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死霊の船と提督の決意
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死霊の船と提督の決意/会話
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//会話を追加してくださる方は、 //該当部分の「#region()〜#endregion()」の文頭についた「//」を外してご利用ください。 //「===」は編集作業時の誤入力の防止用なので、残しておいてください。 // //また、キャラの名前は、文頭に(-, ,+)などを入れずにそのままで、 //セリフは「半角スペース」を入れて入力するようお願いします。 //例) //アンナ // このようにお願いします。 // // ///////////////// ここから ///////////////// #style(class=split){{ #region(ネタバレ注意) //========================= #region(あらすじ) 王国の海岸に魔物が現れたとの情報が入り現場に向かうと、 そこに女性の軍人が倒れていて……? 「王子、お願いだ。 どうか私たちの船を探してもらえないだろうか? 彼女らは部下ではあるが私の大事な家族なんだ……」 #endregion(あらすじ) //========================= #region(1:軍服の漂流者) //================== #region(1:開始時) 山賊 王子、こっちです。 この辺の海でどっかの国の軍艦と 魔物が戦ってやした。 アンナ まだ魔物と戦っている国があるのかもしれません。 一緒に戦えたら心強いですね。 兵士 報告! 魔物がこちらに向かってきています! アンナ ひとまずここを切り抜けたほうがよさそうですね。 #endregion(1:開始時) //================== #region(1:戦闘中) アンナ それにしても、魔物はここで 何をしていたのでしょうか。 山賊 あそこに人が倒れてやすぜ。 げへへ、大丈夫でやすか? おっと意識がないみたいですね。 こういう時は人工呼吸で……。 ??? ……うわっ! な、なぜ顔を近づける! ここはどこだ? 貴様何者だ! 山賊 おや、残念。目が覚めてしまいやしたか。 せっかく助けて差し上げようとしたんですが……。 へへっ、あっしは山賊でやす。 ??? なんだと……!! おのれ賊め! 私を女だと思って侮らないことだな! 山賊 ちょ、ちょっとまってくだせぇ! ??? 問答無用! #endregion(1:戦闘中) //================== #region(1:終了時) ??? 山賊ごときにこの私が……。 アンナ ご、誤解です! 彼らは山賊ではありますが、 今は魔物と戦う仲間なんです。 ちょっと複雑な事情がありまして……。 それは傷の手当てをしながらご説明いたします。 #endregion(1:終了時) //================== #region(1:終了後) リーンベル ……なるほど。 さきほどは敵と間違えてしまって悪かったな。 私はリーンベル。とある国の艦隊の提督をしていた。 ……だが国は滅び、艦隊も自分の船だけ残って あとは散り散りになってしまったんだ。 とはいえ、提督としての命を受けているからには 全うしなければと、これまで魔物と戦ってきたが……。 数日前に嵐に巻き込まれて海に投げ出され、 気付けばここに流れ着いたらしい。 王子、お願いだ。どうか私たちの船を探して もらえないだろうか? 彼女らは部下ではあるが私の大事な家族なんだ……。 もし生存者がいるのならば一緒に王子に 協力したい……っ。 どうか、お願いだ……っ! #endregion(1:終了後) //================== #endregion(1:全体) //========================= #region(2:荒海の魚群) //================== #region(2:開始時) アンナ 王子軍の者がこの海域で、提督さんの船と 思われる船と魔物が、交戦していたのを 目撃しておりました。 まずはこの近海を捜索いたしましょう。 リーンベル 私のために、すまない……。 本当に心から感謝する。 兵士 報告! 敵がこちらに迫ってきています! リーンベル 王子、船上の戦いなら私に任せてくれ。 私の武器はソードピストルと言って 剣にもなるし銃にもなる便利な武器だ。 どちらを使うかのタイミングは 王子の指示に任せる。 #endregion(2:開始時) //================== #region(2:終了時) 兵士 報告します! あちらに船らしきものを発見 したのですが……。 リーンベル ……! あれは私の船……っ! アンナ よかったですね。見つかってなによりです……。 #endregion(2:終了時) //================== #endregion(2:全体) //========================= #region(3:死霊たちの船) //================== #region(3:開始時) 兵士 ご報告します。 船ですが、魔物との戦いでかなり 傷ついているようです。 それと、船の前には骸骨の魔物がいまして……。 まるで船を守るように立っているんです。 リーンベル ……そうか。 一つ提案なのだが、王子たちが魔物を 引きつけている隙に私がこっそりと 船に乗り込む、というのはどうだ? アンナ そうですね。一直線に進むよりもその方が 良いかもしれません。 引きつけるのは任せてください。 #endregion(3:開始時) //================== #region(3:戦闘中) 亡霊 敵兵発見。我、偵察任務に出撃します。 アンナ 王子、あれを! あれは亡霊のようです……っ! 実体を持たない亡霊相手では 通常の武器は効きにくいです。 ご注意ください! #endregion(3:戦闘中) //================== #region(3:終了時) 亡霊 敵は、非常に強力……。撤退します……。 アンナ 亡霊は倒すことができません……。 なにか強い怨念が彼女たちを ここに縛り付けているのでしょう。 先に中に入った彼女が心配です。 私たちも早く行きましょう。 #endregion(3:終了時) //================== #endregion(3:全体) //========================= #region(4:最後の指揮) //================== #region(4:開始時) 亡霊 提督……、戻って、きて、くれたん……ですね。 リーンベル お前たち、その体は……! 一体何が起きたんだ! 亡霊 あの嵐で……提督がいなくなった直後に、 魔物の襲撃を受けたんです……。 我々は必死に戦いましたが、全滅してしまい……。 目を覚ますと、皆このような姿になって…… いたのです……。 この姿では死ぬこともできず……。 ただただ……提督の帰りをお待ちすることだけが 我々の……希望でした……。 リーンベル 申し訳ない……。私のせいで……。 アンナ そういうことでしたか……。 でもおかしいですね。 提督さんが戻るまで待つということが この世に留まっている原因ならば、 もう呪縛から解き放たれているはず……。 リーンベル お前たちの望みはなんだ!? 私にできることであればなんでもしよう! 亡霊 望み……。 もし叶うのならば……私たちが全滅した、 魔物たちとの戦いをやり、なおしたい……。 提督が一緒に戦ってくれたならば、 絶対に負けなかった。 魔物に敗れた、口惜しさと……提督の船を 護れなかった後悔が……、私たちをこの場に とどめているのだと思います。 アンナ 残念ですが、時間を巻き戻すことは……。 リーンベル わかった。魔物たちとの戦いをやり直すことは できないが、もう一度共に戦おう! 相手は伝説の英雄の末裔と、その軍勢だ。 アンナ えっ、私たちと戦うんですか!? リーンベル 頼む、私たちの最後の相手をしてほしい。 (そして私たちが敗れれば、 私の力など大したものではないと、 彼女たちもわかってくれるはずだ) #endregion(4:開始時) //================== #region(4:終了時) 亡霊 我々は、敗れたのですね……。 リーンベル あぁ、私たちの負けだ。 (失意のまま、あの世へ旅立たせることを 許してくれ……) 亡霊 あぁ……心が軽くなっていきます……。 我々を縛り付けていた鎖が、ほどけてゆく……。 アンナ 彼女たちの未練はなくなったようですね。 これで安らかに眠れるでしょう……。 リーンベル あなた方には感謝している。 さぁ、お前たち。私も一緒に逝こう。 アンナ リーンベルさん! 何を考えているんですか! リーンベル 部下を失望させてしまったが、 せめて最後は一緒に……。 亡霊 提督……勘違いなさらないでください……。 我々は……提督に失望したから逝くのでは ありません……。 最後に……提督と共に戦えたことが……、 一緒にいられたことが……なにより嬉しかった のです……。それだけで我々は、救われました……。 提督の……優しさは、我々が……一番よく…… 知ってますから……。 リーンベル お前たち……。ありがとう……。 わかった……最後まで、お前たちの分まで、 生きてみせる。 アンナ 逝ってしまいましたね……。 ??? 逝ってしまいました……。じゃすまない話よ! ちょっとちょっと……、私の大事な実験体を勝手に 成仏させるなんて、困った坊やたちね? アンナ 誰ですかっ、あなたは一体……! #endregion(4:終了時) //================== #endregion(4:全体) //========================= #region(5:死者を操る者) //================== #region(5:開始時) アンナ もう一度言います。 誰ですかあなたは! ??? 私は死霊術を極めた存在。 死霊術を使って皆を幸せにするため、日夜 頑張っているありがたーい存在よ? リーンベル 死霊術……! まさか私の部下たちを亡霊に していたのは……ッ! ??? お察しの通り。このわ・た・し。 リーンベル 貴様……! 許さん、絶対に……!! ??? 人間の可能性は生前ではなく、 死後にこそあるというものよ……? それが理解できないなんて、お姉さん悲しいわ。 強い後悔を利用し、霊体を形成して留め置くことで 実現する無敵の兵士を作り上げようと思ったのに……。 悪いけど、私の邪魔をするのは誰であろうと 容赦しないわよ。後悔しながら死んで、 私の新たな実験台になりなさい……! さぁ、助手のリッチたちよ! こいつらをやっつけておしまい! #endregion(5:開始時) //================== #region(5:戦闘中) リッチ メトゥス様……。こいつら手強い。 メトゥス なっさけないわねー。それでも私の部下なの? ……あ、そうよ。消えてしまった部下の代わりに、 あなたが私のために戦ったらいいんだわ! リーンベル ……! なに、これ……っ。体が、勝手に……! メトゥス くくく……。なにかショックなことがあったのかしら? 精神が弱まってて、操りやすいったらないわ。 リーンベル くそっ……、逆らえ、ない……!! #endregion(5:戦闘中) //================== #region(5:終了時) メトゥス あらあら、お姉さん負けちゃった。 意外と強いのねー、あなたたち。 まぁいいわ。今回はこの実験材料一体で我慢するわ。 リーンベル 離せ貴様……ッ!! アンナ 王子! リーンベルさんが連れ去られます! 急ぎ後を追いましょう! #endregion(5:終了時) //================== #endregion(5:全体) //========================= #region(6:死霊術師の研究所前) //================== #region(6:開始時) アンナ 追いつきました! リーンベルさんを返してください! メトゥス くくくっ、見事に罠にハマるなんて……。 本当に可愛い坊やだわ……。 あなたたちを倒す奥の手を紹介してあげようかしら? さぁ、みて頂戴……私の傑作。 ドラゴンゾンビよ……! アンナ ドラゴン、ゾンビ……!? メトゥス このドラゴンは実験の過程で生まれたものだけどー、 なんといっても体力がすさまじいの。爪の攻撃を受け 続けたら、麻痺して動けないでしょうね? ブレスだって、あまり遠くには届かないのが 惜しいところだけど、威力はすごいのよー。 アンナ そんなものを生み出すなんて……。 それに王子、先ほどからリーンベルさんが 見当たりません。 メトゥス あぁ、さっきのお嬢さんならあのドラゴンの腹の中よ。 私は別にあなたたちが逃げても構わないけど、 お嬢さんは確実に生きて帰れないでしょうねぇ? アンナ 酷いことを……。王子、ドラゴンゾンビを倒し、 リーンベルさんを救出致しましょう! #endregion(6:開始時) //================== #region(6:終了時) メトゥス あーらら、やられちゃった。ここまでやるなんて……。 それによく見たら坊や、いい男じゃない。 あ、そうだわ。アンデッドになる気はない? 悪い話でもないのよ? 不死の存在になれば、 魔物たちとの戦いも有利になるし。 アンナ なんて馬鹿なことを……! メトゥス 一回死んでみれば考えも変わるでしょう……。 また必ず、坊やを殺しに来てあげるわ。 それまでいい子で待っててね? #endregion(6:終了時) //================== #endregion(6:全体) //========================= // // #endregion(ネタバレ注意) }} #style(class=split_r){{ &edit{編集}; }} #clear ///////////////// ここまで ///////////////// // // //----- 会話の拡張用テンプレ (コピーして使ってね!) ----- //----- ↓ここから ----- //========================= //#region(□:) //================== //#region(□:開始時) //??? // 未編集 //#endregion(□:開始時) //================== //#region(□:戦闘中) //??? // 未編集 //#endregion(□:戦闘中) //================== //#region(□:終了時) //??? // 未編集 //#endregion(□:終了時) //================== //#region(□:終了後) //??? // 未編集 //#endregion(□:終了後) //================== //#endregion(□:全体) //========================= //----- ↑ここまで ----- // //
//会話を追加してくださる方は、 //該当部分の「#region()〜#endregion()」の文頭についた「//」を外してご利用ください。 //「===」は編集作業時の誤入力の防止用なので、残しておいてください。 // //また、キャラの名前は、文頭に(-, ,+)などを入れずにそのままで、 //セリフは「半角スペース」を入れて入力するようお願いします。 //例) //アンナ // このようにお願いします。 // // ///////////////// ここから ///////////////// #style(class=split){{ #region(ネタバレ注意) //========================= #region(あらすじ) 王国の海岸に魔物が現れたとの情報が入り現場に向かうと、 そこに女性の軍人が倒れていて……? 「王子、お願いだ。 どうか私たちの船を探してもらえないだろうか? 彼女らは部下ではあるが私の大事な家族なんだ……」 #endregion(あらすじ) //========================= #region(1:軍服の漂流者) //================== #region(1:開始時) 山賊 王子、こっちです。 この辺の海でどっかの国の軍艦と 魔物が戦ってやした。 アンナ まだ魔物と戦っている国があるのかもしれません。 一緒に戦えたら心強いですね。 兵士 報告! 魔物がこちらに向かってきています! アンナ ひとまずここを切り抜けたほうがよさそうですね。 #endregion(1:開始時) //================== #region(1:戦闘中) アンナ それにしても、魔物はここで 何をしていたのでしょうか。 山賊 あそこに人が倒れてやすぜ。 げへへ、大丈夫でやすか? おっと意識がないみたいですね。 こういう時は人工呼吸で……。 ??? ……うわっ! な、なぜ顔を近づける! ここはどこだ? 貴様何者だ! 山賊 おや、残念。目が覚めてしまいやしたか。 せっかく助けて差し上げようとしたんですが……。 へへっ、あっしは山賊でやす。 ??? なんだと……!! おのれ賊め! 私を女だと思って侮らないことだな! 山賊 ちょ、ちょっとまってくだせぇ! ??? 問答無用! #endregion(1:戦闘中) //================== #region(1:終了時) ??? 山賊ごときにこの私が……。 アンナ ご、誤解です! 彼らは山賊ではありますが、 今は魔物と戦う仲間なんです。 ちょっと複雑な事情がありまして……。 それは傷の手当てをしながらご説明いたします。 #endregion(1:終了時) //================== #region(1:終了後) リーンベル ……なるほど。 さきほどは敵と間違えてしまって悪かったな。 私はリーンベル。とある国の艦隊の提督をしていた。 ……だが国は滅び、艦隊も自分の船だけ残って あとは散り散りになってしまったんだ。 とはいえ、提督としての命を受けているからには 全うしなければと、これまで魔物と戦ってきたが……。 数日前に嵐に巻き込まれて海に投げ出され、 気付けばここに流れ着いたらしい。 王子、お願いだ。どうか私たちの船を探して もらえないだろうか? 彼女らは部下ではあるが私の大事な家族なんだ……。 もし生存者がいるのならば一緒に王子に 協力したい……っ。 どうか、お願いだ……っ! #endregion(1:終了後) //================== #endregion(1:全体) //========================= #region(2:荒海の魚群) //================== #region(2:開始時) アンナ 王子軍の者がこの海域で、提督さんの船と 思われる船と魔物が、交戦していたのを 目撃しておりました。 まずはこの近海を捜索いたしましょう。 リーンベル 私のために、すまない……。 本当に心から感謝する。 兵士 報告! 敵がこちらに迫ってきています! リーンベル 王子、船上の戦いなら私に任せてくれ。 私の武器はソードピストルと言って 剣にもなるし銃にもなる便利な武器だ。 どちらを使うかのタイミングは 王子の指示に任せる。 #endregion(2:開始時) //================== #region(2:終了時) 兵士 報告します! あちらに船らしきものを発見 したのですが……。 リーンベル ……! あれは私の船……っ! アンナ よかったですね。見つかってなによりです……。 #endregion(2:終了時) //================== #endregion(2:全体) //========================= #region(3:死霊たちの船) //================== #region(3:開始時) 兵士 ご報告します。 船ですが、魔物との戦いでかなり 傷ついているようです。 それと、船の前には骸骨の魔物がいまして……。 まるで船を守るように立っているんです。 リーンベル ……そうか。 一つ提案なのだが、王子たちが魔物を 引きつけている隙に私がこっそりと 船に乗り込む、というのはどうだ? アンナ そうですね。一直線に進むよりもその方が 良いかもしれません。 引きつけるのは任せてください。 #endregion(3:開始時) //================== #region(3:戦闘中) 亡霊 敵兵発見。我、偵察任務に出撃します。 アンナ 王子、あれを! あれは亡霊のようです……っ! 実体を持たない亡霊相手では 通常の武器は効きにくいです。 ご注意ください! #endregion(3:戦闘中) //================== #region(3:終了時) 亡霊 敵は、非常に強力……。撤退します……。 アンナ 亡霊は倒すことができません……。 なにか強い怨念が彼女たちを ここに縛り付けているのでしょう。 先に中に入った彼女が心配です。 私たちも早く行きましょう。 #endregion(3:終了時) //================== #endregion(3:全体) //========================= #region(4:最後の指揮) //================== #region(4:開始時) 亡霊 提督……、戻って、きて、くれたん……ですね。 リーンベル お前たち、その体は……! 一体何が起きたんだ! 亡霊 あの嵐で……提督がいなくなった直後に、 魔物の襲撃を受けたんです……。 我々は必死に戦いましたが、全滅してしまい……。 目を覚ますと、皆このような姿になって…… いたのです……。 この姿では死ぬこともできず……。 ただただ……提督の帰りをお待ちすることだけが 我々の……希望でした……。 リーンベル 申し訳ない……。私のせいで……。 アンナ そういうことでしたか……。 でもおかしいですね。 提督さんが戻るまで待つということが この世に留まっている原因ならば、 もう呪縛から解き放たれているはず……。 リーンベル お前たちの望みはなんだ!? 私にできることであればなんでもしよう! 亡霊 望み……。 もし叶うのならば……私たちが全滅した、 魔物たちとの戦いをやり、なおしたい……。 提督が一緒に戦ってくれたならば、 絶対に負けなかった。 魔物に敗れた、口惜しさと……提督の船を 護れなかった後悔が……、私たちをこの場に とどめているのだと思います。 アンナ 残念ですが、時間を巻き戻すことは……。 リーンベル わかった。魔物たちとの戦いをやり直すことは できないが、もう一度共に戦おう! 相手は伝説の英雄の末裔と、その軍勢だ。 アンナ えっ、私たちと戦うんですか!? 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それが理解できないなんて、お姉さん悲しいわ。 強い後悔を利用し、霊体を形成して留め置くことで 実現する無敵の兵士を作り上げようと思ったのに……。 悪いけど、私の邪魔をするのは誰であろうと 容赦しないわよ。後悔しながら死んで、 私の新たな実験台になりなさい……! さぁ、助手のリッチたちよ! こいつらをやっつけておしまい! #endregion(5:開始時) //================== #region(5:戦闘中) リッチ メトゥス様……。こいつら手強い。 メトゥス なっさけないわねー。それでも私の部下なの? ……あ、そうよ。消えてしまった部下の代わりに、 あなたが私のために戦ったらいいんだわ! リーンベル ……! なに、これ……っ。体が、勝手に……! メトゥス くくく……。なにかショックなことがあったのかしら? 精神が弱まってて、操りやすいったらないわ。 リーンベル くそっ……、逆らえ、ない……!! #endregion(5:戦闘中) //================== #region(5:終了時) メトゥス あらあら、お姉さん負けちゃった。 意外と強いのねー、あなたたち。 まぁいいわ。今回はこの実験材料一体で我慢するわ。 リーンベル 離せ貴様……ッ!! アンナ 王子! リーンベルさんが連れ去られます! 急ぎ後を追いましょう! #endregion(5:終了時) //================== #endregion(5:全体) //========================= #region(6:死霊術師の研究所前) //================== #region(6:開始時) アンナ 追いつきました! リーンベルさんを返してください! メトゥス くくくっ、見事に罠にハマるなんて……。 本当に可愛い坊やだわ……。 あなたたちを倒す奥の手を紹介してあげようかしら? さぁ、みて頂戴……私の傑作。 ドラゴンゾンビよ……! アンナ ドラゴン、ゾンビ……!? メトゥス このドラゴンは実験の過程で生まれたものだけどー、 なんといっても体力がすさまじいの。爪の攻撃を受け 続けたら、麻痺して動けないでしょうね? ブレスだって、あまり遠くには届かないのが 惜しいところだけど、威力はすごいのよー。 アンナ そんなものを生み出すなんて……。 それに王子、先ほどからリーンベルさんが 見当たりません。 メトゥス あぁ、さっきのお嬢さんならあのドラゴンの腹の中よ。 私は別にあなたたちが逃げても構わないけど、 お嬢さんは確実に生きて帰れないでしょうねぇ? アンナ 酷いことを……。王子、ドラゴンゾンビを倒し、 リーンベルさんを救出致しましょう! #endregion(6:開始時) //================== #region(6:終了時) メトゥス あーらら、やられちゃった。ここまでやるなんて……。 それによく見たら坊や、いい男じゃない。 あ、そうだわ。アンデッドになる気はない? 悪い話でもないのよ? 不死の存在になれば、 魔物たちとの戦いも有利になるし。 アンナ なんて馬鹿なことを……! メトゥス 一回死んでみれば考えも変わるでしょう……。 また必ず、坊やを殺しに来てあげるわ。 それまでいい子で待っててね? #endregion(6:終了時) //================== #endregion(6:全体) //========================= // // #endregion(ネタバレ注意) }} #style(class=split_r){{ &edit{編集}; }} #clear ///////////////// ここまで ///////////////// // // //----- 会話の拡張用テンプレ (コピーして使ってね!) ----- //----- ↓ここから ----- //========================= //#region(□:) //================== //#region(□:開始時) //??? // 未編集 //#endregion(□:開始時) //================== //#region(□:戦闘中) //??? // 未編集 //#endregion(□:戦闘中) //================== //#region(□:終了時) //??? // 未編集 //#endregion(□:終了時) //================== //#region(□:終了後) //??? // 未編集 //#endregion(□:終了後) //================== //#endregion(□:全体) //========================= //----- ↑ここまで ----- // //