危険に
 晒してしまいました。
 どのような罰でも受ける所存です。

皇帝
 ……。
 ならば、帝国首都に帰還し次第、
 お前達の首をはねてやろう。

ベルディナート
 そんな……!
 それはあまりにも酷すぎ――

皇帝
 ……というのは冗談だ。
 では、戻るぞ。
#endregion(1:終了時)
//==================
//
//
#endregion(ネタバレ注意)
}}
#style(class=split_r){{
&edit{編集};
}}
#clear

ホーム リロード   新規 下位ページ作成 コピー 編集 添付 一覧 最終更新 差分 バックアップ 検索   凍結 名前変更     最終更新のRSS