千年戦争アイギス Wiki
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失われた竜の島
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失われた竜の島/会話
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//会話を追加してくださる方は、 //該当部分の「#region()〜#endregion()」の文頭についた「//」を外してご利用ください。 //「===」は編集作業時の誤入力の防止用なので、残しておいてください。 // //また、キャラの名前は、文頭に(-, ,+)などを入れずにそのままで、 //セリフは「半角スペース」を入れて入力するようお願いします。 //例) //アンナ // このようにお願いします。 // // ///////////////// 緊急ミッション用:ここから ///////////////// #style(class=split){{ #region(ネタバレ注意) //========================= #region(1:船上の偽王子) //================== #region(1:開始時) ユリアン 王子! ドッペルゲンガーは こっちに逃げたはずだ! 奴らが化けて悪事を働く前に決着をつけてやる! ドッペルゲンガー く、くそぉ……、しつこい奴らだ。 こうなれば、奴らのリーダーに化けて 混乱させるしかない。 後は、全員兵士に化けてしまえば、 数で勝る我々の方が有利に戦闘を進められる! ユリアン ――ッ!? ドッペルゲンガーが王子に化けた!? くそっ……、魔物とは分かっていても、 王子に剣を向けるなんて、俺には出来ないぜ……。 ケイティ 確かに、王子に化けたのは厄介ですが、 所詮、偽物の王子です。 姿形を真似ても、 王子の持つ、士気高揚の効果は 真似できないようですね。 アンナ ですが、士気高揚がなくても 手ごわい相手には違いありません。 皆さん、混乱しない様に気を付けて下さい! #endregion(1:開始時) //================== #region(1:終了時) ユリアン 観念するんだな、偽物め。 ドッペルゲンガー く、くそぉ……! 捕まってたまるか! ユリアン こら、待ちやがれ! いったい何処に逃げようっていうんだ! 兵士 報告! 敵船、進路を変更した模様! ケイティ あの壊れかけた船でですか!? 遠くまで行くことは出来ないと思いますが……、 見失わないうちに急いで追いかけましょう、王子。 #endregion(1:終了時) //================== #endregion(1:全体) //========================= #region(2:竜人たちの島) //================== #region(2:開始時) ドッペルゲンガー よ、よし……何とか無事に逃げることができたな。 しかし辿り着いたはいいが、この島はいったい……。 ん? 向こうから誰か来るようだな……。 イグニス 未知の船を発見したわ! すぐに中を調べなくちゃ……。 皆、協力して事に当たってちょうだい! ドッペルゲンガー あれは……竜人ではないか! なるほど、ここは竜人達の島というわけか……。 丁度良い、我々にもツキが回ってきたぞ……。 ふふふ。 イグニス ――むむッ!? 怪しいヤツめ! そこで何をして……って何だ。アタシ達と同じ 竜人種か。あれ? その傷、どうしたの? 竜人戦士(偽物) はぁ……はぁ……ニンゲンに襲われたんだ……。 酷いヤツらだ……こっちは何もしていないのに……。 ヤツら、もう間もなくこの島にやってくるぞ。 イグニス な、なにッ!? ニンゲン……!? 竜人戦士 ニンゲン……。 大長老様に千年戦争時代の仇だと、 聞いた事があるゾ。 イグニス 千年戦争時代の事はアタシはよく分からないけど、 とにかく、仲間に危害を加えるなんて許せない……。 絶対に島から追い返してやるんだから! 兵士 どうやらドッペルゲンガーは この島に逃げ込んだ模様! 島内の探索を開始します! イグニス オマエ達が来ることは分かっていたわ! アタシ達の仲間を傷つけたこと……絶対に許さない。 平和なこの島に争いを持ち込んだ事を 後悔させてやる。 ユリアン 何を言ってるんだ!? 俺達は、今この島に来たところなんだぜ? そんな事をするわけ……。 ケイティ ……まさか!? この島に先に辿り着いた ドッペルゲンガーが何かしたのでは……? アンナ その可能性は十分にありますね……。 とはいえ、今は戦闘は避けられそうに ありませんね……。 #endregion(2:開始時) //================== #region(2:終了時) イグニス クッ……なかなかやるわね、人間……。 けど、アタシ達は負ける訳にはいかない……。 この島は、我ら竜人と竜の為の島なのだから……! ユリアン だから俺達は侵略者とかそういうんじゃねえって! ……だめだ。やっぱり話を聞いてくれそうにないな。 アンナ これ以上の戦闘は 無駄に負傷者を増やすだけですね……。 ケイティ 私たちの目的はドッペルゲンガーの討伐です。 無益な争いを避ける為に、一時撤退しましょう。 イグニス 優勢なのに撤退……? 理由は分からないけど、何かの作戦なのかも……。 皆、人間タチを追いかけるわよ! ドッペルゲンガー (ククク、いいぞ。 人間と竜人が争っている間に、 こちらはもっと争いの火を大きくするとしよう) (そうだな、まずは竜人たちの長に接近して……。 ククク、我ながら悪知恵が働く……。 これは面白いことになりそうだぞ……!) #endregion(2:終了時) //================== #endregion(2:全体) //========================= #region(3:竜人の真意) //================== #region(3:開始時) イグニス 待てぇー、人間どもぉ! アナタ達の好きにはさせないんだからー! ユリアン くっ……なんて足が速い連中だ……。 追い詰められちまったな……。 竜人戦士 フフ……観念シタようダナ! ココがキサマ達の墓場となるノダ! アンナ お願いです! こちらの話を聞いて下さい! 私たちはあなた達と争う気持ちは まったくありません……どうか信じて下さい。 イグニス ……信じてって……今さら何を……。 竜人戦士 オイ、イグニス……人間タチの言葉、ダマされるな! 油断すれば、痛い目をミるのはコチラだ……。 絶対に、人間タチを許すナ! イグニス わ、分かってるわよ! アタシはこの島を守る……。 絶対に守ってみせるんだから! ユリアン ダメだな……分かってはいたが、 やっぱり話し合いでの解決は できないのか……。 #endregion(3:開始時) //================== #region(3:終了時) ケイティ 当面の敵兵は無力化出来たようですね。 これで少しは落ち着けるでしょう。 ユリアン ……いや、そうでもないみたいだ。 あっちからまた新手が来るみたいだぞ。 大長老 ふむ……こんなところにおったか人間達よ。 アンナ あ、貴方はいったい……? 大長老 わしはこの島にいる竜人の長老じゃ。 アンナ 長老……!? でしたら皆にお伝え下さい。 私たちは争いに来たわけではないという事を……。 大長老 ふむ、知っておる。 ドッペルゲンガーから世の近状を聞いておるわ。 アンナ よかった……では、すぐに兵を退かせてください。 私たちの目的はドッペルゲンガーの討伐です。 これ以上の争いは互いに意味を成しません。 大長老 いいや、意味ならある……。 何故なら、この島の竜人種は つい先程、魔物に与することを決めたからのう。 アンナ そ、そんな……!? いったいどうして……。 #endregion(3:終了時) //================== #endregion(3:全体) //========================= #region(4:島の飛竜) //================== #region(4:開始時) イグニス ……大長老様、 魔物に加担するって……本気なのですか? 今まで我らは平穏にこの島で暮らしてきました……。 やっと種の数も増えてきたのに、 再び戦争なんて……。 大長老 我らは、かつての千年戦争において 魔物側で武勇を振るった竜人を先祖に持つ。 これは種の更なる繁栄への絶好の機会なのじゃ。 イグニス しかし、千年戦争ははるか昔の事……。 今この島にいる皆には関係の無いことです。 大長老様……お考え直しください……! 大長老 何を愚かなことを言っている、イグニス! 我らは先の戦争で敗れてこの島に流れ着いただけ。 今こそ、誇り高き竜人種の 再興を果たすべきなのじゃ! まずは魔界への手土産として 王子の首を貰い受ける。 ……さすれば、我等竜人種が長きに渡り戦いに 参加出来なかった事を水に流してくれるであろう。 竜人戦士 ――大長老ッ! 仰せの通り我ラが守り神様の準備が整いましタ! ここは危険デス……さあ、ドウゾこちらへ……。 大長老 分かった。 後のことはおぬしらに任せるぞ。 イグニス……貴様もしっかりと責務を果たすのじゃ。 イグニス ……分かりました。大長老様……。 兵士 飛竜の来襲を多数確認! 警戒を強めて下さい! アンナ どうしてこんなことに……。 いえ、今は悩んでいる場合ではありませんね。 王子、戦いの準備をお願いします! #endregion(4:開始時) //================== #region(4:終了時) 竜人戦士 そんな……バカな!? 守り神様が、やられてしまっタ……。 イグニス ……こんな戦いはするべきではなかったんだ。 戦で血を流し、仲間が倒れるくらいなら、この島で 平穏に暮らしていた方が良いに決まってる。 アンナ まだ、戦いを続けるつもりならば、 犠牲はさらに増えます。 どうか、武器をおさめてください。 イグニス ……分かった。アタシ達は撤退する。 だから……この島には手を出さないと約束してくれ。 アンナ もちろんです。 元より私達には危害を加えるつもりは ないのですから。 イグニス それじゃあ、私についてきて。 大長老の許へ行き、アタシ達の協約を伝えなきゃ! そうすることで争いを防げると思うんだ。 アンナ わかりました。 それでは王子、行きましょう。 #endregion(4:終了時) //================== #endregion(4:全体) //========================= #region(5:竜の島の総力戦) //================== #region(5:開始時) 竜人戦士 だ、大長老様ァッ!! 人間ドモがこちらに近づいていマス……! コノままでハ、逆に我らガ滅ぼされテしまいまス! イグニス ――待ってください! 彼らはこの島に手を出さないと言っています。 大長老様、これ以上の戦いは無益です! 大長老 イグニス……おぬし、人間共に 寝返ったというのか? この……竜人種の恥さらしめ! イグニス そんな……大長老……。 どうして、過去の栄光にすがるのですか……。 そんなことをしたって……意味なんかないのに。 大長老 いいか、皆の者! 我等、竜人は必ず復権する。 世界の片隅で縮こまっているだけの生活など、 誇り高き戦士である竜人には相応しくないのじゃ! おい、ドッペルゲンガーよ! おぬし等も協力せい。 如何におぬしが弱くとも、我ら竜人種に化ければ、 幾分かの戦力にはなるだろう。急がぬか! ドッペルゲンガー くそ……。なぜ我々が奴らと戦う羽目に……。 (それに、何度も王子軍に負けてる竜人種に化けて も……。我々は再び王子軍に化けるしかない!) ケイティ 結局、争いは避けられないのですね……。 アンナ 王子、竜人たちが攻めてきます! 戦いの準備をお願い致します! #endregion(5:開始時) //================== #region(5:終了時) ドッペルゲンガー 竜人たちめ、案の定負けてしまったか……。 ふん、人間に化けただけで簡単に騙される バカな竜人と手を組んだのが間違いだった。 せっかくお前達竜人を王子軍にけしかけて 争わせたというのに無駄骨だったようだ。 もうこんな島には用はない。 イグニス ドッペルゲンガーが、ア夕シ達を騙していた……!? ど、どういう事なのですか、大長老様……? もしかして……ご存じだったのですか……? 大長老 そうだとしたら、なんだと言うのじゃ……? イグニス ア夕シ達はこの島で平和に生きていくのだと信じて 大長老様に従って来ました……。 これ以上の戦いは……したくない……! 大長老 我等竜人種の復権の為には 戦うしか術はないのだ……。 賛同できぬ者は島を出ていけ……。 ケイティ ……大長老のお気持ちが 変わる事はないようですね。 戦争の傷跡は簡単には癒えないのでしょう……。 イグニスさん、どうされるのですか? イグニス ア夕シは……千年戦争時代のことは知らない。 だから、やっぱり賛同なんてできないよ……。 ア夕シは、ずっとこの島で生きてきた。 それに、竜人として……あまりに幼い……。 だから、島を出て自分の目で世界を見てみるつもり。 ユリアン なるほどな……良い考えだと思うぜ。 ま、困ったことがあればいつでも声かけてくれ。 力になるぜ! イグニス ありがとう……。 まだ、人間すべてを信じられる訳じゃないけど、 アナ夕達は違う……何かあれば頼らせてもらうよ。 アンナ はい、こちらこそよろしくお願いします! ユリアン ドッペルゲンガーのやつには、 まんまと逃げられたようだな……。 あの野郎、次は逃がさないからな! アンナ そうですね、引き続き警戒しましょう。 ですが、兵達も連戦で疲れ切っています。 今は帰還しましょう。 #endregion(5:終了時) //================== #endregion(5:全体) //========================= #region(6:大天使長と神獣の卵) //================== #region(6:開始時) 天使 ……大天使長様、報告します。 神獣の卵を発見しました。 付近に居た竜人種も捕獲しています。 イグニス はなせよ! ア夕シはここで眠っていただけだ! 突然何なんだよオマエ達は! 大天使長 竜人種ですか、まだ存在していたのですね。 何かに使えるかもしれません。 後で私が処遇を考えておきましょう。 イグニス くそっはな……せ……。 大天使長 手間を取らせてくれますね。 さて、神獣の卵は……。 おお……間違いありません。 かつて神が千年戦争の折に創造されたという 生命を備えし、禁断の兵器……。 人間達をあと一歩のとこまで追い詰めながら、 その機能を停止した神獣ですが……いいでしょう。 今再ぴ、その役目を―― エルン ――大天使長! それ以上、神獣に触れてはなりません! 大天使長 ……エルン、また貴方ですか。 堕天使の常とは言え、こう何度も我らの邪魔をされては もはや見過ごすことはできませんね……。 いいでしょう、エルン。 地に堕ちた天使の末路を示してあげます。 さあ天使たちよ。普く光を以て、粛清を始めましょう。 ケイティ 大天使長が戦闘態勢に入ったようですね……。 先ほどとはまるで別人のような威圧感です。 エルン 王子、神獣は、絶対に目覚めさせてはいけません! 何としてでもここで大天使長を 止めるしかありません! #endregion(6:開始時) //================== #region(6:終了時) エルン さぁ、王子。 今のうちに、イグニスさんと 神獣の卵を確保してください! 大天使長 ……させません。 薄汚れた堕天使に、神の邪魔はさせない。 この神獣の卵だけは、我らが確保します。 ユリアン くっ……、一足遅かったか……。 天使たちに神獣の卵を奪われてしまった……。 大天使長 ……ふふふ。 本来の我らの目的は神獣の確保……。 これを持ち帰ることこそが我らの勝利なのです。 兵士 報告! 天使たちが次々に撤退していきます! エルン ……何ということでしょう。 これでは神獣が目覚めるのはもう時間の問題……。 神は本当に人問を減ぼすおつもりなのですね……。 ケイティ ……。 まだ、他に打つ手はあるはずです。 今は私たちにできることを探しましょう。 エルン ……そう、ですね。 すみません、弱気になってしまって……。 私は必ず人間たちを守ってみせます……。 それが、堕天使としてのエルンの望みであり、 王子の仲間である、私の願いなのですから……。 #endregion(6:終了時) //================== #endregion(6:全体) //========================= // // #endregion(ネタバレ注意) }} #style(class=split_r){{ &edit{編集}; }} #clear
//会話を追加してくださる方は、 //該当部分の「#region()〜#endregion()」の文頭についた「//」を外してご利用ください。 //「===」は編集作業時の誤入力の防止用なので、残しておいてください。 // //また、キャラの名前は、文頭に(-, ,+)などを入れずにそのままで、 //セリフは「半角スペース」を入れて入力するようお願いします。 //例) //アンナ // このようにお願いします。 // // ///////////////// 緊急ミッション用:ここから ///////////////// #style(class=split){{ #region(ネタバレ注意) //========================= #region(1:船上の偽王子) //================== #region(1:開始時) ユリアン 王子! ドッペルゲンガーは こっちに逃げたはずだ! 奴らが化けて悪事を働く前に決着をつけてやる! ドッペルゲンガー く、くそぉ……、しつこい奴らだ。 こうなれば、奴らのリーダーに化けて 混乱させるしかない。 後は、全員兵士に化けてしまえば、 数で勝る我々の方が有利に戦闘を進められる! ユリアン ――ッ!? ドッペルゲンガーが王子に化けた!? くそっ……、魔物とは分かっていても、 王子に剣を向けるなんて、俺には出来ないぜ……。 ケイティ 確かに、王子に化けたのは厄介ですが、 所詮、偽物の王子です。 姿形を真似ても、 王子の持つ、士気高揚の効果は 真似できないようですね。 アンナ ですが、士気高揚がなくても 手ごわい相手には違いありません。 皆さん、混乱しない様に気を付けて下さい! #endregion(1:開始時) //================== #region(1:終了時) ユリアン 観念するんだな、偽物め。 ドッペルゲンガー く、くそぉ……! 捕まってたまるか! ユリアン こら、待ちやがれ! いったい何処に逃げようっていうんだ! 兵士 報告! 敵船、進路を変更した模様! ケイティ あの壊れかけた船でですか!? 遠くまで行くことは出来ないと思いますが……、 見失わないうちに急いで追いかけましょう、王子。 #endregion(1:終了時) //================== #endregion(1:全体) //========================= #region(2:竜人たちの島) //================== #region(2:開始時) ドッペルゲンガー よ、よし……何とか無事に逃げることができたな。 しかし辿り着いたはいいが、この島はいったい……。 ん? 向こうから誰か来るようだな……。 イグニス 未知の船を発見したわ! すぐに中を調べなくちゃ……。 皆、協力して事に当たってちょうだい! ドッペルゲンガー あれは……竜人ではないか! なるほど、ここは竜人達の島というわけか……。 丁度良い、我々にもツキが回ってきたぞ……。 ふふふ。 イグニス ――むむッ!? 怪しいヤツめ! そこで何をして……って何だ。アタシ達と同じ 竜人種か。あれ? その傷、どうしたの? 竜人戦士(偽物) はぁ……はぁ……ニンゲンに襲われたんだ……。 酷いヤツらだ……こっちは何もしていないのに……。 ヤツら、もう間もなくこの島にやってくるぞ。 イグニス な、なにッ!? ニンゲン……!? 竜人戦士 ニンゲン……。 大長老様に千年戦争時代の仇だと、 聞いた事があるゾ。 イグニス 千年戦争時代の事はアタシはよく分からないけど、 とにかく、仲間に危害を加えるなんて許せない……。 絶対に島から追い返してやるんだから! 兵士 どうやらドッペルゲンガーは この島に逃げ込んだ模様! 島内の探索を開始します! イグニス オマエ達が来ることは分かっていたわ! アタシ達の仲間を傷つけたこと……絶対に許さない。 平和なこの島に争いを持ち込んだ事を 後悔させてやる。 ユリアン 何を言ってるんだ!? 俺達は、今この島に来たところなんだぜ? そんな事をするわけ……。 ケイティ ……まさか!? この島に先に辿り着いた ドッペルゲンガーが何かしたのでは……? アンナ その可能性は十分にありますね……。 とはいえ、今は戦闘は避けられそうに ありませんね……。 #endregion(2:開始時) //================== #region(2:終了時) イグニス クッ……なかなかやるわね、人間……。 けど、アタシ達は負ける訳にはいかない……。 この島は、我ら竜人と竜の為の島なのだから……! ユリアン だから俺達は侵略者とかそういうんじゃねえって! ……だめだ。やっぱり話を聞いてくれそうにないな。 アンナ これ以上の戦闘は 無駄に負傷者を増やすだけですね……。 ケイティ 私たちの目的はドッペルゲンガーの討伐です。 無益な争いを避ける為に、一時撤退しましょう。 イグニス 優勢なのに撤退……? 理由は分からないけど、何かの作戦なのかも……。 皆、人間タチを追いかけるわよ! ドッペルゲンガー (ククク、いいぞ。 人間と竜人が争っている間に、 こちらはもっと争いの火を大きくするとしよう) (そうだな、まずは竜人たちの長に接近して……。 ククク、我ながら悪知恵が働く……。 これは面白いことになりそうだぞ……!) #endregion(2:終了時) //================== #endregion(2:全体) //========================= #region(3:竜人の真意) //================== #region(3:開始時) イグニス 待てぇー、人間どもぉ! アナタ達の好きにはさせないんだからー! ユリアン くっ……なんて足が速い連中だ……。 追い詰められちまったな……。 竜人戦士 フフ……観念シタようダナ! ココがキサマ達の墓場となるノダ! アンナ お願いです! こちらの話を聞いて下さい! 私たちはあなた達と争う気持ちは まったくありません……どうか信じて下さい。 イグニス ……信じてって……今さら何を……。 竜人戦士 オイ、イグニス……人間タチの言葉、ダマされるな! 油断すれば、痛い目をミるのはコチラだ……。 絶対に、人間タチを許すナ! イグニス わ、分かってるわよ! アタシはこの島を守る……。 絶対に守ってみせるんだから! ユリアン ダメだな……分かってはいたが、 やっぱり話し合いでの解決は できないのか……。 #endregion(3:開始時) //================== #region(3:終了時) ケイティ 当面の敵兵は無力化出来たようですね。 これで少しは落ち着けるでしょう。 ユリアン ……いや、そうでもないみたいだ。 あっちからまた新手が来るみたいだぞ。 大長老 ふむ……こんなところにおったか人間達よ。 アンナ あ、貴方はいったい……? 大長老 わしはこの島にいる竜人の長老じゃ。 アンナ 長老……!? でしたら皆にお伝え下さい。 私たちは争いに来たわけではないという事を……。 大長老 ふむ、知っておる。 ドッペルゲンガーから世の近状を聞いておるわ。 アンナ よかった……では、すぐに兵を退かせてください。 私たちの目的はドッペルゲンガーの討伐です。 これ以上の争いは互いに意味を成しません。 大長老 いいや、意味ならある……。 何故なら、この島の竜人種は つい先程、魔物に与することを決めたからのう。 アンナ そ、そんな……!? いったいどうして……。 #endregion(3:終了時) //================== #endregion(3:全体) //========================= #region(4:島の飛竜) //================== #region(4:開始時) イグニス ……大長老様、 魔物に加担するって……本気なのですか? 今まで我らは平穏にこの島で暮らしてきました……。 やっと種の数も増えてきたのに、 再び戦争なんて……。 大長老 我らは、かつての千年戦争において 魔物側で武勇を振るった竜人を先祖に持つ。 これは種の更なる繁栄への絶好の機会なのじゃ。 イグニス しかし、千年戦争ははるか昔の事……。 今この島にいる皆には関係の無いことです。 大長老様……お考え直しください……! 大長老 何を愚かなことを言っている、イグニス! 我らは先の戦争で敗れてこの島に流れ着いただけ。 今こそ、誇り高き竜人種の 再興を果たすべきなのじゃ! まずは魔界への手土産として 王子の首を貰い受ける。 ……さすれば、我等竜人種が長きに渡り戦いに 参加出来なかった事を水に流してくれるであろう。 竜人戦士 ――大長老ッ! 仰せの通り我ラが守り神様の準備が整いましタ! ここは危険デス……さあ、ドウゾこちらへ……。 大長老 分かった。 後のことはおぬしらに任せるぞ。 イグニス……貴様もしっかりと責務を果たすのじゃ。 イグニス ……分かりました。大長老様……。 兵士 飛竜の来襲を多数確認! 警戒を強めて下さい! アンナ どうしてこんなことに……。 いえ、今は悩んでいる場合ではありませんね。 王子、戦いの準備をお願いします! #endregion(4:開始時) //================== #region(4:終了時) 竜人戦士 そんな……バカな!? 守り神様が、やられてしまっタ……。 イグニス ……こんな戦いはするべきではなかったんだ。 戦で血を流し、仲間が倒れるくらいなら、この島で 平穏に暮らしていた方が良いに決まってる。 アンナ まだ、戦いを続けるつもりならば、 犠牲はさらに増えます。 どうか、武器をおさめてください。 イグニス ……分かった。アタシ達は撤退する。 だから……この島には手を出さないと約束してくれ。 アンナ もちろんです。 元より私達には危害を加えるつもりは ないのですから。 イグニス それじゃあ、私についてきて。 大長老の許へ行き、アタシ達の協約を伝えなきゃ! そうすることで争いを防げると思うんだ。 アンナ わかりました。 それでは王子、行きましょう。 #endregion(4:終了時) //================== #endregion(4:全体) //========================= #region(5:竜の島の総力戦) //================== #region(5:開始時) 竜人戦士 だ、大長老様ァッ!! 人間ドモがこちらに近づいていマス……! コノままでハ、逆に我らガ滅ぼされテしまいまス! イグニス ――待ってください! 彼らはこの島に手を出さないと言っています。 大長老様、これ以上の戦いは無益です! 大長老 イグニス……おぬし、人間共に 寝返ったというのか? この……竜人種の恥さらしめ! イグニス そんな……大長老……。 どうして、過去の栄光にすがるのですか……。 そんなことをしたって……意味なんかないのに。 大長老 いいか、皆の者! 我等、竜人は必ず復権する。 世界の片隅で縮こまっているだけの生活など、 誇り高き戦士である竜人には相応しくないのじゃ! おい、ドッペルゲンガーよ! おぬし等も協力せい。 如何におぬしが弱くとも、我ら竜人種に化ければ、 幾分かの戦力にはなるだろう。急がぬか! ドッペルゲンガー くそ……。なぜ我々が奴らと戦う羽目に……。 (それに、何度も王子軍に負けてる竜人種に化けて も……。我々は再び王子軍に化けるしかない!) ケイティ 結局、争いは避けられないのですね……。 アンナ 王子、竜人たちが攻めてきます! 戦いの準備をお願い致します! #endregion(5:開始時) //================== #region(5:終了時) ドッペルゲンガー 竜人たちめ、案の定負けてしまったか……。 ふん、人間に化けただけで簡単に騙される バカな竜人と手を組んだのが間違いだった。 せっかくお前達竜人を王子軍にけしかけて 争わせたというのに無駄骨だったようだ。 もうこんな島には用はない。 イグニス ドッペルゲンガーが、ア夕シ達を騙していた……!? ど、どういう事なのですか、大長老様……? もしかして……ご存じだったのですか……? 大長老 そうだとしたら、なんだと言うのじゃ……? イグニス ア夕シ達はこの島で平和に生きていくのだと信じて 大長老様に従って来ました……。 これ以上の戦いは……したくない……! 大長老 我等竜人種の復権の為には 戦うしか術はないのだ……。 賛同できぬ者は島を出ていけ……。 ケイティ ……大長老のお気持ちが 変わる事はないようですね。 戦争の傷跡は簡単には癒えないのでしょう……。 イグニスさん、どうされるのですか? イグニス ア夕シは……千年戦争時代のことは知らない。 だから、やっぱり賛同なんてできないよ……。 ア夕シは、ずっとこの島で生きてきた。 それに、竜人として……あまりに幼い……。 だから、島を出て自分の目で世界を見てみるつもり。 ユリアン なるほどな……良い考えだと思うぜ。 ま、困ったことがあればいつでも声かけてくれ。 力になるぜ! イグニス ありがとう……。 まだ、人間すべてを信じられる訳じゃないけど、 アナ夕達は違う……何かあれば頼らせてもらうよ。 アンナ はい、こちらこそよろしくお願いします! ユリアン ドッペルゲンガーのやつには、 まんまと逃げられたようだな……。 あの野郎、次は逃がさないからな! アンナ そうですね、引き続き警戒しましょう。 ですが、兵達も連戦で疲れ切っています。 今は帰還しましょう。 #endregion(5:終了時) //================== #endregion(5:全体) //========================= #region(6:大天使長と神獣の卵) //================== #region(6:開始時) 天使 ……大天使長様、報告します。 神獣の卵を発見しました。 付近に居た竜人種も捕獲しています。 イグニス はなせよ! ア夕シはここで眠っていただけだ! 突然何なんだよオマエ達は! 大天使長 竜人種ですか、まだ存在していたのですね。 何かに使えるかもしれません。 後で私が処遇を考えておきましょう。 イグニス くそっはな……せ……。 大天使長 手間を取らせてくれますね。 さて、神獣の卵は……。 おお……間違いありません。 かつて神が千年戦争の折に創造されたという 生命を備えし、禁断の兵器……。 人間達をあと一歩のとこまで追い詰めながら、 その機能を停止した神獣ですが……いいでしょう。 今再ぴ、その役目を―― エルン ――大天使長! それ以上、神獣に触れてはなりません! 大天使長 ……エルン、また貴方ですか。 堕天使の常とは言え、こう何度も我らの邪魔をされては もはや見過ごすことはできませんね……。 いいでしょう、エルン。 地に堕ちた天使の末路を示してあげます。 さあ天使たちよ。普く光を以て、粛清を始めましょう。 ケイティ 大天使長が戦闘態勢に入ったようですね……。 先ほどとはまるで別人のような威圧感です。 エルン 王子、神獣は、絶対に目覚めさせてはいけません! 何としてでもここで大天使長を 止めるしかありません! #endregion(6:開始時) //================== #region(6:終了時) エルン さぁ、王子。 今のうちに、イグニスさんと 神獣の卵を確保してください! 大天使長 ……させません。 薄汚れた堕天使に、神の邪魔はさせない。 この神獣の卵だけは、我らが確保します。 ユリアン くっ……、一足遅かったか……。 天使たちに神獣の卵を奪われてしまった……。 大天使長 ……ふふふ。 本来の我らの目的は神獣の確保……。 これを持ち帰ることこそが我らの勝利なのです。 兵士 報告! 天使たちが次々に撤退していきます! エルン ……何ということでしょう。 これでは神獣が目覚めるのはもう時間の問題……。 神は本当に人問を減ぼすおつもりなのですね……。 ケイティ ……。 まだ、他に打つ手はあるはずです。 今は私たちにできることを探しましょう。 エルン ……そう、ですね。 すみません、弱気になってしまって……。 私は必ず人間たちを守ってみせます……。 それが、堕天使としてのエルンの望みであり、 王子の仲間である、私の願いなのですから……。 #endregion(6:終了時) //================== #endregion(6:全体) //========================= // // #endregion(ネタバレ注意) }} #style(class=split_r){{ &edit{編集}; }} #clear