▼ 初回開催時 開催期間(2017/10/05〜2017/10/19) 「呪われた宝石の欠片」を集めて、レアリティ「ブラック」のシーフ「黒猫大怪盗サバル」を仲間にしよう! 報酬 |floatleft||s 呪われた宝石の欠片報酬 | 10|サバルが仲間になる|0 | 30|スキルレベル2 |1 | 50|初期レベル10 |0 | 100|スキルレベル3 |1 | 150|コスト-1 |0 | 200|スキルレベル4 |1 | 250|コスト-1(累計-2)|0 | 300|スキルレベル5 |1 | 400|初期レベル20 |0 | 500|スキルレベル6 |1 |floatleft||s 10サバルが仲間になる 30スキルレベル2 50初期レベル10 100スキルレベル3 150コスト-1 200スキルレベル4 250コスト-1(累計-2) 300スキルレベル5 400初期レベル20 500スキルレベル6 呪われた宝石の欠片報酬 | 600|コスト-1(累計-3)|0 | 700|スキルレベル7 |1 | 800|初期レベル30 |0 | 900|スキルレベル8 |1 |1000|コスト-1(累計-4)|0 |1100|初期レベル40 |1 |1200|スキルレベル9 |0 |1300|コスト-1(累計-5)|1 |1400|スキルレベル10 |0 |1500|初期レベル50 |1 600コスト-1(累計-3) 700スキルレベル7 800初期レベル30 900スキルレベル8 1000コスト-1(累計-4) 1100初期レベル40 1200スキルレベル9 1300コスト-1(累計-5) 1400スキルレベル10 1500初期レベル50 緊急ミッション『大怪盗とピラミッドの秘宝』のみ『封獣の剣士ラテリア』の攻撃力1.7倍&コスト1/2 女神の加護の「近接攻撃力アップ」および「遠距離攻撃力アップ」の効果とは累積しない 追加報酬 |floatleft||s 呪われた宝石の欠片報酬 | 45|ゴールドアーマー|0 | 90|金の聖霊 |1 | 135|プラチナアーマー|0 | 180|金の聖霊 |1 | 225|結晶のカケラ |0 | 270|白金の聖霊 |1 | 315|ゴールドアーマー|0 | 360|白金の聖霊 |1 | 405|プラチナアーマー|0 | 450|黒の聖霊 |1 |floatleft||s 45ゴールドアーマー 90金の聖霊 135プラチナアーマー 180金の聖霊 225結晶のカケラ 270白金の聖霊 315ゴールドアーマー 360白金の聖霊 405プラチナアーマー 450黒の聖霊 呪われた宝石の欠片報酬 | 495|結晶のカケラ |0 | 540|黒の聖霊 |1 | 585|ゴールドアーマー|0 | 630|技強化の聖霊 |1 | 675|プラチナアーマー|0 | 720|白金の聖霊 |1 | 765|極金の聖霊|0 | 810|白金の聖霊 |1 | 855|結晶のカケラx2 |0 | 900|黒の聖霊 |1 |floatleft||s 495結晶のカケラ 540黒の聖霊 585ゴールドアーマー 630技強化の聖霊 675プラチナアーマー 720白金の聖霊 765極金の聖霊 810白金の聖霊 855結晶のカケラx2 900黒の聖霊 呪われた宝石の欠片報酬 | 945|プラチナアーマー|0 | 990|白金の聖霊 |1 |1035|極白金の聖霊|0 |1080|白金の聖霊 |1 |1125|結晶のカケラx2 |0 |1170|黒の聖霊 |1 |1215|プラチナアーマー|0 |1260|黒の聖霊 |1 |1305|極黒の聖霊|0 |1350|技強化の聖霊 |1 |floatleft||s 945プラチナアーマー 990白金の聖霊 1035極白金の聖霊 1080白金の聖霊 1125結晶のカケラx2 1170黒の聖霊 1215プラチナアーマー 1260黒の聖霊 1305極黒の聖霊 1350技強化の聖霊 呪われた宝石の欠片報酬 |1395|黒の聖霊 |0 |1440|白金の聖霊 |1 |1485|プラチナアーマー|0 |1530|白金の聖霊 |1 |1575|結晶のカケラx3 |0 |1620|黒の聖霊 |1 |1665|ゴールドアーマー|0 |1710|黒の聖霊 |1 |1755|プラチナアーマー|0 |1800|技強化の聖霊 |1 1395黒の聖霊 1440白金の聖霊 1485プラチナアーマー 1530白金の聖霊 1575結晶のカケラx3 1620黒の聖霊 1665ゴールドアーマー 1710黒の聖霊 1755プラチナアーマー 1800技強化の聖霊 ▲ ▼復刻開催時 復刻ミッション中にドロップする『刻水晶』を集めると、交換所で『黒猫大怪盗サバル』と交換することが出来る 『黒猫大怪盗サバル』は刻水晶250個と交換可能 同一ユニットを所持している場合は150個交換に引き下げ 交換可能期間: 2018/09/24 23:59まで 復刻ミッション中に『ボンボリ』がドロップ 今回ドロップするボンボリはサバルと同じスキル「パラライシスダガー」を持ち、 合成継承によりサバルのスキルレベルアップが可能 ボンボリの保持スキルはイベント終了後も変化しない 開催期間 復刻一回目(2018/09/17~2018/09/23 23:59) ▲ ▼データ ▲ ▼ステージデータ ▼ 初回開催時 ステージ名★1の目安カリスマEXPG(★3)初期コスト出撃数ドロップ1ドロップ2ドロップ3ドロップ4スタミナライフ敵の数 |砂漠を駆ける黒猫|初級|20|150|900|10|8|~ |呪われた宝石の欠片x3|花束|-|-|0 |~|~|1|~|~|10|23|~|~|~|~|~|0 砂漠を駆ける黒猫初級20150900108呪われた宝石の欠片x3花束-- 11023 |命を喰らう呪いの宝石|中級|30|200|1200|10|8|~ |呪われた宝石の欠片x3|竜人戦士[8]判定2回|魔水晶x1|-|0 |~|~|2|~|~|15|35|~|~|~|~|~|0 命を喰らう呪いの宝石中級302001200108呪われた宝石の欠片x3竜人戦士[8]判定2回魔水晶x1- 21535 |封鎖されしピラミッド|上級|40|280|1800|10|8|~ |呪われた宝石の欠片x3判定2回|BG砂漠の戦士アサル[10]|BG吸血鬼狩人フーリ[10]|BG山賊頭モーティマ[10]|0 |~|~|4|~|~|10|41|~|~|~|~|~|0 封鎖されしピラミッド上級402801800108呪われた宝石の欠片x3判定2回砂漠の戦士アサル[10]吸血鬼狩人フーリ[10]山賊頭モーティマ[10] 41041 |ピラミッドへの道|極級|50|360|2100|10|8|~ |呪われた宝石の欠片x5判定2回|呪われた宝石の欠片x3|BG魔導師ヴァレリー[12] |BG白金の聖霊|0 |~|~|7|~|~|10|45|~|~|~|~|~|0 ピラミッドへの道極級503602100108呪われた宝石の欠片x5判定2回呪われた宝石の欠片x3魔導師ヴァレリー[12] 白金の聖霊 71045 |妖魔女王の連携戦術|神級|80|450|2700|10|8|~ |呪われた宝石の欠片x5判定3回|BG鋼鉄の女レアン[15]|BGプラチナアーマー|魔水晶x2|0 |~|~|9|~|~|10|42|~|~|~|~|~|0 妖魔女王の連携戦術神級804502700108呪われた宝石の欠片x5判定3回鋼鉄の女レアン[15]プラチナアーマー魔水晶x2 91042 以下後半戦で追加 |呪われし王子軍|上級|40|300|1950|10|8|~ |呪われた宝石の欠片x3判定3回|BG女盗賊ハリッサ[10]|BG聖霊女王|BGプラチナアーマー|0 |~|~|5|~|~|15|43|~|~|~|~|~|0 呪われし王子軍上級403001950108呪われた宝石の欠片x3判定3回女盗賊ハリッサ[10]聖霊女王プラチナアーマー 51543 |ピラミッド潜入|極級|70|400|2550|10|8|~ |呪われた宝石の欠片x5判定2回|呪われた宝石の欠片x3判定1回|BG格闘家ダン[12]|ルビー|0 |~|~|8|~|~|15|45|~|~|~|~|~|0 ピラミッド潜入極級704002550108呪われた宝石の欠片x5判定2回呪われた宝石の欠片x3判定1回格闘家ダン[12]ルビー 81545 |王墓の決戦|神級|90|620|3000|10|8|~ |呪われた宝石の欠片x5判定5回|BG癒し手ドルカ[15]|BG技強化の聖霊|-|0 |~|~|12|~|~|10|52|~|~|~|~|~|0 王墓の決戦神級906203000108呪われた宝石の欠片x5判定5回癒し手ドルカ[15]技強化の聖霊- 121052 |闇夜を跳ねる大怪盗|神級|100|250|1800|10|8|~ |BG金の聖霊|BG白金の聖霊|BG黒の聖霊|BG技強化の聖霊(コンプ報酬)|0 |~|~|2|~|~|15|50|~|~|~|~|~|0 闇夜を跳ねる大怪盗神級1002501800108金の聖霊白金の聖霊黒の聖霊技強化の聖霊(コンプ報酬) 21550 ドロップするユニット横の[]内は入手時のLv 全アイテム・ユニット初回確定ドロップ ▲ ▼復刻時 ステージ名★1の目安カリスマEXPG(★3)初期コスト出撃数ドロップ1ドロップ2ドロップ3ドロップ4ドロップ5 スタミナライフ敵の数 砂漠を駆ける黒猫初級20150900108刻水晶x3花束-- 21023 命を喰らう呪いの宝石中級302001200108刻水晶x3竜人戦士[8]判定2回魔水晶x1刻の聖霊- 21535 封鎖されしピラミッド上級402801800108刻水晶x3判定?回砂漠の戦士アサル[10]吸血鬼狩人フーリ[10]山賊頭モーティマ[10]刻の聖霊 41041 ピラミッドへの道極級503602100108刻水晶x5判定?回刻水晶x3魔導師ヴァレリー[12]白金の聖霊刻の聖霊 71045 妖魔女王の連携戦術神級804502700108刻水晶x5判定?回鋼鉄の女レアン[15]プラチナアーマー魔水晶x2- 91042 呪われし王子軍上級403001950108刻水晶x5判定?回女盗賊ハリッサ[10]聖霊女王プラチナアーマー刻の聖霊 51543 ピラミッド潜入極級704002550108刻水晶x5判定?回刻水晶x3判定?回格闘家ダン[12]ルビー刻の聖霊 81545 王墓の決戦神級906203000108刻水晶x5判定4回刻水晶x3技強化の聖霊刻の聖霊- 121052 闇夜を跳ねる大怪盗神級1002501800108金の聖霊白金の聖霊黒の聖霊技強化の聖霊(コンプ報酬)- 21550 ドロップするユニット横の[]内は入手時のLv 全アイテム・ユニット初回確定ドロップ ▲ ▼新規敵ユニット 仮称行動タイプB{弱点特効}攻撃属性HP攻撃力防御力魔法耐性攻撃間隔備考対処法 仮称行動タイプ弱点特効攻撃属性HP攻撃力防御力魔法耐性攻撃間隔備考対処法 サバル遠距離B{獣}物理全体弾発生移動・単体物理攻撃 サバル遠距離獣物理全体弾発生移動・単体物理攻撃 ビーストマミー遠距離B{アンデッド}B{獣}物理全体発生・マルチロック物理攻撃 (範囲内でも隠密中はダメージを受けない)・射程約130 ビーストマミー遠距離アンデッド獣物理全体発生・マルチロック物理攻撃 (範囲内でも隠密中はダメージを受けない)・射程約130 バステト遠距離B{アンデッド}B{獣}魔法全体弾発生移動・単体魔法攻撃・射程約380 バステト遠距離アンデッド獣魔法全体弾発生移動・単体魔法攻撃・射程約380 補正 表記や補正についての説明は敵ユニットのページを参照 ▲ ▼会話 大怪盗とピラミッドの秘宝/会話 ▼ ネタバレ注意 ▼ 1:砂漠を駆ける黒猫 ▼ 1:開始時 アサル 王子、このような所までご足労頂き有難うございます。 実は最近、この地で怪しい動きを見せる 一団が見受けられまして……。 アンナ 報告にあった『バステト信仰』の者達ですね。 ザラーム あぁ。かつてこの地に住む人々を 守護していたと言われた神、 『バステト』を信仰する民達。 少数民族の為情報は少ないが、 神を絶対視するあまり、 危険な行動も顧みない奴らだと聞く。 ハシム そんな連中が最近この辺りのピラミッドに入り、 何やら探しているとの事だ。 連中、一体何を企んでいるのやら……。 ケイティ 目的が判らぬ以上は何も言えませんが、 ピラミッドの中は魔物が蔓延り危険な場所でもあります。 放置しておく訳には参りませんね……む、あれは? ??? ――待ちなさい! 盗んだ欠片を返しなさい! 返さないと言うのなら……行きなさい、お前達!! ??? ……へぇ、魔物まで操れるなんて。 流石は『呪われた宝石』の欠片なだけあるね。 ……ま、そうじゃなきゃ面白くないか。 アンナ ――あれは……っ!? 王子、 女性が魔物達に追われているようです! 遠くにですが、魔物を操ってると思わしき方の姿も! ザラーム 魔物を操ってる者……あの恰好間違いない。 どうやらバステト信仰の民のようだな。 ケイティ 襲われてる理由は判りませんが、 このまま見過ごす訳にも参りませんね。 そこの方、急いでこちらへ! ??? みゃ? あれはまさか王国軍……? ……ふぅん、面白そうじゃないか。 呆気なく盗めて少し退屈してたんだ。 折角だ、少し遊んでもらおうかな。 ▼ 1:終了時 ??? くっ……あの盗人の仲間ですか。 ……ここは退いた方が良さそうですね。 アンナ ――魔物を操っていた者は去ったようですね。 ……あの、大丈夫ですか? サバル にゃはは、一応助けられた事になるのかな? ありがとう、礼は言っておくよ。 私はサバル、見ての通りの獣人さ。 ケイティ サバルさん、ですか。このような場所で何を? 一体、何故追われていたのですか? サバル にゃはは。事情も分からず人助けだなんて、 噂に名高いお人好しの集団だね……そんなんじゃ、 いつか足元をすくわれても知らないよ。 しかし大分荷物が増えてしまったね。 少し整理しなければ……と、先ほど手に入れた剣だな、 礼と言ってはなんだが……受け取ってくれるかい? アンナ はぁ。そういう事でしたら……っ! これは、アサルさんの剣では!? アサル そんな、私の剣だったらここに……っ!? ない、私の剣がありません!! ザラーム ぬ!? 俺の剣も見当たらぬ!? サバル まったく、腕はたっても脇が甘すぎるね。 無防備すぎて、盗んでくれと言ってるようなもんさ。 ……まぁ、予告状もなく盗むのは主義じゃない。 今盗んだものはちゃんと返す、安心してくれ。 ケイティ ……一体どういうつもりですか? サバル ……私は天下の大怪盗サバル様さ。 君達の事は聞かずとも判る、王国軍の人だろう。 さっきの戦い、近くで見せてもらった。 腕が立つのは判った……その腕を見込んで 頼みがあるんだ。どうか、私に力を貸してくれないかい。 ▼ 1:終了後 (ホーム画面にて) サバル ――まずは話を聞いてくれてありがとう。 改めて自己紹介しておくよ。 私はサバル、見ての通りの怪盗だよ。 これでも代々怪盗稼業を営む、 由緒正しき怪盗一家の現当主、 小さいからって、あまり甘くみないでほしい。 ……王子達に頼みって言うのは他でもない。 私の仕事に、ちょっとばかし 協力をお願いできないもんかと思ってね。 王子達があそこに居た理由には察しがついてる。 大方、バステトを信仰してる連中の 動きを追ってきたんだろう? 天下の王子軍様が、怪しい動きを見せてる連中を 放っておくはずないからね。 さっき私を追って来た奴、アイツがまさにその バステトを信仰してる民なんだが。 連中は今、コレを集めてるみたいでね。 ……『呪われた宝石』、使用者に絶大な力を与える代償に、 その魂を喰らい続ける。そういう呪いが 込められたピラミッドの大秘宝、その欠片さ。 長い年月でバラバラになってしまったようだが、 欠片となってもその呪いの力は健在。 連中がピラミッドを漁ってる理由はこいつさ。 神を信仰する連中が躍起になって目指す事なんて、 大体察しがつくもんだろう……そう、バステトの復活だよ。 バステトがどんな奴かなんて知らないが、 呪いの力で蘇るなんて、どうせろくなもんじゃない。 王子達にとっても、捨て置けない問題だろう? 私は怪盗だ、何分貴重な道具には目がなくてね。 私の狙いもその秘宝の欠片……王子達と 利害は一致するんじゃないかな。 王子、『呪われた宝石の欠片』を集める為、 どうか私に協力してくれないかな。 ▼ 2:命を喰らう呪いの宝石 ▼ 2:開始時 アンナ ――サバルさんが、かつて王都を騒がせた 大怪盗の娘だったとは……驚きですね。 ケイティ 盗みに入る前には必ず予告状を出すにも関わらず、 厳重な警備をいともたやすく掻い潜り、 狙った獲物は必ず盗み出す稀代の怪盗。 神出鬼没にして変幻自在の変装の名人。 その猫のような身のこなしの軽さから、 怪盗黒猫などとも呼ばれていましたね。 サバル 私の父様であり師匠だからね、凄いのは当然さ。 ……ま、私だって負けているつもりはないが。 アンナ 先ほどの盗みの技、見事なものでした。 ですが、悪用してはいけませんよ? サバル にゃはは。私は怪盗だ、 そいつは無理な相談ってやつかもね。 ……っと、どうやらお客さんみたいだ。 兵士 ――報告! 前方から魔物の群れが接近中! ケイティ 全軍、戦闘用意! ミトラ ……む? 気をつけろ。 何やら強い呪いの力を感じる。 この気配……呪われた宝石の力か。 サバル 恐らくはピラミッドの方から来たんだろうね。 欠片を持つ魔物は普段より強力な力を持つ分、 魂を奪い尽くされ、いずれは倒れる筈だ。 くれぐれも気を付けてくれ、王子。 ▼ 2:終了時 サバル あった。間違いない、呪われた宝石の欠片だ。 アンナ やはりピラミッドから来た魔物達でしたか。 ケイティ 魔物達が溢れでてくるとは……ピラミッドの中で、 何かが起こっているという事でしょうか。 サバル 先ほど『ピラミッドに眠る呪われた宝石を狙う』と、 予告状を出してきたからね。バステト信仰の連中が、 今頃大急ぎで欠片を探してるんじゃないかな。 ケイティ ……予告状を出したのですか。 アンナ ……一体何故そのようなことを。 サバル 決まっているだろう? ただ盗むだけじゃただのこそ泥。 困難な条件で盗んでこそ、そこには盗みの美学がある。 予告状を出してこその、怪盗だろう! アンナ 成程……言われてみれば、 確かにそうかもしれませんね。 サバル にゃはは、物分かりが良くて助かるよ。さぁ、 呪われた宝石が眠るとされるピラミッドはこの先だ。 グズグズなんてしていられない、私達も急いで向かおう! ▼ 3:封鎖されしピラミッド ▼ 3:開始時 サバル さぁ、ピラミッドはこっちだよ……おおっと? ▼ 3:開始後 アンナ あれは……魔物達がピラミッドの入り口を まるで封鎖するように……。 サバル 呪われた宝石の欠片には、 マミー達を操る力もあるみたいだったね。 連中が用意した門番ってところか。 さて、あの厳重な警備。 一体どうやって掻い潜ろうか……。 ケイティ ……皆さん、準備は良いですか。 合図に併せて一斉に敵を鎮圧します。 兵士 はっ! 既に配備は完了しております!! いつでもご指示を頂ければと! ケイティ 判りました、それでは……。 サバル ちょ、ちょ、ちょっと待ってくれ。 流石にあの警備、正面突破は無謀じゃないか。 ケイティ ですが、既に敵が内部に侵入しているとなれば、 悠長にしている時間はあまりないかと。 サバル まったく、急がば回れって奴だ。焦ってる時こそ、 落ち着いて活路を見出す事こそが盗みの―― 兵士 ――ほ、報告です! 魔物達に気付かれた模様! こちらに向かってきます!! サバル ……遅かったか。 ケイティ 各員、戦闘の用意を! ……見慣れない魔物もいるようですね。 獣人のマミーでしょうか? アンナ あの獣人のマミーが持つ武器、 広域への攻撃に秀でてるようにも見えます。 どうかお気をつけください、王子。 ▼ 3:終了時 兵士 ――ほ、報告です! ピラミッド内部から、 敵の増援が多数出現! 先ほどの倍以上の数です! モーティマ ったく、次から次にキリがねーぞ! ケイティ くっ……正面突破は難しいですか……! サバル ――皆、こっちだ! 急いで!! アンナ サバルさん、一体どこへ? サバル ピラミッドの内部に通じる裏道を見つけた。 そっち側のほうが、警備は手薄みたいだ! アンナ ありがとうございます、サバルさん! 案内をお願いします! ▼ 4:ピラミッドへの道 ▼ 4:開始時 サバル ――ピラミッドへの入り口はこっちだ! 急いで……っ!! アンナ こんな所にも大量の魔物が……。 サバル さっきまではいなかったのに…… ……そうか、欠片の気配を追って来たのか。 ケイティ 欠片の気配がある以上、 魔物には感付かれてしまいますか。 サバル いや、敵が欠片を狙っているのなら……。 アンナ サバルさん、欠片を持ってどこへ……! サバル 私がおとりになって奴らを引き付ける。 皆は残った敵を頼む。 ケイティ しかし、それではサバルさんが危険です! サバル あの程度の魔物に捕まってちゃ、 大怪盗の名折れだよ……それじゃ、 入口の敵は任せたよ! ケイティ 行ってしまいました……ですが、魔物の大半は サバルさんを追って行ったようですね。 アンナ はい。サバルさんが作ってくれたこの好機、 無駄に出来ません。 王子、ピラミッドへの道を確保致しましょう! ▼ 4:終了時 ケイティ ひとまず入口は確保できました。 あとは、サバルさんが戻ってくるのを待つだけです。 アンナ サバルさん、どうかご無事で……。 サバル ――……全く、心配しすぎだよ。 アンナ サバルさん! ケイティ 良かった……ご無事だったのですね。 あれだけの量の魔物、 逃げ切るには大変だったでしょう。 サバル あんなノロマな連中に、 この私が捕まる訳ないだろう。 アンナ それはそうかもしれませんが……ですが、 今後あのような無茶はしないと約束してください。 王子も心配していましたよ。ね、王子? 王子 ……(こくり)。 サバル だから心配なんていらないと……ってこら、 頭を撫でるな! み、耳をさわ……ふみゃ。 アンナ ……ふみゃ? サバル ……こ、コホン。なんでもない。 兎に角、私の心配なんて必要ないよ。 アンナ そうですか……ですが、 無事に戻って来て頂けて本当に何よりです。 これでピラミッドへの道が開けましたね。 ケイティ 果たして中で何が起こっているのか。 ……慎重に進まねばなりませんね。 サバル さっきの魔物達はずっと遠くに撒いてきた。 当分は戻ってこれない筈だ、 今なら少しくらい休んでも大丈夫だと思うよ。 アンナ ありがとうございます、サバルさん。 王子、少し休憩してからピラミッドへと 突入致しましょうか。お疲れ様でした。 ▼ 5:妖魔女王の連携戦術 ▼ 5:開始時 ゴブリン博士 こ、こちらガご所望であっタ、 例のアレでございまス。 プリンセ……クイーン長女サマ。 ゴブリンクイーン長女 へぇ……これが呪われた宝石の欠片ねぇ。 ふふ、中々綺麗じゃない。私に似合いそうねぇ。 ゴブリンクイーン次女 お姉さまでしたら、そのような物だけでなく きっとどのような宝石でもお似合いですわ。 貴方もそう思うでしょう、三女! ゴブリンクイーン三女 はい、間違いありません! お姉さま達でしたら、きっとどのような 宝石でもお似合いに決まっています! ゴブリンクイーン長女 ふふ、二人とも正直者ねぇ。ゴブリン博士、 貴方もよく手に入れてくれたわね。 何か欲しいものがあれば言いなさい? ゴブリン博士 ほ、本当ですカ!? そ、それでしたらワタクシ、 是非とモ作りたい兵器ガございましテ、 そのための予算ヲ―― ゴブリンクイーン長女 ――と思ったけど、貴方さっき、 私をプリンセスって呼ぼうとしたわね。 何度も言ってるでしょ。お母様亡き今、私達がクイーン。 いつまでもプリンセスと思われてるだなんてしゃくだわ。 やっぱりさっきのは、なーし……うふふ。 ゴブリン博士 そ、ソンナァ……。 ゴブリンクイーン次女 流石お姉さまですわ。ゴブリン博士の 情けなく落ち込んだ顔、たまりませんわ。 ゴブリンクイーン三女 成程、あれが飴と鞭と言うものなのですね。 ……私も、頑張って見習わせて頂きます! アンナ ――王子、呪われた宝石の欠片を持ちだした ゴブリンが向かったのは こちらのようです……あれは!? ゴブリンクイーン長女 あらあらぁ。王子達じゃない。ちょうどいいわ、 この呪われた宝石の欠片に加え、私達 姉妹の絆の力を見せる良い機会よぉ……まずは三女! ゴブリンクイーン三女 はい、お姉さま! まずは私が皆さんに 回復魔法を……! これで呪われた宝石の呪いも 怖くありませんわ! ……次女姉さま! ゴブリンクイーン次女 三女の癖にやるじゃない。そして 次は私が王子達の魔法への抵抗を奪って……と。 ……お姉さま! ゴブリンクイーン長女 よくやったわ二人とも。あとは私がゴブリン軍団 全員の力を引き上げれば……うふふ。 完璧なフォーメーションね。名付けて―― 『トライアングル・フォーメーション』 ……さぁ覚悟なさい。地獄を見せてあげるわよ。 アンナ ゴブリン軍団、どうやら連携を強化してきたようですね。 ……まずはあの連携を打ち崩すのが上策かと。 王子、冷静な指示をお願いします。 ▼ 5:終了時 ゴブリンクイーン三女 きゃあ! ゴブリンクイーン次女 何やってるのよ三女! ケイティ 陣形が崩れました……今が好機! ゴブリンクイーン長女 ちょーっと分が悪いかしらぁ。 ……しょうがないわね、ゴブリン兵たち! ゴブリン ギャギャ! ゴブリンクイーン長女 私達が逃げるまで、奴らの足止めをするのよ。 ……もちろん命懸けでね。 手を抜こうものなら、後で殺すわよ。 ゴブリン ギャギャー! シニタクナイ! シニタクナイ! イノチガケ! イノチガケ! ケイティ ぐっ……仲間達を足止めに使うとは。 なんという卑劣な……! ゴブリンクイーン長女 うふふ、なんとでも言いなさい。 ……さぁ妹達、帰るわよ。 ゴブリンクイーン次女 人間の分際で……覚えてなさい! ゴブリンクイーン三女 私の失敗がなければ……次までには、 フォーメーションをもっと完璧なものに……。 ゴブリンクイーン長女 えぇ、次こそは私達が絶対に勝つわよ。 覚悟しておきなさい、人間達。 ケイティ ――……逃げられてしまいましたか。 『トライアングル・フォーメーション』 恐ろしい連携攻撃です。 アンナ はい……ゴブリン達も、新たな力を 身に着けていっているようでしたね。 ケイティ 我々も負けてはいられませんね。国に戻り次第、 更なる鍛錬、仲間との連携強化を図るべく、 新たな特訓メニューを考案致しましょう。 アンナ はい、ケイティさん。よろしくお願いします! ……それでは王子、帰還致しましょうか。 お疲れ様でした。 ▼ 6:呪われし王子軍 ▼ 6:開始時 モーティマ ったく……お宝が見つかるかもしれねぇっつうから ついてきたってのに、なんでい、このシケた洞くつは? リカルド だが、王子たちが探している宝石の欠片は 魂を糧に所有者を強化する、 呪われた品だそうじゃないか。 まぁ、完璧な俺がそんな宝石ごときの 呪いにかかるわけはないが―― モーティマ ――うぉッ! なんだこの宝箱は!? すんげえ財宝が入ってそうじゃねえか! ロイ も、モーティマ殿。そう早まりなさるな。 そのような怪しい宝箱は、えてして 開けた途端に呪いが発動するもので―― モーティマ ぐぉおおおッ! な、なんじゃこりゃあ!? お宝を見たら……目の前ガ、真ッ赤ニ……。 リカルド なッ――宝箱を開けてしまったのか!? ……うッ……身体ガ、言ウコトヲ聞カナイ……ッ! モーティマ ウ……グォオオオオオォオオオオオオッッ!!! アンナ ――ッ! 奥へ行った皆さんが こちらへ武器を向けて走ってきます! まさか、宝石の欠片の呪いに……? ケイティ ひとまず応戦しましょう! 彼らを正気に戻せるかもしれません。 ▼ 6:終了時 ロイ ハァッ、ハァッ……め、面目ない……。 正気を失っていたとはいえ、 味方に危害を加えようとしてしまうとは……。 リカルド うぅっ……情けない限りだ。 呪いに対する警戒は完璧だと思っていたんだが。 ケイティ はぁ……。 済んだことを責めても仕方ありませんが、 軽率な行動は謹んでくださいね。 モーティマ そうだそうだ! ったく、これだからトーシローは。 アンナ ……モーティマさん、 貴方が犯人だということはお見通しですよ? モーティマ な、なに言ってんだおめえ? この天下の大山賊、モーティマ様が 呪われた宝石なんぞに手を出すわけが―― リカルド ……と言いながらポケットに入れたそれは さっきの宝箱に入っていた宝石の欠片だな? モーティマ いででででッ! わ、わかった、渡す渡す! 渡すから剣を突きつけねえでくれッ! アンナ ……モーティマさんの手癖の悪さはともかく、 バステトを信仰する民たちが有する 宝石の欠片を集める必要があるのは事実です。 彼らが呪われた宝石の力を使って バステトを復活させてしまわないように、 呪われた宝石の欠片の収集を急ぎましょう! ▼ 7:ピラミッド潜入 ▼ 7:開始時 サバル 皆、急いでくれ! 追っ手が来る前に 呪われた宝石の欠片を盗み出さなくちゃ! ――って、おや? 向こうにいるのは……? ??? むッ! 貴方はあの時の……! サバル しまった! 私としたことが 警戒を怠ってしまっていた! 皆、ひとまず逃げるんだ! ??? 逃がすものですか! 皆の者、行きなさい! 神の復活を妨げる愚か者どもを排除するのです! ユリアン くそっ、囲まれちまったか! バステトを崇める信者どもと……呪いの宝石の力で 操られた魔物どももいるみてーだな。 ??? 私がバステト様復活の儀を執り行います! 信徒たちはその間、時間を稼ぎなさい! さぁ、今こそ我らの信心が試される時です! ケイティ 復活の儀……? バステト神を蘇らせる準備が すでに整ったというのですか!? アンナ そうはさせません! 王子、敵の包囲を突破して なんとしても復活の儀を阻止しましょう! ▼ 7:戦闘中 バシラ ――ひぃいッ!? ひ、棺の中から敵が出てきましたッ! ケイティ 気をつけてください! フタの開いた棺からはマミーが現れるようです! ▼ 7:終了時 ??? なッ……あれだけの劣勢を覆すなんて! 貴方たち、一体何者ですか……? ……いえ、何者であろうと最早関係ありません。 すでにバステト様の復活の儀は完了したのですから。 サバル そんな……っ! 間に合わなかったというのか。 ??? ふふ……そろそろお目覚めになります。 神の再臨を妨げようとした罪過を、 その血をもってあがなわせてあげましょう。 ▼ 8:王墓の決戦 ▼ 8:開始時 バステト …………。 サバル なんてこった……。 信じてなかったわけじゃないけど、 本当に呪われた宝石の力で復活するなんて。 アンナ あれが復活したバステト……。 神だと聞いていましたが、どことなく猫っぽいというか、 獣人のような風貌ですね。 ザラーム ……おそらく奴は、真の意味での神ではない。 かつて、此の地で栄華を誇った獣人の国があった。 その国を治めていた強大な力を持つ女王を、神として 信奉したのがバステト信仰の始まりと言われている。 ??? な……なんということを! 神に疑いを向けるとは……許せません! バステト様、この邪なる異教徒どもに 神の裁きをお下しください! 愚かなる罪人どもに、永劫の罰を! バステト ……ファァ……五月蝿イ小娘ヨノ。 偉ソウニ指図スルデナイ。 ??? ――バステト様っ!? た……大変失礼いたしました! バステト ……ダガ、我ヲ永劫ノ眠リカラ 覚マサセタ功績ハ評価シヨウ……。 望ミ通リ、目ノ前ノ鼠ドモヲ根絶ヤシニシテヤル! ケイティ ――来ます! 王子、全力で迎え撃ちましょう! ▼ 8:終了時 バステト グフッ……ナ、ナンダ、コレハ……。 チカラガ、抜ケテイク……ッ。 ??? ば、バステト様!? そんな……まさか、 復活の儀が失敗していたというのですか? サバル 宝石の欠片の大半は私たちが頂いたからね。 不完全な状態で復活してたんだろうさ。 ??? くっ……おのれ! いつか必ず雪辱を果たさせていただきますよ! バステト様を蘇らせる方法は他にもあるはず……! 総員――退却ッ! ユリアン ……チッ、バステトを抱えて逃げやがった。 このピラミッドは奴らの庭だ。 追いかけっこじゃ敵う気がしねーな。 ケイティ ですが、あの様子では当分の間は バステトを復活させることはできないでしょう。 私たちの勝利です。 アンナ サバルさん、 この度は本当にありがとうございました。 サバル にゃはは、いいっていいって。 それに、礼を言わなきゃいけないのは私の方さ。 最初は単に、君たちを利用して お目当ての大秘宝を華麗に奪ってやろうとしか 考えていなかったけど……。 今回、王子たちと行動を共にしたことで、 自分のための盗みが世のために繋がるっていう 得難い経験をさせてもらったからね。 長いこと怪盗をやっていて、 これほど気分が良くなったのは初めてさ! ……ありがとう、皆。 それと、もしよかったら これからも一緒に行動させてもらっていいかな? 王子 …………(こくり)。 サバル にゃはは、さすが王子、いい選択だ♪ この天下の大怪盗、サバル様がついてれば 魔物から平和を奪い返す日もそう遠くないさ! ▼ 9:闇夜を跳ねる大怪盗 ▼ 9:開始時 サバル にゃはははっ! 鬼さんこっち~っ! セブン くっそーっ! 待ちやがれ、この泥棒猫め! アンナ 報せを聞いて駆けつけてみれば……。 皆さん、これは一体なんの騒ぎですか!? セブン 見りゃわかるだろ? あのサバルとかっていう生意気な泥棒猫を とっ捕まえてやろうとしてるんだよ! なにが怪盗サバルだ! アタシの縄張りに盗みの予告状なんか 送ってきやがって……ふざけんなっての! ウル っていうわけで、素早さに自信がある あたしたちモンクと、任務で王国に来てる 忍者たちがサバル捕獲作戦に協力してるの! ケイティ 今すぐこの騒ぎを止めてください。 近隣住民から苦情が出ています。 ナギ 断る。いくら王子の命でも、 主君の領地で盗みを働くような不届き者を 捨て置くなんて、忍としての信念が許さないからな。 サバル にゃははっ、そう言うなら早く捕まえてみなよ。 まぁ、この天下の大怪盗、サバル様の速さに ついてこれる人なんていないだろうけどねぇ? サキ くぅ~~っ、言ったわねッ! 待ちなさいサバル! 捕まえてその首に でっかい猫用の鈴をつけてやるんだから! アンナ ……力ずくで止めるしかなさそうですね。 王子、騒ぎを起こしている方々を鎮圧しつつ、 機があればサバルさんを捕らえてしまいましょう。 ケイティ 相手は機動力に長けた者ばかり。 気を抜けばすぐに脇を通り抜けられてしまいます。 くれぐれも迅速な采配を。 ▼ 9:戦闘中 ダン ぐおッ!? な、なんだ……急に身体が痺れて……ッ! サバル いやぁ~、君たちが予想以上にしぶといから、 何人かには痺れてもらおうと思ってね。 安心するといい、ちょっと痺れさせるだけさ。 それに、私の投げナイフに何度も当たるような 間抜けじゃないかぎり、麻痺することはないよ。 ▼ 9:終了時 ジーナ はぁっ、はぁっ……。 あーあ、結局捕まえられなかったかぁ。 さすがは天下の大怪盗、逃げ足も一流ってとこね。 王子 …………。 サバル ――にゃはは。捕まっちゃったかぁ。 さすがは王子、私の動きを読み切るとはね。 ケイティ ……なッ!? 王子、いつの間にサバルさんを 捕まえていたのですか? サバル いやぁ、それにしてもさすがだね。 速さに自信のある者たちが束になっても この私を捕まえることはできなかったのに……。 王子たちが来た途端に、この結果だ。 その統率力、心底尊敬するよ……王子。 ん……ふみゃあ♪ スリスリスリスリ~……♪ アンナ ちょ、ちょっとサバルさん! 王子にくっつきすぎではないですか? サバル んん~? なにを言ってるんだい? 先に抱きしめてきたのは王子だよ、アンにゃ? アンナ アンナですッ! サバル ――――あれ、そうだったっけ? ま、いいじゃないか、細かいことは。 ふふっ……スリスリスリスリ~……♪ アンナ ……もう。 王子は逃げる貴方を捕まえただけで、 抱きしめたわけではありませんからね? 王子もあまりサバルさんを 甘やかしすぎないでくださいね? ……それでは、そろそろ王城へ戻りましょう。 編集 ▼ ネタバレ注意 ▼ 1:砂漠を駆ける黒猫 ▼ 1:開始時 アサル 王子、このような所までご足労頂き有難うございます。 実は最近、この地で怪しい動きを見せる 一団が見受けられまして……。 アンナ 報告にあった『バステト信仰』の者達ですね。 ザラーム あぁ。かつてこの地に住む人々を 守護していたと言われた神、 『バステト』を信仰する民達。 少数民族の為情報は少ないが、 神を絶対視するあまり、 危険な行動も顧みない奴らだと聞く。 ハシム そんな連中が最近この辺りのピラミッドに入り、 何やら探しているとの事だ。 連中、一体何を企んでいるのやら……。 ケイティ 目的が判らぬ以上は何も言えませんが、 ピラミッドの中は魔物が蔓延り危険な場所でもあります。 放置しておく訳には参りませんね……む、あれは? ??? ――待ちなさい! 盗んだ欠片を返しなさい! 返さないと言うのなら……行きなさい、お前達!! ??? ……へぇ、魔物まで操れるなんて。 流石は『呪われた宝石』の欠片なだけあるね。 ……ま、そうじゃなきゃ面白くないか。 アンナ ――あれは……っ!? 王子、 女性が魔物達に追われているようです! 遠くにですが、魔物を操ってると思わしき方の姿も! ザラーム 魔物を操ってる者……あの恰好間違いない。 どうやらバステト信仰の民のようだな。 ケイティ 襲われてる理由は判りませんが、 このまま見過ごす訳にも参りませんね。 そこの方、急いでこちらへ! ??? みゃ? あれはまさか王国軍……? ……ふぅん、面白そうじゃないか。 呆気なく盗めて少し退屈してたんだ。 折角だ、少し遊んでもらおうかな。 ▼ 1:終了時 ??? くっ……あの盗人の仲間ですか。 ……ここは退いた方が良さそうですね。 アンナ ――魔物を操っていた者は去ったようですね。 ……あの、大丈夫ですか? サバル にゃはは、一応助けられた事になるのかな? ありがとう、礼は言っておくよ。 私はサバル、見ての通りの獣人さ。 ケイティ サバルさん、ですか。このような場所で何を? 一体、何故追われていたのですか? サバル にゃはは。事情も分からず人助けだなんて、 噂に名高いお人好しの集団だね……そんなんじゃ、 いつか足元をすくわれても知らないよ。 しかし大分荷物が増えてしまったね。 少し整理しなければ……と、先ほど手に入れた剣だな、 礼と言ってはなんだが……受け取ってくれるかい? アンナ はぁ。そういう事でしたら……っ! これは、アサルさんの剣では!? アサル そんな、私の剣だったらここに……っ!? ない、私の剣がありません!! ザラーム ぬ!? 俺の剣も見当たらぬ!? サバル まったく、腕はたっても脇が甘すぎるね。 無防備すぎて、盗んでくれと言ってるようなもんさ。 ……まぁ、予告状もなく盗むのは主義じゃない。 今盗んだものはちゃんと返す、安心してくれ。 ケイティ ……一体どういうつもりですか? サバル ……私は天下の大怪盗サバル様さ。 君達の事は聞かずとも判る、王国軍の人だろう。 さっきの戦い、近くで見せてもらった。 腕が立つのは判った……その腕を見込んで 頼みがあるんだ。どうか、私に力を貸してくれないかい。 ▼ 1:終了後 (ホーム画面にて) サバル ――まずは話を聞いてくれてありがとう。 改めて自己紹介しておくよ。 私はサバル、見ての通りの怪盗だよ。 これでも代々怪盗稼業を営む、 由緒正しき怪盗一家の現当主、 小さいからって、あまり甘くみないでほしい。 ……王子達に頼みって言うのは他でもない。 私の仕事に、ちょっとばかし 協力をお願いできないもんかと思ってね。 王子達があそこに居た理由には察しがついてる。 大方、バステトを信仰してる連中の 動きを追ってきたんだろう? 天下の王子軍様が、怪しい動きを見せてる連中を 放っておくはずないからね。 さっき私を追って来た奴、アイツがまさにその バステトを信仰してる民なんだが。 連中は今、コレを集めてるみたいでね。 ……『呪われた宝石』、使用者に絶大な力を与える代償に、 その魂を喰らい続ける。そういう呪いが 込められたピラミッドの大秘宝、その欠片さ。 長い年月でバラバラになってしまったようだが、 欠片となってもその呪いの力は健在。 連中がピラミッドを漁ってる理由はこいつさ。 神を信仰する連中が躍起になって目指す事なんて、 大体察しがつくもんだろう……そう、バステトの復活だよ。 バステトがどんな奴かなんて知らないが、 呪いの力で蘇るなんて、どうせろくなもんじゃない。 王子達にとっても、捨て置けない問題だろう? 私は怪盗だ、何分貴重な道具には目がなくてね。 私の狙いもその秘宝の欠片……王子達と 利害は一致するんじゃないかな。 王子、『呪われた宝石の欠片』を集める為、 どうか私に協力してくれないかな。 ▼ 2:命を喰らう呪いの宝石 ▼ 2:開始時 アンナ ――サバルさんが、かつて王都を騒がせた 大怪盗の娘だったとは……驚きですね。 ケイティ 盗みに入る前には必ず予告状を出すにも関わらず、 厳重な警備をいともたやすく掻い潜り、 狙った獲物は必ず盗み出す稀代の怪盗。 神出鬼没にして変幻自在の変装の名人。 その猫のような身のこなしの軽さから、 怪盗黒猫などとも呼ばれていましたね。 サバル 私の父様であり師匠だからね、凄いのは当然さ。 ……ま、私だって負けているつもりはないが。 アンナ 先ほどの盗みの技、見事なものでした。 ですが、悪用してはいけませんよ? サバル にゃはは。私は怪盗だ、 そいつは無理な相談ってやつかもね。 ……っと、どうやらお客さんみたいだ。 兵士 ――報告! 前方から魔物の群れが接近中! ケイティ 全軍、戦闘用意! ミトラ ……む? 気をつけろ。 何やら強い呪いの力を感じる。 この気配……呪われた宝石の力か。 サバル 恐らくはピラミッドの方から来たんだろうね。 欠片を持つ魔物は普段より強力な力を持つ分、 魂を奪い尽くされ、いずれは倒れる筈だ。 くれぐれも気を付けてくれ、王子。 ▼ 2:終了時 サバル あった。間違いない、呪われた宝石の欠片だ。 アンナ やはりピラミッドから来た魔物達でしたか。 ケイティ 魔物達が溢れでてくるとは……ピラミッドの中で、 何かが起こっているという事でしょうか。 サバル 先ほど『ピラミッドに眠る呪われた宝石を狙う』と、 予告状を出してきたからね。バステト信仰の連中が、 今頃大急ぎで欠片を探してるんじゃないかな。 ケイティ ……予告状を出したのですか。 アンナ ……一体何故そのようなことを。 サバル 決まっているだろう? ただ盗むだけじゃただのこそ泥。 困難な条件で盗んでこそ、そこには盗みの美学がある。 予告状を出してこその、怪盗だろう! アンナ 成程……言われてみれば、 確かにそうかもしれませんね。 サバル にゃはは、物分かりが良くて助かるよ。さぁ、 呪われた宝石が眠るとされるピラミッドはこの先だ。 グズグズなんてしていられない、私達も急いで向かおう! ▼ 3:封鎖されしピラミッド ▼ 3:開始時 サバル さぁ、ピラミッドはこっちだよ……おおっと? ▼ 3:開始後 アンナ あれは……魔物達がピラミッドの入り口を まるで封鎖するように……。 サバル 呪われた宝石の欠片には、 マミー達を操る力もあるみたいだったね。 連中が用意した門番ってところか。 さて、あの厳重な警備。 一体どうやって掻い潜ろうか……。 ケイティ ……皆さん、準備は良いですか。 合図に併せて一斉に敵を鎮圧します。 兵士 はっ! 既に配備は完了しております!! いつでもご指示を頂ければと! ケイティ 判りました、それでは……。 サバル ちょ、ちょ、ちょっと待ってくれ。 流石にあの警備、正面突破は無謀じゃないか。 ケイティ ですが、既に敵が内部に侵入しているとなれば、 悠長にしている時間はあまりないかと。 サバル まったく、急がば回れって奴だ。焦ってる時こそ、 落ち着いて活路を見出す事こそが盗みの―― 兵士 ――ほ、報告です! 魔物達に気付かれた模様! こちらに向かってきます!! サバル ……遅かったか。 ケイティ 各員、戦闘の用意を! ……見慣れない魔物もいるようですね。 獣人のマミーでしょうか? アンナ あの獣人のマミーが持つ武器、 広域への攻撃に秀でてるようにも見えます。 どうかお気をつけください、王子。 ▼ 3:終了時 兵士 ――ほ、報告です! ピラミッド内部から、 敵の増援が多数出現! 先ほどの倍以上の数です! モーティマ ったく、次から次にキリがねーぞ! ケイティ くっ……正面突破は難しいですか……! サバル ――皆、こっちだ! 急いで!! アンナ サバルさん、一体どこへ? サバル ピラミッドの内部に通じる裏道を見つけた。 そっち側のほうが、警備は手薄みたいだ! アンナ ありがとうございます、サバルさん! 案内をお願いします! ▼ 4:ピラミッドへの道 ▼ 4:開始時 サバル ――ピラミッドへの入り口はこっちだ! 急いで……っ!! アンナ こんな所にも大量の魔物が……。 サバル さっきまではいなかったのに…… ……そうか、欠片の気配を追って来たのか。 ケイティ 欠片の気配がある以上、 魔物には感付かれてしまいますか。 サバル いや、敵が欠片を狙っているのなら……。 アンナ サバルさん、欠片を持ってどこへ……! サバル 私がおとりになって奴らを引き付ける。 皆は残った敵を頼む。 ケイティ しかし、それではサバルさんが危険です! サバル あの程度の魔物に捕まってちゃ、 大怪盗の名折れだよ……それじゃ、 入口の敵は任せたよ! ケイティ 行ってしまいました……ですが、魔物の大半は サバルさんを追って行ったようですね。 アンナ はい。サバルさんが作ってくれたこの好機、 無駄に出来ません。 王子、ピラミッドへの道を確保致しましょう! ▼ 4:終了時 ケイティ ひとまず入口は確保できました。 あとは、サバルさんが戻ってくるのを待つだけです。 アンナ サバルさん、どうかご無事で……。 サバル ――……全く、心配しすぎだよ。 アンナ サバルさん! ケイティ 良かった……ご無事だったのですね。 あれだけの量の魔物、 逃げ切るには大変だったでしょう。 サバル あんなノロマな連中に、 この私が捕まる訳ないだろう。 アンナ それはそうかもしれませんが……ですが、 今後あのような無茶はしないと約束してください。 王子も心配していましたよ。ね、王子? 王子 ……(こくり)。 サバル だから心配なんていらないと……ってこら、 頭を撫でるな! み、耳をさわ……ふみゃ。 アンナ ……ふみゃ? サバル ……こ、コホン。なんでもない。 兎に角、私の心配なんて必要ないよ。 アンナ そうですか……ですが、 無事に戻って来て頂けて本当に何よりです。 これでピラミッドへの道が開けましたね。 ケイティ 果たして中で何が起こっているのか。 ……慎重に進まねばなりませんね。 サバル さっきの魔物達はずっと遠くに撒いてきた。 当分は戻ってこれない筈だ、 今なら少しくらい休んでも大丈夫だと思うよ。 アンナ ありがとうございます、サバルさん。 王子、少し休憩してからピラミッドへと 突入致しましょうか。お疲れ様でした。 ▼ 5:妖魔女王の連携戦術 ▼ 5:開始時 ゴブリン博士 こ、こちらガご所望であっタ、 例のアレでございまス。 プリンセ……クイーン長女サマ。 ゴブリンクイーン長女 へぇ……これが呪われた宝石の欠片ねぇ。 ふふ、中々綺麗じゃない。私に似合いそうねぇ。 ゴブリンクイーン次女 お姉さまでしたら、そのような物だけでなく きっとどのような宝石でもお似合いですわ。 貴方もそう思うでしょう、三女! ゴブリンクイーン三女 はい、間違いありません! お姉さま達でしたら、きっとどのような 宝石でもお似合いに決まっています! ゴブリンクイーン長女 ふふ、二人とも正直者ねぇ。ゴブリン博士、 貴方もよく手に入れてくれたわね。 何か欲しいものがあれば言いなさい? ゴブリン博士 ほ、本当ですカ!? そ、それでしたらワタクシ、 是非とモ作りたい兵器ガございましテ、 そのための予算ヲ―― ゴブリンクイーン長女 ――と思ったけど、貴方さっき、 私をプリンセスって呼ぼうとしたわね。 何度も言ってるでしょ。お母様亡き今、私達がクイーン。 いつまでもプリンセスと思われてるだなんてしゃくだわ。 やっぱりさっきのは、なーし……うふふ。 ゴブリン博士 そ、ソンナァ……。 ゴブリンクイーン次女 流石お姉さまですわ。ゴブリン博士の 情けなく落ち込んだ顔、たまりませんわ。 ゴブリンクイーン三女 成程、あれが飴と鞭と言うものなのですね。 ……私も、頑張って見習わせて頂きます! アンナ ――王子、呪われた宝石の欠片を持ちだした ゴブリンが向かったのは こちらのようです……あれは!? ゴブリンクイーン長女 あらあらぁ。王子達じゃない。ちょうどいいわ、 この呪われた宝石の欠片に加え、私達 姉妹の絆の力を見せる良い機会よぉ……まずは三女! ゴブリンクイーン三女 はい、お姉さま! まずは私が皆さんに 回復魔法を……! これで呪われた宝石の呪いも 怖くありませんわ! ……次女姉さま! ゴブリンクイーン次女 三女の癖にやるじゃない。そして 次は私が王子達の魔法への抵抗を奪って……と。 ……お姉さま! ゴブリンクイーン長女 よくやったわ二人とも。あとは私がゴブリン軍団 全員の力を引き上げれば……うふふ。 完璧なフォーメーションね。名付けて―― 『トライアングル・フォーメーション』 ……さぁ覚悟なさい。地獄を見せてあげるわよ。 アンナ ゴブリン軍団、どうやら連携を強化してきたようですね。 ……まずはあの連携を打ち崩すのが上策かと。 王子、冷静な指示をお願いします。 ▼ 5:終了時 ゴブリンクイーン三女 きゃあ! ゴブリンクイーン次女 何やってるのよ三女! ケイティ 陣形が崩れました……今が好機! ゴブリンクイーン長女 ちょーっと分が悪いかしらぁ。 ……しょうがないわね、ゴブリン兵たち! ゴブリン ギャギャ! ゴブリンクイーン長女 私達が逃げるまで、奴らの足止めをするのよ。 ……もちろん命懸けでね。 手を抜こうものなら、後で殺すわよ。 ゴブリン ギャギャー! シニタクナイ! シニタクナイ! イノチガケ! イノチガケ! ケイティ ぐっ……仲間達を足止めに使うとは。 なんという卑劣な……! ゴブリンクイーン長女 うふふ、なんとでも言いなさい。 ……さぁ妹達、帰るわよ。 ゴブリンクイーン次女 人間の分際で……覚えてなさい! ゴブリンクイーン三女 私の失敗がなければ……次までには、 フォーメーションをもっと完璧なものに……。 ゴブリンクイーン長女 えぇ、次こそは私達が絶対に勝つわよ。 覚悟しておきなさい、人間達。 ケイティ ――……逃げられてしまいましたか。 『トライアングル・フォーメーション』 恐ろしい連携攻撃です。 アンナ はい……ゴブリン達も、新たな力を 身に着けていっているようでしたね。 ケイティ 我々も負けてはいられませんね。国に戻り次第、 更なる鍛錬、仲間との連携強化を図るべく、 新たな特訓メニューを考案致しましょう。 アンナ はい、ケイティさん。よろしくお願いします! ……それでは王子、帰還致しましょうか。 お疲れ様でした。 ▼ 6:呪われし王子軍 ▼ 6:開始時 モーティマ ったく……お宝が見つかるかもしれねぇっつうから ついてきたってのに、なんでい、このシケた洞くつは? リカルド だが、王子たちが探している宝石の欠片は 魂を糧に所有者を強化する、 呪われた品だそうじゃないか。 まぁ、完璧な俺がそんな宝石ごときの 呪いにかかるわけはないが―― モーティマ ――うぉッ! なんだこの宝箱は!? すんげえ財宝が入ってそうじゃねえか! ロイ も、モーティマ殿。そう早まりなさるな。 そのような怪しい宝箱は、えてして 開けた途端に呪いが発動するもので―― モーティマ ぐぉおおおッ! な、なんじゃこりゃあ!? お宝を見たら……目の前ガ、真ッ赤ニ……。 リカルド なッ――宝箱を開けてしまったのか!? ……うッ……身体ガ、言ウコトヲ聞カナイ……ッ! モーティマ ウ……グォオオオオオォオオオオオオッッ!!! アンナ ――ッ! 奥へ行った皆さんが こちらへ武器を向けて走ってきます! まさか、宝石の欠片の呪いに……? ケイティ ひとまず応戦しましょう! 彼らを正気に戻せるかもしれません。 ▼ 6:終了時 ロイ ハァッ、ハァッ……め、面目ない……。 正気を失っていたとはいえ、 味方に危害を加えようとしてしまうとは……。 リカルド うぅっ……情けない限りだ。 呪いに対する警戒は完璧だと思っていたんだが。 ケイティ はぁ……。 済んだことを責めても仕方ありませんが、 軽率な行動は謹んでくださいね。 モーティマ そうだそうだ! ったく、これだからトーシローは。 アンナ ……モーティマさん、 貴方が犯人だということはお見通しですよ? モーティマ な、なに言ってんだおめえ? この天下の大山賊、モーティマ様が 呪われた宝石なんぞに手を出すわけが―― リカルド ……と言いながらポケットに入れたそれは さっきの宝箱に入っていた宝石の欠片だな? モーティマ いででででッ! わ、わかった、渡す渡す! 渡すから剣を突きつけねえでくれッ! アンナ ……モーティマさんの手癖の悪さはともかく、 バステトを信仰する民たちが有する 宝石の欠片を集める必要があるのは事実です。 彼らが呪われた宝石の力を使って バステトを復活させてしまわないように、 呪われた宝石の欠片の収集を急ぎましょう! ▼ 7:ピラミッド潜入 ▼ 7:開始時 サバル 皆、急いでくれ! 追っ手が来る前に 呪われた宝石の欠片を盗み出さなくちゃ! ――って、おや? 向こうにいるのは……? ??? むッ! 貴方はあの時の……! サバル しまった! 私としたことが 警戒を怠ってしまっていた! 皆、ひとまず逃げるんだ! ??? 逃がすものですか! 皆の者、行きなさい! 神の復活を妨げる愚か者どもを排除するのです! ユリアン くそっ、囲まれちまったか! バステトを崇める信者どもと……呪いの宝石の力で 操られた魔物どももいるみてーだな。 ??? 私がバステト様復活の儀を執り行います! 信徒たちはその間、時間を稼ぎなさい! さぁ、今こそ我らの信心が試される時です! ケイティ 復活の儀……? バステト神を蘇らせる準備が すでに整ったというのですか!? アンナ そうはさせません! 王子、敵の包囲を突破して なんとしても復活の儀を阻止しましょう! ▼ 7:戦闘中 バシラ ――ひぃいッ!? ひ、棺の中から敵が出てきましたッ! ケイティ 気をつけてください! フタの開いた棺からはマミーが現れるようです! ▼ 7:終了時 ??? なッ……あれだけの劣勢を覆すなんて! 貴方たち、一体何者ですか……? ……いえ、何者であろうと最早関係ありません。 すでにバステト様の復活の儀は完了したのですから。 サバル そんな……っ! 間に合わなかったというのか。 ??? ふふ……そろそろお目覚めになります。 神の再臨を妨げようとした罪過を、 その血をもってあがなわせてあげましょう。 ▼ 8:王墓の決戦 ▼ 8:開始時 バステト …………。 サバル なんてこった……。 信じてなかったわけじゃないけど、 本当に呪われた宝石の力で復活するなんて。 アンナ あれが復活したバステト……。 神だと聞いていましたが、どことなく猫っぽいというか、 獣人のような風貌ですね。 ザラーム ……おそらく奴は、真の意味での神ではない。 かつて、此の地で栄華を誇った獣人の国があった。 その国を治めていた強大な力を持つ女王を、神として 信奉したのがバステト信仰の始まりと言われている。 ??? な……なんということを! 神に疑いを向けるとは……許せません! バステト様、この邪なる異教徒どもに 神の裁きをお下しください! 愚かなる罪人どもに、永劫の罰を! バステト ……ファァ……五月蝿イ小娘ヨノ。 偉ソウニ指図スルデナイ。 ??? ――バステト様っ!? た……大変失礼いたしました! バステト ……ダガ、我ヲ永劫ノ眠リカラ 覚マサセタ功績ハ評価シヨウ……。 望ミ通リ、目ノ前ノ鼠ドモヲ根絶ヤシニシテヤル! ケイティ ――来ます! 王子、全力で迎え撃ちましょう! ▼ 8:終了時 バステト グフッ……ナ、ナンダ、コレハ……。 チカラガ、抜ケテイク……ッ。 ??? ば、バステト様!? そんな……まさか、 復活の儀が失敗していたというのですか? サバル 宝石の欠片の大半は私たちが頂いたからね。 不完全な状態で復活してたんだろうさ。 ??? くっ……おのれ! いつか必ず雪辱を果たさせていただきますよ! バステト様を蘇らせる方法は他にもあるはず……! 総員――退却ッ! ユリアン ……チッ、バステトを抱えて逃げやがった。 このピラミッドは奴らの庭だ。 追いかけっこじゃ敵う気がしねーな。 ケイティ ですが、あの様子では当分の間は バステトを復活させることはできないでしょう。 私たちの勝利です。 アンナ サバルさん、 この度は本当にありがとうございました。 サバル にゃはは、いいっていいって。 それに、礼を言わなきゃいけないのは私の方さ。 最初は単に、君たちを利用して お目当ての大秘宝を華麗に奪ってやろうとしか 考えていなかったけど……。 今回、王子たちと行動を共にしたことで、 自分のための盗みが世のために繋がるっていう 得難い経験をさせてもらったからね。 長いこと怪盗をやっていて、 これほど気分が良くなったのは初めてさ! ……ありがとう、皆。 それと、もしよかったら これからも一緒に行動させてもらっていいかな? 王子 …………(こくり)。 サバル にゃはは、さすが王子、いい選択だ♪ この天下の大怪盗、サバル様がついてれば 魔物から平和を奪い返す日もそう遠くないさ! ▼ 9:闇夜を跳ねる大怪盗 ▼ 9:開始時 サバル にゃはははっ! 鬼さんこっち~っ! セブン くっそーっ! 待ちやがれ、この泥棒猫め! アンナ 報せを聞いて駆けつけてみれば……。 皆さん、これは一体なんの騒ぎですか!? セブン 見りゃわかるだろ? あのサバルとかっていう生意気な泥棒猫を とっ捕まえてやろうとしてるんだよ! なにが怪盗サバルだ! アタシの縄張りに盗みの予告状なんか 送ってきやがって……ふざけんなっての! ウル っていうわけで、素早さに自信がある あたしたちモンクと、任務で王国に来てる 忍者たちがサバル捕獲作戦に協力してるの! ケイティ 今すぐこの騒ぎを止めてください。 近隣住民から苦情が出ています。 ナギ 断る。いくら王子の命でも、 主君の領地で盗みを働くような不届き者を 捨て置くなんて、忍としての信念が許さないからな。 サバル にゃははっ、そう言うなら早く捕まえてみなよ。 まぁ、この天下の大怪盗、サバル様の速さに ついてこれる人なんていないだろうけどねぇ? サキ くぅ~~っ、言ったわねッ! 待ちなさいサバル! 捕まえてその首に でっかい猫用の鈴をつけてやるんだから! アンナ ……力ずくで止めるしかなさそうですね。 王子、騒ぎを起こしている方々を鎮圧しつつ、 機があればサバルさんを捕らえてしまいましょう。 ケイティ 相手は機動力に長けた者ばかり。 気を抜けばすぐに脇を通り抜けられてしまいます。 くれぐれも迅速な采配を。 ▼ 9:戦闘中 ダン ぐおッ!? な、なんだ……急に身体が痺れて……ッ! サバル いやぁ~、君たちが予想以上にしぶといから、 何人かには痺れてもらおうと思ってね。 安心するといい、ちょっと痺れさせるだけさ。 それに、私の投げナイフに何度も当たるような 間抜けじゃないかぎり、麻痺することはないよ。 ▼ 9:終了時 ジーナ はぁっ、はぁっ……。 あーあ、結局捕まえられなかったかぁ。 さすがは天下の大怪盗、逃げ足も一流ってとこね。 王子 …………。 サバル ――にゃはは。捕まっちゃったかぁ。 さすがは王子、私の動きを読み切るとはね。 ケイティ ……なッ!? 王子、いつの間にサバルさんを 捕まえていたのですか? サバル いやぁ、それにしてもさすがだね。 速さに自信のある者たちが束になっても この私を捕まえることはできなかったのに……。 王子たちが来た途端に、この結果だ。 その統率力、心底尊敬するよ……王子。 ん……ふみゃあ♪ スリスリスリスリ~……♪ アンナ ちょ、ちょっとサバルさん! 王子にくっつきすぎではないですか? サバル んん~? なにを言ってるんだい? 先に抱きしめてきたのは王子だよ、アンにゃ? アンナ アンナですッ! サバル ――――あれ、そうだったっけ? ま、いいじゃないか、細かいことは。 ふふっ……スリスリスリスリ~……♪ アンナ ……もう。 王子は逃げる貴方を捕まえただけで、 抱きしめたわけではありませんからね? 王子もあまりサバルさんを 甘やかしすぎないでくださいね? ……それでは、そろそろ王城へ戻りましょう。 編集 ▲ ▼攻略 ▲ ▼砂漠を駆ける黒猫 熱砂の地にて不穏な動きと聞き、砂漠へと赴いた王子達。そこで出会った人物とは。 <出撃時の初期HP減少:小(最大HPの80%に)> 初級(★1獲得の目安:平均Lv1) 名声召喚「期間限定」カテゴリで「3人以下編成」クリアのお題になっているステージ。 初級だけに始めたばかりの初心者でも十分名声獲得可能。 なお「3人以下」は「編成」なので当然王子を含まない。実際には王子はもちろんトークンも配置できる。 「焦熱のオアシス」MAPで地上敵のみのため、拠点前に王子を置き、道の左と下にブロック。 心配ならさらにヒーラーを置けば全員LV1でも確実にクリアできる。 名声召喚「期間限定」カテゴリで「3人以下編成」クリアのお題になっているステージ。 初級だけに始めたばかりの初心者でも十分名声獲得可能。 なお「3人以下」は「編成」なので当然王子を含まない。実際には王子はもちろんトークンも配置できる。 「焦熱のオアシス」MAPで地上敵のみのため、拠点前に王子を置き、道の左と下にブロック。 心配ならさらにヒーラーを置けば全員LV1でも確実にクリアできる。 ▼ MAP ▲ ▼命を喰らう呪いの宝石 怪盗の頼みを受け砂漠を往く王子たち。呪いの宝石で力を増した魔物を討て! <出撃時の初期HP減少:小(最大HPの80%に)> 中級(★1獲得の目安:平均Lv25) 「砂漠のサソリ」MAP。 始めたばかりの初心者でも十分クリア可能なので、イベント終了までに確実に「呪われた宝石の欠片」を10個確保しておきたい。 注意すべきは体力低下時のマミーの一撃のみ。ワームを拠点前で塞ぎつつ、ウイッチを交え遠距離を上下出撃ポイント周辺に配置し早めに倒そう。 「砂漠のサソリ」MAP。 始めたばかりの初心者でも十分クリア可能なので、イベント終了までに確実に「呪われた宝石の欠片」を10個確保しておきたい。 注意すべきは体力低下時のマミーの一撃のみ。ワームを拠点前で塞ぎつつ、ウイッチを交え遠距離を上下出撃ポイント周辺に配置し早めに倒そう。 ▼ MAP ▲ ▼封鎖されしピラミッド 遺跡より沸き出づる無数の亡者達。迫る魔物の脅威を振り払え! <出撃時の初期HP減少:小(最大HPの80%に)> <出撃時の初期HP減少:小(最大HPの80%に)> 上級(★1獲得の目安:平均Lv50) 「拠点争奪戦・前」MAP。 「拠点争奪戦・前」MAP。 名声召喚「期間限定」の「ゴールド以下編成クリア」の課題。当然王子は出撃可能。 課題達成条件は「クリア」なので★1でも達成扱い。ゴールド育成まで手が回っていないなら★1でとりあえずクリアするのも手。 また当然ながら「ゴールド以下」ということは「シルバー」でも可。中途半端な育成のゴールドよりCC55銀の方が強いことも多いので一考を。 短期決戦型で、配置時の体力低下、手斧投擲を遠距離職が受けない配置順、キングを含むマミーの早期撃破がポイントとなる。 課題達成条件は「クリア」なので★1でも達成扱い。ゴールド育成まで手が回っていないなら★1でとりあえずクリアするのも手。 また当然ながら「ゴールド以下」ということは「シルバー」でも可。中途半端な育成のゴールドよりCC55銀の方が強いことも多いので一考を。 短期決戦型で、配置時の体力低下、手斧投擲を遠距離職が受けない配置順、キングを含むマミーの早期撃破がポイントとなる。 ▼ MAP ▲ ▼ピラミッドへの道 王子達の前に立ちはだかる魔物の群れ。敵を制し、ピラミッドへの道を切り開け! <出撃時の初期HP減少:中(最大HPの50%に)> 極級(★1獲得の目安:平均CCLv25) 敵は最初上側の道から拠点を目指す。固めるのならまずはそちらから。 空中の敵はおらず、出てくるのは全てマミー系のみ。 敵は最初上側の道から拠点を目指す。固めるのならまずはそちらから。 空中の敵はおらず、出てくるのは全てマミー系のみ。 上級「封鎖されたピラミッド」でも出てきた獣人のマミーも多数出てくる。 獣人マミーも通常のマミーと同じくHPが減ると攻撃力が上がる上に、クレイブやゼノビアのアビリティ「回転斬り」のように 射程内に入ると範囲内を全て攻撃してくる。 これにより近接ユニットでブロックしていても周囲の遠距離ユニットが巻き込まれてしまうので、少し離して設置する必要があるだろう。 上級「封鎖されたピラミッド」でも出てきた獣人のマミーも多数出てくる。 獣人マミーも通常のマミーと同じくHPが減ると攻撃力が上がる上に、クレイブやゼノビアのアビリティ「回転斬り」のように 射程内に入ると範囲内を全て攻撃してくる。 これにより近接ユニットでブロックしていても周囲の遠距離ユニットが巻き込まれてしまうので、少し離して設置する必要があるだろう。 ▼ MAP ▲ ▼妖魔女王の連携戦術 妖魔女王たちの連携攻撃を打ち崩せ! <クイーン三姉妹がいる間敵の攻撃力上昇、徐々にHP回復、味方魔耐減少> <クイーン三姉妹がいる間敵の攻撃力上昇、徐々にHP回復、味方魔耐減少> 神級(★1獲得の目安:平均CCLv50) クイーンを襲名したゴブリン三姉妹のコンビネーションが王子軍を襲う。 クイーンを襲名したゴブリン三姉妹のコンビネーションが王子軍を襲う。 長射程魔法と全体バフを持つクイーン三姉妹の対処がすべてのミッション。 三姉妹は左から次女(青・魔耐減)、長女(緑・攻増)、三女(赤・リジェネ)の並び。 攻撃の当たらない拠点近くでコストを貯めて、ヒーラーでフォローしつつ三女から倒していくのが定石だろう。 長射程魔法と全体バフを持つクイーン三姉妹の対処がすべてのミッション。 三姉妹は左から次女(青・魔耐減)、長女(緑・攻増)、三女(赤・リジェネ)の並び。 攻撃の当たらない拠点近くでコストを貯めて、ヒーラーでフォローしつつ三女から倒していくのが定石だろう。 ▼ MAP ニコニコ動画:タグ検索 ▲ ▼呪われし王子軍 洞窟を訪れた王子軍の先遣隊が呪われた宝石の欠片を発見するが…。 上級(★1獲得の目安:平均Lv50) 名声召喚「期間限定」の「ゴールド以下編成クリア」の課題。当然王子は出撃可能。 課題達成条件は「クリア」なので★1でも達成扱い。ゴールド育成まで手が回っていないなら★1でとりあえずクリアするのも手。 課題達成条件は「クリア」なので★1でも達成扱い。ゴールド育成まで手が回っていないなら★1でとりあえずクリアするのも手。 王子軍のメンバーが相手なのでマミーの類はいない。 序盤は左側に向かうため、拠点前にソルジャーなどを置いて遠距離攻撃ユニットを展開していくのがいいだろう。 王子軍のメンバーが相手なのでマミーの類はいない。 序盤は左側に向かうため、拠点前にソルジャーなどを置いて遠距離攻撃ユニットを展開していくのがいいだろう。 ▼ MAP ▲ ▼ピラミッド潜入 ピラミッドに潜入した王子たちはバステト信徒に囲まれてしまう。迫る包囲を突破せよ! 極級(★1獲得の目安:平均CCLv25) 砂漠マップができて3年以上経っているのに、ピラミッドの内部に入るのは実は今回が始めて。 砂漠マップができて3年以上経っているのに、ピラミッドの内部に入るのは実は今回が始めて。 拠点は1箇所だが、中央にあり4方向に道が繋がっているため周囲を警戒する必要がある。 序盤は右上から来るのでそこを中心に展開していこう。 左上の次は左下、右下の順で来るが、全ての方向に強い敵が混じっているので注意。 最後に右上に出るオーラマミーは、走り出すがまっすぐ拠点には向かわず上を回ってくるので遠距離で倒せるだろう。 拠点は1箇所だが、中央にあり4方向に道が繋がっているため周囲を警戒する必要がある。 序盤は右上から来るのでそこを中心に展開していこう。 左上の次は左下、右下の順で来るが、全ての方向に強い敵が混じっているので注意。 最後に右上に出るオーラマミーは、走り出すがまっすぐ拠点には向かわず上を回ってくるので遠距離で倒せるだろう。 ▼ MAP ▲ ▼王墓の決戦 棺から無数に湧き出るアンデッド、這い寄るサソリの麻痺針。苛烈なる戦場を制し、復活したバステトを討て! 神級(★1獲得の目安:平均CCLv50) 名声召喚「期間限定」カテゴリで「10人以下編成」クリアのお題になっているステージ。 とはいえ神級なので★1でいいとはいえ条件を満たすのは結構大変。 収集なので回数をこなすことを前提に、★3クリアしてから人数を絞っても対応できるパターンを確立して挑戦するといいだろう。 名声召喚「期間限定」カテゴリで「10人以下編成」クリアのお題になっているステージ。 とはいえ神級なので★1でいいとはいえ条件を満たすのは結構大変。 収集なので回数をこなすことを前提に、★3クリアしてから人数を絞っても対応できるパターンを確立して挑戦するといいだろう。 バステトは長距離魔法攻撃をしてくるのだが、拠点の右上と左上の近接マスは射程内なため、 置いた瞬間に攻撃力1000の魔法攻撃を食らってしまう。 拠点右下と左下、そして最下段とその上の左右の遠距離マスには届かないため、その7箇所から展開していこう。 さらにやっかいなことに、バステトは他のマミーと同じくアベンジャー属性を持つため、HPが減ると攻撃力が増加する。 HPが半分以下で3倍の3000になるため大抵の遠距離ユニットは即死、1/4以下で5000の攻撃になるため、近距離ユニットでもほとんどが一撃死。 トークンを避雷針にするなどして、攻撃を受けないようにする必要がある。 バステト攻撃範囲内に置くのを隠密持ちユニットのみにするのも手だが永続以外のユニはスキル時間に注意。 バステトは長距離魔法攻撃をしてくるのだが、拠点の右上と左上の近接マスは射程内なため、 置いた瞬間に攻撃力1000の魔法攻撃を食らってしまう。 拠点右下と左下、そして最下段とその上の左右の遠距離マスには届かないため、その7箇所から展開していこう。 さらにやっかいなことに、バステトは他のマミーと同じくアベンジャー属性を持つため、HPが減ると攻撃力が増加する。 HPが半分以下で3倍の3000になるため大抵の遠距離ユニットは即死、1/4以下で5000の攻撃になるため、近距離ユニットでもほとんどが一撃死。 トークンを避雷針にするなどして、攻撃を受けないようにする必要がある。 バステト攻撃範囲内に置くのを隠密持ちユニットのみにするのも手だが永続以外のユニはスキル時間に注意。 サソリも多いので、魔法攻撃を中心としたいところなのだが、獣人マミーも多数いて、 バステトの下にいる獣人マミーは移動せずに拠点上の遠距離マスに攻撃が届くなど、遠距離ユニットは巻き込まれやすいため注意が必要。 特効のあるヴァンパイアハンターやビショップなどで近づく前に倒せれば楽になるだろう。 サソリも多いので、魔法攻撃を中心としたいところなのだが、獣人マミーも多数いて、 バステトの下にいる獣人マミーは移動せずに拠点上の遠距離マスに攻撃が届くなど、遠距離ユニットは巻き込まれやすいため注意が必要。 特効のあるヴァンパイアハンターやビショップなどで近づく前に倒せれば楽になるだろう。 ▼ MAP ニコニコ動画:タグ検索 ▲ ▼闇夜を跳ねる大怪盗 夜の街を騒がせる大怪盗とその追っ手。素早さ自慢の者たちを一人残らず捕まえよ! 神級(★1獲得の目安:平均CCLv50) 王国に戻ってのエクストラマップで、今日もドッタンバッタン大騒ぎ。 王国に戻ってのエクストラマップで、今日もドッタンバッタン大騒ぎ。 王子軍のメンバーの中でもコストの軽い前衛ユニットばかりが登場する。 ローグとモンクは、物理攻撃は確率で回避されてしまうので魔法攻撃ユニットを入れれば楽になるだろう。 最後に出てくるサバルは麻痺持ちで、上の道を通る。 一番の難関はサキ&ナギの忍者コンビで高い攻撃力を早い速度で連打してくるので、堅い避雷針でガードしよう。 王子軍のメンバーの中でもコストの軽い前衛ユニットばかりが登場する。 ローグとモンクは、物理攻撃は確率で回避されてしまうので魔法攻撃ユニットを入れれば楽になるだろう。 最後に出てくるサバルは麻痺持ちで、上の道を通る。 一番の難関はサキ&ナギの忍者コンビで高い攻撃力を早い速度で連打してくるので、堅い避雷針でガードしよう。 ▼ MAP ▲ ▼コメント ▲ ▼雑談 #include(): No such page: 雑談リンク/緊急ミッション ▲ ▼攻略情報提供 このコメント欄は攻略に関する情報提供を目的としています。 雑談は雑談スレ、愚痴はチラシの裏スレへどうぞ。 wiki雑談掲示板 コメントはありません。 大怪盗とピラミッドの秘宝/情報提供? お名前: 添付キャンセル 削除キー: コメントに関してガイドライン変更:「削除を可」→R{「コメントアウトを可」} コメントに関してガイドライン変更:「削除を可」→「コメントアウトを可」 ▲ ▼ドロップ集計 コメントはありません。 大怪盗とピラミッドの秘宝/ドロップ集計? お名前: 添付キャンセル 削除キー: ミッション名 / 周回数 / ドロップ内容 / 備考 これらが分かるように投稿して下さい。 初回確定ドロップの場合、初回分は除いて報告して下さい。 ジュノン/モニカ等の確率アップのアビリティをもつユニットを編成に含んでいる場合は備考欄へ記述してください。(編成に入れていない場合は不要です) 例:魔物退治極5周 オデット3 カリオペ1 ロイ2 魔水晶0 モニカ編成に含む
|floatleft||s 10サバルが仲間になる 30スキルレベル2 50初期レベル10 100スキルレベル3 150コスト-1 200スキルレベル4 250コスト-1(累計-2) 300スキルレベル5 400初期レベル20 500スキルレベル6
|floatleft||s 45ゴールドアーマー 90金の聖霊 135プラチナアーマー 180金の聖霊 225結晶のカケラ 270白金の聖霊 315ゴールドアーマー 360白金の聖霊 405プラチナアーマー 450黒の聖霊
|floatleft||s 495結晶のカケラ 540黒の聖霊 585ゴールドアーマー 630技強化の聖霊 675プラチナアーマー 720白金の聖霊 765極金の聖霊 810白金の聖霊 855結晶のカケラx2 900黒の聖霊
|floatleft||s 945プラチナアーマー 990白金の聖霊 1035極白金の聖霊 1080白金の聖霊 1125結晶のカケラx2 1170黒の聖霊 1215プラチナアーマー 1260黒の聖霊 1305極黒の聖霊 1350技強化の聖霊
▼ 初回開催時 ステージ名★1の目安カリスマEXPG(★3)初期コスト出撃数ドロップ1ドロップ2ドロップ3ドロップ4スタミナライフ敵の数 |砂漠を駆ける黒猫|初級|20|150|900|10|8|~ |呪われた宝石の欠片x3|花束|-|-|0 |~|~|1|~|~|10|23|~|~|~|~|~|0 砂漠を駆ける黒猫初級20150900108呪われた宝石の欠片x3花束-- 11023 |命を喰らう呪いの宝石|中級|30|200|1200|10|8|~ |呪われた宝石の欠片x3|竜人戦士[8]判定2回|魔水晶x1|-|0 |~|~|2|~|~|15|35|~|~|~|~|~|0 命を喰らう呪いの宝石中級302001200108呪われた宝石の欠片x3竜人戦士[8]判定2回魔水晶x1- 21535 |封鎖されしピラミッド|上級|40|280|1800|10|8|~ |呪われた宝石の欠片x3判定2回|BG砂漠の戦士アサル[10]|BG吸血鬼狩人フーリ[10]|BG山賊頭モーティマ[10]|0 |~|~|4|~|~|10|41|~|~|~|~|~|0 封鎖されしピラミッド上級402801800108呪われた宝石の欠片x3判定2回砂漠の戦士アサル[10]吸血鬼狩人フーリ[10]山賊頭モーティマ[10] 41041 |ピラミッドへの道|極級|50|360|2100|10|8|~ |呪われた宝石の欠片x5判定2回|呪われた宝石の欠片x3|BG魔導師ヴァレリー[12] |BG白金の聖霊|0 |~|~|7|~|~|10|45|~|~|~|~|~|0 ピラミッドへの道極級503602100108呪われた宝石の欠片x5判定2回呪われた宝石の欠片x3魔導師ヴァレリー[12] 白金の聖霊 71045 |妖魔女王の連携戦術|神級|80|450|2700|10|8|~ |呪われた宝石の欠片x5判定3回|BG鋼鉄の女レアン[15]|BGプラチナアーマー|魔水晶x2|0 |~|~|9|~|~|10|42|~|~|~|~|~|0 妖魔女王の連携戦術神級804502700108呪われた宝石の欠片x5判定3回鋼鉄の女レアン[15]プラチナアーマー魔水晶x2 91042 以下後半戦で追加 |呪われし王子軍|上級|40|300|1950|10|8|~ |呪われた宝石の欠片x3判定3回|BG女盗賊ハリッサ[10]|BG聖霊女王|BGプラチナアーマー|0 |~|~|5|~|~|15|43|~|~|~|~|~|0 呪われし王子軍上級403001950108呪われた宝石の欠片x3判定3回女盗賊ハリッサ[10]聖霊女王プラチナアーマー 51543 |ピラミッド潜入|極級|70|400|2550|10|8|~ |呪われた宝石の欠片x5判定2回|呪われた宝石の欠片x3判定1回|BG格闘家ダン[12]|ルビー|0 |~|~|8|~|~|15|45|~|~|~|~|~|0 ピラミッド潜入極級704002550108呪われた宝石の欠片x5判定2回呪われた宝石の欠片x3判定1回格闘家ダン[12]ルビー 81545 |王墓の決戦|神級|90|620|3000|10|8|~ |呪われた宝石の欠片x5判定5回|BG癒し手ドルカ[15]|BG技強化の聖霊|-|0 |~|~|12|~|~|10|52|~|~|~|~|~|0 王墓の決戦神級906203000108呪われた宝石の欠片x5判定5回癒し手ドルカ[15]技強化の聖霊- 121052 |闇夜を跳ねる大怪盗|神級|100|250|1800|10|8|~ |BG金の聖霊|BG白金の聖霊|BG黒の聖霊|BG技強化の聖霊(コンプ報酬)|0 |~|~|2|~|~|15|50|~|~|~|~|~|0 闇夜を跳ねる大怪盗神級1002501800108金の聖霊白金の聖霊黒の聖霊技強化の聖霊(コンプ報酬) 21550 ドロップするユニット横の[]内は入手時のLv 全アイテム・ユニット初回確定ドロップ
仮称行動タイプB{弱点特効}攻撃属性HP攻撃力防御力魔法耐性攻撃間隔備考対処法
大怪盗とピラミッドの秘宝/会話 ▼ ネタバレ注意 ▼ 1:砂漠を駆ける黒猫 ▼ 1:開始時 アサル 王子、このような所までご足労頂き有難うございます。 実は最近、この地で怪しい動きを見せる 一団が見受けられまして……。 アンナ 報告にあった『バステト信仰』の者達ですね。 ザラーム あぁ。かつてこの地に住む人々を 守護していたと言われた神、 『バステト』を信仰する民達。 少数民族の為情報は少ないが、 神を絶対視するあまり、 危険な行動も顧みない奴らだと聞く。 ハシム そんな連中が最近この辺りのピラミッドに入り、 何やら探しているとの事だ。 連中、一体何を企んでいるのやら……。 ケイティ 目的が判らぬ以上は何も言えませんが、 ピラミッドの中は魔物が蔓延り危険な場所でもあります。 放置しておく訳には参りませんね……む、あれは? ??? ――待ちなさい! 盗んだ欠片を返しなさい! 返さないと言うのなら……行きなさい、お前達!! ??? ……へぇ、魔物まで操れるなんて。 流石は『呪われた宝石』の欠片なだけあるね。 ……ま、そうじゃなきゃ面白くないか。 アンナ ――あれは……っ!? 王子、 女性が魔物達に追われているようです! 遠くにですが、魔物を操ってると思わしき方の姿も! ザラーム 魔物を操ってる者……あの恰好間違いない。 どうやらバステト信仰の民のようだな。 ケイティ 襲われてる理由は判りませんが、 このまま見過ごす訳にも参りませんね。 そこの方、急いでこちらへ! ??? みゃ? あれはまさか王国軍……? ……ふぅん、面白そうじゃないか。 呆気なく盗めて少し退屈してたんだ。 折角だ、少し遊んでもらおうかな。 ▼ 1:終了時 ??? くっ……あの盗人の仲間ですか。 ……ここは退いた方が良さそうですね。 アンナ ――魔物を操っていた者は去ったようですね。 ……あの、大丈夫ですか? サバル にゃはは、一応助けられた事になるのかな? ありがとう、礼は言っておくよ。 私はサバル、見ての通りの獣人さ。 ケイティ サバルさん、ですか。このような場所で何を? 一体、何故追われていたのですか? サバル にゃはは。事情も分からず人助けだなんて、 噂に名高いお人好しの集団だね……そんなんじゃ、 いつか足元をすくわれても知らないよ。 しかし大分荷物が増えてしまったね。 少し整理しなければ……と、先ほど手に入れた剣だな、 礼と言ってはなんだが……受け取ってくれるかい? アンナ はぁ。そういう事でしたら……っ! これは、アサルさんの剣では!? アサル そんな、私の剣だったらここに……っ!? ない、私の剣がありません!! ザラーム ぬ!? 俺の剣も見当たらぬ!? サバル まったく、腕はたっても脇が甘すぎるね。 無防備すぎて、盗んでくれと言ってるようなもんさ。 ……まぁ、予告状もなく盗むのは主義じゃない。 今盗んだものはちゃんと返す、安心してくれ。 ケイティ ……一体どういうつもりですか? サバル ……私は天下の大怪盗サバル様さ。 君達の事は聞かずとも判る、王国軍の人だろう。 さっきの戦い、近くで見せてもらった。 腕が立つのは判った……その腕を見込んで 頼みがあるんだ。どうか、私に力を貸してくれないかい。 ▼ 1:終了後 (ホーム画面にて) サバル ――まずは話を聞いてくれてありがとう。 改めて自己紹介しておくよ。 私はサバル、見ての通りの怪盗だよ。 これでも代々怪盗稼業を営む、 由緒正しき怪盗一家の現当主、 小さいからって、あまり甘くみないでほしい。 ……王子達に頼みって言うのは他でもない。 私の仕事に、ちょっとばかし 協力をお願いできないもんかと思ってね。 王子達があそこに居た理由には察しがついてる。 大方、バステトを信仰してる連中の 動きを追ってきたんだろう? 天下の王子軍様が、怪しい動きを見せてる連中を 放っておくはずないからね。 さっき私を追って来た奴、アイツがまさにその バステトを信仰してる民なんだが。 連中は今、コレを集めてるみたいでね。 ……『呪われた宝石』、使用者に絶大な力を与える代償に、 その魂を喰らい続ける。そういう呪いが 込められたピラミッドの大秘宝、その欠片さ。 長い年月でバラバラになってしまったようだが、 欠片となってもその呪いの力は健在。 連中がピラミッドを漁ってる理由はこいつさ。 神を信仰する連中が躍起になって目指す事なんて、 大体察しがつくもんだろう……そう、バステトの復活だよ。 バステトがどんな奴かなんて知らないが、 呪いの力で蘇るなんて、どうせろくなもんじゃない。 王子達にとっても、捨て置けない問題だろう? 私は怪盗だ、何分貴重な道具には目がなくてね。 私の狙いもその秘宝の欠片……王子達と 利害は一致するんじゃないかな。 王子、『呪われた宝石の欠片』を集める為、 どうか私に協力してくれないかな。 ▼ 2:命を喰らう呪いの宝石 ▼ 2:開始時 アンナ ――サバルさんが、かつて王都を騒がせた 大怪盗の娘だったとは……驚きですね。 ケイティ 盗みに入る前には必ず予告状を出すにも関わらず、 厳重な警備をいともたやすく掻い潜り、 狙った獲物は必ず盗み出す稀代の怪盗。 神出鬼没にして変幻自在の変装の名人。 その猫のような身のこなしの軽さから、 怪盗黒猫などとも呼ばれていましたね。 サバル 私の父様であり師匠だからね、凄いのは当然さ。 ……ま、私だって負けているつもりはないが。 アンナ 先ほどの盗みの技、見事なものでした。 ですが、悪用してはいけませんよ? サバル にゃはは。私は怪盗だ、 そいつは無理な相談ってやつかもね。 ……っと、どうやらお客さんみたいだ。 兵士 ――報告! 前方から魔物の群れが接近中! ケイティ 全軍、戦闘用意! ミトラ ……む? 気をつけろ。 何やら強い呪いの力を感じる。 この気配……呪われた宝石の力か。 サバル 恐らくはピラミッドの方から来たんだろうね。 欠片を持つ魔物は普段より強力な力を持つ分、 魂を奪い尽くされ、いずれは倒れる筈だ。 くれぐれも気を付けてくれ、王子。 ▼ 2:終了時 サバル あった。間違いない、呪われた宝石の欠片だ。 アンナ やはりピラミッドから来た魔物達でしたか。 ケイティ 魔物達が溢れでてくるとは……ピラミッドの中で、 何かが起こっているという事でしょうか。 サバル 先ほど『ピラミッドに眠る呪われた宝石を狙う』と、 予告状を出してきたからね。バステト信仰の連中が、 今頃大急ぎで欠片を探してるんじゃないかな。 ケイティ ……予告状を出したのですか。 アンナ ……一体何故そのようなことを。 サバル 決まっているだろう? ただ盗むだけじゃただのこそ泥。 困難な条件で盗んでこそ、そこには盗みの美学がある。 予告状を出してこその、怪盗だろう! アンナ 成程……言われてみれば、 確かにそうかもしれませんね。 サバル にゃはは、物分かりが良くて助かるよ。さぁ、 呪われた宝石が眠るとされるピラミッドはこの先だ。 グズグズなんてしていられない、私達も急いで向かおう! ▼ 3:封鎖されしピラミッド ▼ 3:開始時 サバル さぁ、ピラミッドはこっちだよ……おおっと? ▼ 3:開始後 アンナ あれは……魔物達がピラミッドの入り口を まるで封鎖するように……。 サバル 呪われた宝石の欠片には、 マミー達を操る力もあるみたいだったね。 連中が用意した門番ってところか。 さて、あの厳重な警備。 一体どうやって掻い潜ろうか……。 ケイティ ……皆さん、準備は良いですか。 合図に併せて一斉に敵を鎮圧します。 兵士 はっ! 既に配備は完了しております!! いつでもご指示を頂ければと! ケイティ 判りました、それでは……。 サバル ちょ、ちょ、ちょっと待ってくれ。 流石にあの警備、正面突破は無謀じゃないか。 ケイティ ですが、既に敵が内部に侵入しているとなれば、 悠長にしている時間はあまりないかと。 サバル まったく、急がば回れって奴だ。焦ってる時こそ、 落ち着いて活路を見出す事こそが盗みの―― 兵士 ――ほ、報告です! 魔物達に気付かれた模様! こちらに向かってきます!! サバル ……遅かったか。 ケイティ 各員、戦闘の用意を! ……見慣れない魔物もいるようですね。 獣人のマミーでしょうか? アンナ あの獣人のマミーが持つ武器、 広域への攻撃に秀でてるようにも見えます。 どうかお気をつけください、王子。 ▼ 3:終了時 兵士 ――ほ、報告です! ピラミッド内部から、 敵の増援が多数出現! 先ほどの倍以上の数です! モーティマ ったく、次から次にキリがねーぞ! ケイティ くっ……正面突破は難しいですか……! サバル ――皆、こっちだ! 急いで!! アンナ サバルさん、一体どこへ? サバル ピラミッドの内部に通じる裏道を見つけた。 そっち側のほうが、警備は手薄みたいだ! アンナ ありがとうございます、サバルさん! 案内をお願いします! ▼ 4:ピラミッドへの道 ▼ 4:開始時 サバル ――ピラミッドへの入り口はこっちだ! 急いで……っ!! アンナ こんな所にも大量の魔物が……。 サバル さっきまではいなかったのに…… ……そうか、欠片の気配を追って来たのか。 ケイティ 欠片の気配がある以上、 魔物には感付かれてしまいますか。 サバル いや、敵が欠片を狙っているのなら……。 アンナ サバルさん、欠片を持ってどこへ……! サバル 私がおとりになって奴らを引き付ける。 皆は残った敵を頼む。 ケイティ しかし、それではサバルさんが危険です! サバル あの程度の魔物に捕まってちゃ、 大怪盗の名折れだよ……それじゃ、 入口の敵は任せたよ! ケイティ 行ってしまいました……ですが、魔物の大半は サバルさんを追って行ったようですね。 アンナ はい。サバルさんが作ってくれたこの好機、 無駄に出来ません。 王子、ピラミッドへの道を確保致しましょう! ▼ 4:終了時 ケイティ ひとまず入口は確保できました。 あとは、サバルさんが戻ってくるのを待つだけです。 アンナ サバルさん、どうかご無事で……。 サバル ――……全く、心配しすぎだよ。 アンナ サバルさん! ケイティ 良かった……ご無事だったのですね。 あれだけの量の魔物、 逃げ切るには大変だったでしょう。 サバル あんなノロマな連中に、 この私が捕まる訳ないだろう。 アンナ それはそうかもしれませんが……ですが、 今後あのような無茶はしないと約束してください。 王子も心配していましたよ。ね、王子? 王子 ……(こくり)。 サバル だから心配なんていらないと……ってこら、 頭を撫でるな! み、耳をさわ……ふみゃ。 アンナ ……ふみゃ? サバル ……こ、コホン。なんでもない。 兎に角、私の心配なんて必要ないよ。 アンナ そうですか……ですが、 無事に戻って来て頂けて本当に何よりです。 これでピラミッドへの道が開けましたね。 ケイティ 果たして中で何が起こっているのか。 ……慎重に進まねばなりませんね。 サバル さっきの魔物達はずっと遠くに撒いてきた。 当分は戻ってこれない筈だ、 今なら少しくらい休んでも大丈夫だと思うよ。 アンナ ありがとうございます、サバルさん。 王子、少し休憩してからピラミッドへと 突入致しましょうか。お疲れ様でした。 ▼ 5:妖魔女王の連携戦術 ▼ 5:開始時 ゴブリン博士 こ、こちらガご所望であっタ、 例のアレでございまス。 プリンセ……クイーン長女サマ。 ゴブリンクイーン長女 へぇ……これが呪われた宝石の欠片ねぇ。 ふふ、中々綺麗じゃない。私に似合いそうねぇ。 ゴブリンクイーン次女 お姉さまでしたら、そのような物だけでなく きっとどのような宝石でもお似合いですわ。 貴方もそう思うでしょう、三女! ゴブリンクイーン三女 はい、間違いありません! お姉さま達でしたら、きっとどのような 宝石でもお似合いに決まっています! ゴブリンクイーン長女 ふふ、二人とも正直者ねぇ。ゴブリン博士、 貴方もよく手に入れてくれたわね。 何か欲しいものがあれば言いなさい? ゴブリン博士 ほ、本当ですカ!? そ、それでしたらワタクシ、 是非とモ作りたい兵器ガございましテ、 そのための予算ヲ―― ゴブリンクイーン長女 ――と思ったけど、貴方さっき、 私をプリンセスって呼ぼうとしたわね。 何度も言ってるでしょ。お母様亡き今、私達がクイーン。 いつまでもプリンセスと思われてるだなんてしゃくだわ。 やっぱりさっきのは、なーし……うふふ。 ゴブリン博士 そ、ソンナァ……。 ゴブリンクイーン次女 流石お姉さまですわ。ゴブリン博士の 情けなく落ち込んだ顔、たまりませんわ。 ゴブリンクイーン三女 成程、あれが飴と鞭と言うものなのですね。 ……私も、頑張って見習わせて頂きます! アンナ ――王子、呪われた宝石の欠片を持ちだした ゴブリンが向かったのは こちらのようです……あれは!? ゴブリンクイーン長女 あらあらぁ。王子達じゃない。ちょうどいいわ、 この呪われた宝石の欠片に加え、私達 姉妹の絆の力を見せる良い機会よぉ……まずは三女! ゴブリンクイーン三女 はい、お姉さま! まずは私が皆さんに 回復魔法を……! これで呪われた宝石の呪いも 怖くありませんわ! ……次女姉さま! ゴブリンクイーン次女 三女の癖にやるじゃない。そして 次は私が王子達の魔法への抵抗を奪って……と。 ……お姉さま! ゴブリンクイーン長女 よくやったわ二人とも。あとは私がゴブリン軍団 全員の力を引き上げれば……うふふ。 完璧なフォーメーションね。名付けて―― 『トライアングル・フォーメーション』 ……さぁ覚悟なさい。地獄を見せてあげるわよ。 アンナ ゴブリン軍団、どうやら連携を強化してきたようですね。 ……まずはあの連携を打ち崩すのが上策かと。 王子、冷静な指示をお願いします。 ▼ 5:終了時 ゴブリンクイーン三女 きゃあ! ゴブリンクイーン次女 何やってるのよ三女! ケイティ 陣形が崩れました……今が好機! ゴブリンクイーン長女 ちょーっと分が悪いかしらぁ。 ……しょうがないわね、ゴブリン兵たち! ゴブリン ギャギャ! ゴブリンクイーン長女 私達が逃げるまで、奴らの足止めをするのよ。 ……もちろん命懸けでね。 手を抜こうものなら、後で殺すわよ。 ゴブリン ギャギャー! シニタクナイ! シニタクナイ! イノチガケ! イノチガケ! ケイティ ぐっ……仲間達を足止めに使うとは。 なんという卑劣な……! ゴブリンクイーン長女 うふふ、なんとでも言いなさい。 ……さぁ妹達、帰るわよ。 ゴブリンクイーン次女 人間の分際で……覚えてなさい! ゴブリンクイーン三女 私の失敗がなければ……次までには、 フォーメーションをもっと完璧なものに……。 ゴブリンクイーン長女 えぇ、次こそは私達が絶対に勝つわよ。 覚悟しておきなさい、人間達。 ケイティ ――……逃げられてしまいましたか。 『トライアングル・フォーメーション』 恐ろしい連携攻撃です。 アンナ はい……ゴブリン達も、新たな力を 身に着けていっているようでしたね。 ケイティ 我々も負けてはいられませんね。国に戻り次第、 更なる鍛錬、仲間との連携強化を図るべく、 新たな特訓メニューを考案致しましょう。 アンナ はい、ケイティさん。よろしくお願いします! ……それでは王子、帰還致しましょうか。 お疲れ様でした。 ▼ 6:呪われし王子軍 ▼ 6:開始時 モーティマ ったく……お宝が見つかるかもしれねぇっつうから ついてきたってのに、なんでい、このシケた洞くつは? リカルド だが、王子たちが探している宝石の欠片は 魂を糧に所有者を強化する、 呪われた品だそうじゃないか。 まぁ、完璧な俺がそんな宝石ごときの 呪いにかかるわけはないが―― モーティマ ――うぉッ! なんだこの宝箱は!? すんげえ財宝が入ってそうじゃねえか! ロイ も、モーティマ殿。そう早まりなさるな。 そのような怪しい宝箱は、えてして 開けた途端に呪いが発動するもので―― モーティマ ぐぉおおおッ! な、なんじゃこりゃあ!? お宝を見たら……目の前ガ、真ッ赤ニ……。 リカルド なッ――宝箱を開けてしまったのか!? ……うッ……身体ガ、言ウコトヲ聞カナイ……ッ! モーティマ ウ……グォオオオオオォオオオオオオッッ!!! アンナ ――ッ! 奥へ行った皆さんが こちらへ武器を向けて走ってきます! まさか、宝石の欠片の呪いに……? ケイティ ひとまず応戦しましょう! 彼らを正気に戻せるかもしれません。 ▼ 6:終了時 ロイ ハァッ、ハァッ……め、面目ない……。 正気を失っていたとはいえ、 味方に危害を加えようとしてしまうとは……。 リカルド うぅっ……情けない限りだ。 呪いに対する警戒は完璧だと思っていたんだが。 ケイティ はぁ……。 済んだことを責めても仕方ありませんが、 軽率な行動は謹んでくださいね。 モーティマ そうだそうだ! ったく、これだからトーシローは。 アンナ ……モーティマさん、 貴方が犯人だということはお見通しですよ? モーティマ な、なに言ってんだおめえ? この天下の大山賊、モーティマ様が 呪われた宝石なんぞに手を出すわけが―― リカルド ……と言いながらポケットに入れたそれは さっきの宝箱に入っていた宝石の欠片だな? モーティマ いででででッ! わ、わかった、渡す渡す! 渡すから剣を突きつけねえでくれッ! アンナ ……モーティマさんの手癖の悪さはともかく、 バステトを信仰する民たちが有する 宝石の欠片を集める必要があるのは事実です。 彼らが呪われた宝石の力を使って バステトを復活させてしまわないように、 呪われた宝石の欠片の収集を急ぎましょう! ▼ 7:ピラミッド潜入 ▼ 7:開始時 サバル 皆、急いでくれ! 追っ手が来る前に 呪われた宝石の欠片を盗み出さなくちゃ! ――って、おや? 向こうにいるのは……? ??? むッ! 貴方はあの時の……! サバル しまった! 私としたことが 警戒を怠ってしまっていた! 皆、ひとまず逃げるんだ! ??? 逃がすものですか! 皆の者、行きなさい! 神の復活を妨げる愚か者どもを排除するのです! ユリアン くそっ、囲まれちまったか! バステトを崇める信者どもと……呪いの宝石の力で 操られた魔物どももいるみてーだな。 ??? 私がバステト様復活の儀を執り行います! 信徒たちはその間、時間を稼ぎなさい! さぁ、今こそ我らの信心が試される時です! ケイティ 復活の儀……? バステト神を蘇らせる準備が すでに整ったというのですか!? アンナ そうはさせません! 王子、敵の包囲を突破して なんとしても復活の儀を阻止しましょう! ▼ 7:戦闘中 バシラ ――ひぃいッ!? ひ、棺の中から敵が出てきましたッ! ケイティ 気をつけてください! フタの開いた棺からはマミーが現れるようです! ▼ 7:終了時 ??? なッ……あれだけの劣勢を覆すなんて! 貴方たち、一体何者ですか……? ……いえ、何者であろうと最早関係ありません。 すでにバステト様の復活の儀は完了したのですから。 サバル そんな……っ! 間に合わなかったというのか。 ??? ふふ……そろそろお目覚めになります。 神の再臨を妨げようとした罪過を、 その血をもってあがなわせてあげましょう。 ▼ 8:王墓の決戦 ▼ 8:開始時 バステト …………。 サバル なんてこった……。 信じてなかったわけじゃないけど、 本当に呪われた宝石の力で復活するなんて。 アンナ あれが復活したバステト……。 神だと聞いていましたが、どことなく猫っぽいというか、 獣人のような風貌ですね。 ザラーム ……おそらく奴は、真の意味での神ではない。 かつて、此の地で栄華を誇った獣人の国があった。 その国を治めていた強大な力を持つ女王を、神として 信奉したのがバステト信仰の始まりと言われている。 ??? な……なんということを! 神に疑いを向けるとは……許せません! バステト様、この邪なる異教徒どもに 神の裁きをお下しください! 愚かなる罪人どもに、永劫の罰を! バステト ……ファァ……五月蝿イ小娘ヨノ。 偉ソウニ指図スルデナイ。 ??? ――バステト様っ!? た……大変失礼いたしました! バステト ……ダガ、我ヲ永劫ノ眠リカラ 覚マサセタ功績ハ評価シヨウ……。 望ミ通リ、目ノ前ノ鼠ドモヲ根絶ヤシニシテヤル! ケイティ ――来ます! 王子、全力で迎え撃ちましょう! ▼ 8:終了時 バステト グフッ……ナ、ナンダ、コレハ……。 チカラガ、抜ケテイク……ッ。 ??? ば、バステト様!? そんな……まさか、 復活の儀が失敗していたというのですか? サバル 宝石の欠片の大半は私たちが頂いたからね。 不完全な状態で復活してたんだろうさ。 ??? くっ……おのれ! いつか必ず雪辱を果たさせていただきますよ! バステト様を蘇らせる方法は他にもあるはず……! 総員――退却ッ! ユリアン ……チッ、バステトを抱えて逃げやがった。 このピラミッドは奴らの庭だ。 追いかけっこじゃ敵う気がしねーな。 ケイティ ですが、あの様子では当分の間は バステトを復活させることはできないでしょう。 私たちの勝利です。 アンナ サバルさん、 この度は本当にありがとうございました。 サバル にゃはは、いいっていいって。 それに、礼を言わなきゃいけないのは私の方さ。 最初は単に、君たちを利用して お目当ての大秘宝を華麗に奪ってやろうとしか 考えていなかったけど……。 今回、王子たちと行動を共にしたことで、 自分のための盗みが世のために繋がるっていう 得難い経験をさせてもらったからね。 長いこと怪盗をやっていて、 これほど気分が良くなったのは初めてさ! ……ありがとう、皆。 それと、もしよかったら これからも一緒に行動させてもらっていいかな? 王子 …………(こくり)。 サバル にゃはは、さすが王子、いい選択だ♪ この天下の大怪盗、サバル様がついてれば 魔物から平和を奪い返す日もそう遠くないさ! ▼ 9:闇夜を跳ねる大怪盗 ▼ 9:開始時 サバル にゃはははっ! 鬼さんこっち~っ! セブン くっそーっ! 待ちやがれ、この泥棒猫め! アンナ 報せを聞いて駆けつけてみれば……。 皆さん、これは一体なんの騒ぎですか!? セブン 見りゃわかるだろ? あのサバルとかっていう生意気な泥棒猫を とっ捕まえてやろうとしてるんだよ! なにが怪盗サバルだ! アタシの縄張りに盗みの予告状なんか 送ってきやがって……ふざけんなっての! ウル っていうわけで、素早さに自信がある あたしたちモンクと、任務で王国に来てる 忍者たちがサバル捕獲作戦に協力してるの! ケイティ 今すぐこの騒ぎを止めてください。 近隣住民から苦情が出ています。 ナギ 断る。いくら王子の命でも、 主君の領地で盗みを働くような不届き者を 捨て置くなんて、忍としての信念が許さないからな。 サバル にゃははっ、そう言うなら早く捕まえてみなよ。 まぁ、この天下の大怪盗、サバル様の速さに ついてこれる人なんていないだろうけどねぇ? サキ くぅ~~っ、言ったわねッ! 待ちなさいサバル! 捕まえてその首に でっかい猫用の鈴をつけてやるんだから! アンナ ……力ずくで止めるしかなさそうですね。 王子、騒ぎを起こしている方々を鎮圧しつつ、 機があればサバルさんを捕らえてしまいましょう。 ケイティ 相手は機動力に長けた者ばかり。 気を抜けばすぐに脇を通り抜けられてしまいます。 くれぐれも迅速な采配を。 ▼ 9:戦闘中 ダン ぐおッ!? な、なんだ……急に身体が痺れて……ッ! サバル いやぁ~、君たちが予想以上にしぶといから、 何人かには痺れてもらおうと思ってね。 安心するといい、ちょっと痺れさせるだけさ。 それに、私の投げナイフに何度も当たるような 間抜けじゃないかぎり、麻痺することはないよ。 ▼ 9:終了時 ジーナ はぁっ、はぁっ……。 あーあ、結局捕まえられなかったかぁ。 さすがは天下の大怪盗、逃げ足も一流ってとこね。 王子 …………。 サバル ――にゃはは。捕まっちゃったかぁ。 さすがは王子、私の動きを読み切るとはね。 ケイティ ……なッ!? 王子、いつの間にサバルさんを 捕まえていたのですか? サバル いやぁ、それにしてもさすがだね。 速さに自信のある者たちが束になっても この私を捕まえることはできなかったのに……。 王子たちが来た途端に、この結果だ。 その統率力、心底尊敬するよ……王子。 ん……ふみゃあ♪ スリスリスリスリ~……♪ アンナ ちょ、ちょっとサバルさん! 王子にくっつきすぎではないですか? サバル んん~? なにを言ってるんだい? 先に抱きしめてきたのは王子だよ、アンにゃ? アンナ アンナですッ! サバル ――――あれ、そうだったっけ? ま、いいじゃないか、細かいことは。 ふふっ……スリスリスリスリ~……♪ アンナ ……もう。 王子は逃げる貴方を捕まえただけで、 抱きしめたわけではありませんからね? 王子もあまりサバルさんを 甘やかしすぎないでくださいね? ……それでは、そろそろ王城へ戻りましょう。 編集
アサル
王子、このような所までご足労頂き有難うございます。 実は最近、この地で怪しい動きを見せる 一団が見受けられまして……。
アンナ
報告にあった『バステト信仰』の者達ですね。
ザラーム
あぁ。かつてこの地に住む人々を 守護していたと言われた神、 『バステト』を信仰する民達。 少数民族の為情報は少ないが、 神を絶対視するあまり、 危険な行動も顧みない奴らだと聞く。
ハシム
そんな連中が最近この辺りのピラミッドに入り、 何やら探しているとの事だ。 連中、一体何を企んでいるのやら……。
ケイティ
目的が判らぬ以上は何も言えませんが、 ピラミッドの中は魔物が蔓延り危険な場所でもあります。 放置しておく訳には参りませんね……む、あれは?
???
――待ちなさい! 盗んだ欠片を返しなさい! 返さないと言うのなら……行きなさい、お前達!!
……へぇ、魔物まで操れるなんて。 流石は『呪われた宝石』の欠片なだけあるね。 ……ま、そうじゃなきゃ面白くないか。
――あれは……っ!? 王子、 女性が魔物達に追われているようです! 遠くにですが、魔物を操ってると思わしき方の姿も!
魔物を操ってる者……あの恰好間違いない。 どうやらバステト信仰の民のようだな。
襲われてる理由は判りませんが、 このまま見過ごす訳にも参りませんね。 そこの方、急いでこちらへ!
みゃ? あれはまさか王国軍……? ……ふぅん、面白そうじゃないか。 呆気なく盗めて少し退屈してたんだ。 折角だ、少し遊んでもらおうかな。
くっ……あの盗人の仲間ですか。 ……ここは退いた方が良さそうですね。
――魔物を操っていた者は去ったようですね。 ……あの、大丈夫ですか?
サバル
にゃはは、一応助けられた事になるのかな? ありがとう、礼は言っておくよ。 私はサバル、見ての通りの獣人さ。
サバルさん、ですか。このような場所で何を? 一体、何故追われていたのですか?
にゃはは。事情も分からず人助けだなんて、 噂に名高いお人好しの集団だね……そんなんじゃ、 いつか足元をすくわれても知らないよ。 しかし大分荷物が増えてしまったね。 少し整理しなければ……と、先ほど手に入れた剣だな、 礼と言ってはなんだが……受け取ってくれるかい?
はぁ。そういう事でしたら……っ! これは、アサルさんの剣では!?
そんな、私の剣だったらここに……っ!? ない、私の剣がありません!!
ぬ!? 俺の剣も見当たらぬ!?
まったく、腕はたっても脇が甘すぎるね。 無防備すぎて、盗んでくれと言ってるようなもんさ。 ……まぁ、予告状もなく盗むのは主義じゃない。 今盗んだものはちゃんと返す、安心してくれ。
……一体どういうつもりですか?
……私は天下の大怪盗サバル様さ。 君達の事は聞かずとも判る、王国軍の人だろう。 さっきの戦い、近くで見せてもらった。 腕が立つのは判った……その腕を見込んで 頼みがあるんだ。どうか、私に力を貸してくれないかい。
――まずは話を聞いてくれてありがとう。 改めて自己紹介しておくよ。 私はサバル、見ての通りの怪盗だよ。 これでも代々怪盗稼業を営む、 由緒正しき怪盗一家の現当主、 小さいからって、あまり甘くみないでほしい。 ……王子達に頼みって言うのは他でもない。 私の仕事に、ちょっとばかし 協力をお願いできないもんかと思ってね。 王子達があそこに居た理由には察しがついてる。 大方、バステトを信仰してる連中の 動きを追ってきたんだろう? 天下の王子軍様が、怪しい動きを見せてる連中を 放っておくはずないからね。 さっき私を追って来た奴、アイツがまさにその バステトを信仰してる民なんだが。 連中は今、コレを集めてるみたいでね。 ……『呪われた宝石』、使用者に絶大な力を与える代償に、 その魂を喰らい続ける。そういう呪いが 込められたピラミッドの大秘宝、その欠片さ。 長い年月でバラバラになってしまったようだが、 欠片となってもその呪いの力は健在。 連中がピラミッドを漁ってる理由はこいつさ。 神を信仰する連中が躍起になって目指す事なんて、 大体察しがつくもんだろう……そう、バステトの復活だよ。 バステトがどんな奴かなんて知らないが、 呪いの力で蘇るなんて、どうせろくなもんじゃない。 王子達にとっても、捨て置けない問題だろう? 私は怪盗だ、何分貴重な道具には目がなくてね。 私の狙いもその秘宝の欠片……王子達と 利害は一致するんじゃないかな。 王子、『呪われた宝石の欠片』を集める為、 どうか私に協力してくれないかな。
――サバルさんが、かつて王都を騒がせた 大怪盗の娘だったとは……驚きですね。
盗みに入る前には必ず予告状を出すにも関わらず、 厳重な警備をいともたやすく掻い潜り、 狙った獲物は必ず盗み出す稀代の怪盗。 神出鬼没にして変幻自在の変装の名人。 その猫のような身のこなしの軽さから、 怪盗黒猫などとも呼ばれていましたね。
私の父様であり師匠だからね、凄いのは当然さ。 ……ま、私だって負けているつもりはないが。
先ほどの盗みの技、見事なものでした。 ですが、悪用してはいけませんよ?
にゃはは。私は怪盗だ、 そいつは無理な相談ってやつかもね。 ……っと、どうやらお客さんみたいだ。
兵士
――報告! 前方から魔物の群れが接近中!
全軍、戦闘用意!
ミトラ
……む? 気をつけろ。 何やら強い呪いの力を感じる。 この気配……呪われた宝石の力か。
恐らくはピラミッドの方から来たんだろうね。 欠片を持つ魔物は普段より強力な力を持つ分、 魂を奪い尽くされ、いずれは倒れる筈だ。 くれぐれも気を付けてくれ、王子。
あった。間違いない、呪われた宝石の欠片だ。
やはりピラミッドから来た魔物達でしたか。
魔物達が溢れでてくるとは……ピラミッドの中で、 何かが起こっているという事でしょうか。
先ほど『ピラミッドに眠る呪われた宝石を狙う』と、 予告状を出してきたからね。バステト信仰の連中が、 今頃大急ぎで欠片を探してるんじゃないかな。
……予告状を出したのですか。
……一体何故そのようなことを。
決まっているだろう? ただ盗むだけじゃただのこそ泥。 困難な条件で盗んでこそ、そこには盗みの美学がある。 予告状を出してこその、怪盗だろう!
成程……言われてみれば、 確かにそうかもしれませんね。
にゃはは、物分かりが良くて助かるよ。さぁ、 呪われた宝石が眠るとされるピラミッドはこの先だ。 グズグズなんてしていられない、私達も急いで向かおう!
さぁ、ピラミッドはこっちだよ……おおっと?
あれは……魔物達がピラミッドの入り口を まるで封鎖するように……。
呪われた宝石の欠片には、 マミー達を操る力もあるみたいだったね。 連中が用意した門番ってところか。 さて、あの厳重な警備。 一体どうやって掻い潜ろうか……。
……皆さん、準備は良いですか。 合図に併せて一斉に敵を鎮圧します。
はっ! 既に配備は完了しております!! いつでもご指示を頂ければと!
判りました、それでは……。
ちょ、ちょ、ちょっと待ってくれ。 流石にあの警備、正面突破は無謀じゃないか。
ですが、既に敵が内部に侵入しているとなれば、 悠長にしている時間はあまりないかと。
まったく、急がば回れって奴だ。焦ってる時こそ、 落ち着いて活路を見出す事こそが盗みの――
――ほ、報告です! 魔物達に気付かれた模様! こちらに向かってきます!!
……遅かったか。
各員、戦闘の用意を! ……見慣れない魔物もいるようですね。 獣人のマミーでしょうか?
あの獣人のマミーが持つ武器、 広域への攻撃に秀でてるようにも見えます。 どうかお気をつけください、王子。
――ほ、報告です! ピラミッド内部から、 敵の増援が多数出現! 先ほどの倍以上の数です!
モーティマ
ったく、次から次にキリがねーぞ!
くっ……正面突破は難しいですか……!
――皆、こっちだ! 急いで!!
サバルさん、一体どこへ?
ピラミッドの内部に通じる裏道を見つけた。 そっち側のほうが、警備は手薄みたいだ!
ありがとうございます、サバルさん! 案内をお願いします!
――ピラミッドへの入り口はこっちだ! 急いで……っ!!
こんな所にも大量の魔物が……。
さっきまではいなかったのに…… ……そうか、欠片の気配を追って来たのか。
欠片の気配がある以上、 魔物には感付かれてしまいますか。
いや、敵が欠片を狙っているのなら……。
サバルさん、欠片を持ってどこへ……!
私がおとりになって奴らを引き付ける。 皆は残った敵を頼む。
しかし、それではサバルさんが危険です!
あの程度の魔物に捕まってちゃ、 大怪盗の名折れだよ……それじゃ、 入口の敵は任せたよ!
行ってしまいました……ですが、魔物の大半は サバルさんを追って行ったようですね。
はい。サバルさんが作ってくれたこの好機、 無駄に出来ません。 王子、ピラミッドへの道を確保致しましょう!
ひとまず入口は確保できました。 あとは、サバルさんが戻ってくるのを待つだけです。
サバルさん、どうかご無事で……。
――……全く、心配しすぎだよ。
サバルさん!
良かった……ご無事だったのですね。 あれだけの量の魔物、 逃げ切るには大変だったでしょう。
あんなノロマな連中に、 この私が捕まる訳ないだろう。
それはそうかもしれませんが……ですが、 今後あのような無茶はしないと約束してください。 王子も心配していましたよ。ね、王子?
王子
……(こくり)。
だから心配なんていらないと……ってこら、 頭を撫でるな! み、耳をさわ……ふみゃ。
……ふみゃ?
……こ、コホン。なんでもない。 兎に角、私の心配なんて必要ないよ。
そうですか……ですが、 無事に戻って来て頂けて本当に何よりです。 これでピラミッドへの道が開けましたね。
果たして中で何が起こっているのか。 ……慎重に進まねばなりませんね。
さっきの魔物達はずっと遠くに撒いてきた。 当分は戻ってこれない筈だ、 今なら少しくらい休んでも大丈夫だと思うよ。
ありがとうございます、サバルさん。 王子、少し休憩してからピラミッドへと 突入致しましょうか。お疲れ様でした。
ゴブリン博士
こ、こちらガご所望であっタ、 例のアレでございまス。 プリンセ……クイーン長女サマ。
ゴブリンクイーン長女
へぇ……これが呪われた宝石の欠片ねぇ。 ふふ、中々綺麗じゃない。私に似合いそうねぇ。
ゴブリンクイーン次女
お姉さまでしたら、そのような物だけでなく きっとどのような宝石でもお似合いですわ。 貴方もそう思うでしょう、三女!
ゴブリンクイーン三女
はい、間違いありません! お姉さま達でしたら、きっとどのような 宝石でもお似合いに決まっています!
ふふ、二人とも正直者ねぇ。ゴブリン博士、 貴方もよく手に入れてくれたわね。 何か欲しいものがあれば言いなさい?
ほ、本当ですカ!? そ、それでしたらワタクシ、 是非とモ作りたい兵器ガございましテ、 そのための予算ヲ――
――と思ったけど、貴方さっき、 私をプリンセスって呼ぼうとしたわね。 何度も言ってるでしょ。お母様亡き今、私達がクイーン。 いつまでもプリンセスと思われてるだなんてしゃくだわ。 やっぱりさっきのは、なーし……うふふ。
そ、ソンナァ……。
流石お姉さまですわ。ゴブリン博士の 情けなく落ち込んだ顔、たまりませんわ。
成程、あれが飴と鞭と言うものなのですね。 ……私も、頑張って見習わせて頂きます!
――王子、呪われた宝石の欠片を持ちだした ゴブリンが向かったのは こちらのようです……あれは!?
あらあらぁ。王子達じゃない。ちょうどいいわ、 この呪われた宝石の欠片に加え、私達 姉妹の絆の力を見せる良い機会よぉ……まずは三女!
はい、お姉さま! まずは私が皆さんに 回復魔法を……! これで呪われた宝石の呪いも 怖くありませんわ! ……次女姉さま!
三女の癖にやるじゃない。そして 次は私が王子達の魔法への抵抗を奪って……と。 ……お姉さま!
よくやったわ二人とも。あとは私がゴブリン軍団 全員の力を引き上げれば……うふふ。 完璧なフォーメーションね。名付けて―― 『トライアングル・フォーメーション』 ……さぁ覚悟なさい。地獄を見せてあげるわよ。
ゴブリン軍団、どうやら連携を強化してきたようですね。 ……まずはあの連携を打ち崩すのが上策かと。 王子、冷静な指示をお願いします。
きゃあ!
何やってるのよ三女!
陣形が崩れました……今が好機!
ちょーっと分が悪いかしらぁ。 ……しょうがないわね、ゴブリン兵たち!
ゴブリン
ギャギャ!
私達が逃げるまで、奴らの足止めをするのよ。 ……もちろん命懸けでね。 手を抜こうものなら、後で殺すわよ。
ギャギャー! シニタクナイ! シニタクナイ! イノチガケ! イノチガケ!
ぐっ……仲間達を足止めに使うとは。 なんという卑劣な……!
うふふ、なんとでも言いなさい。 ……さぁ妹達、帰るわよ。
人間の分際で……覚えてなさい!
私の失敗がなければ……次までには、 フォーメーションをもっと完璧なものに……。
えぇ、次こそは私達が絶対に勝つわよ。 覚悟しておきなさい、人間達。
――……逃げられてしまいましたか。 『トライアングル・フォーメーション』 恐ろしい連携攻撃です。
はい……ゴブリン達も、新たな力を 身に着けていっているようでしたね。
我々も負けてはいられませんね。国に戻り次第、 更なる鍛錬、仲間との連携強化を図るべく、 新たな特訓メニューを考案致しましょう。
はい、ケイティさん。よろしくお願いします! ……それでは王子、帰還致しましょうか。 お疲れ様でした。
ったく……お宝が見つかるかもしれねぇっつうから ついてきたってのに、なんでい、このシケた洞くつは?
リカルド
だが、王子たちが探している宝石の欠片は 魂を糧に所有者を強化する、 呪われた品だそうじゃないか。 まぁ、完璧な俺がそんな宝石ごときの 呪いにかかるわけはないが――
――うぉッ! なんだこの宝箱は!? すんげえ財宝が入ってそうじゃねえか!
ロイ
も、モーティマ殿。そう早まりなさるな。 そのような怪しい宝箱は、えてして 開けた途端に呪いが発動するもので――
ぐぉおおおッ! な、なんじゃこりゃあ!? お宝を見たら……目の前ガ、真ッ赤ニ……。
なッ――宝箱を開けてしまったのか!? ……うッ……身体ガ、言ウコトヲ聞カナイ……ッ!
ウ……グォオオオオオォオオオオオオッッ!!!
――ッ! 奥へ行った皆さんが こちらへ武器を向けて走ってきます! まさか、宝石の欠片の呪いに……?
ひとまず応戦しましょう! 彼らを正気に戻せるかもしれません。
ハァッ、ハァッ……め、面目ない……。 正気を失っていたとはいえ、 味方に危害を加えようとしてしまうとは……。
うぅっ……情けない限りだ。 呪いに対する警戒は完璧だと思っていたんだが。
はぁ……。 済んだことを責めても仕方ありませんが、 軽率な行動は謹んでくださいね。
そうだそうだ! ったく、これだからトーシローは。
……モーティマさん、 貴方が犯人だということはお見通しですよ?
な、なに言ってんだおめえ? この天下の大山賊、モーティマ様が 呪われた宝石なんぞに手を出すわけが――
……と言いながらポケットに入れたそれは さっきの宝箱に入っていた宝石の欠片だな?
いででででッ! わ、わかった、渡す渡す! 渡すから剣を突きつけねえでくれッ!
……モーティマさんの手癖の悪さはともかく、 バステトを信仰する民たちが有する 宝石の欠片を集める必要があるのは事実です。 彼らが呪われた宝石の力を使って バステトを復活させてしまわないように、 呪われた宝石の欠片の収集を急ぎましょう!
皆、急いでくれ! 追っ手が来る前に 呪われた宝石の欠片を盗み出さなくちゃ! ――って、おや? 向こうにいるのは……?
むッ! 貴方はあの時の……!
しまった! 私としたことが 警戒を怠ってしまっていた! 皆、ひとまず逃げるんだ!
逃がすものですか! 皆の者、行きなさい! 神の復活を妨げる愚か者どもを排除するのです!
ユリアン
くそっ、囲まれちまったか! バステトを崇める信者どもと……呪いの宝石の力で 操られた魔物どももいるみてーだな。
私がバステト様復活の儀を執り行います! 信徒たちはその間、時間を稼ぎなさい! さぁ、今こそ我らの信心が試される時です!
復活の儀……? バステト神を蘇らせる準備が すでに整ったというのですか!?
そうはさせません! 王子、敵の包囲を突破して なんとしても復活の儀を阻止しましょう!
バシラ
――ひぃいッ!? ひ、棺の中から敵が出てきましたッ!
気をつけてください! フタの開いた棺からはマミーが現れるようです!
なッ……あれだけの劣勢を覆すなんて! 貴方たち、一体何者ですか……? ……いえ、何者であろうと最早関係ありません。 すでにバステト様の復活の儀は完了したのですから。
そんな……っ! 間に合わなかったというのか。
ふふ……そろそろお目覚めになります。 神の再臨を妨げようとした罪過を、 その血をもってあがなわせてあげましょう。
バステト
…………。
なんてこった……。 信じてなかったわけじゃないけど、 本当に呪われた宝石の力で復活するなんて。
あれが復活したバステト……。 神だと聞いていましたが、どことなく猫っぽいというか、 獣人のような風貌ですね。
……おそらく奴は、真の意味での神ではない。 かつて、此の地で栄華を誇った獣人の国があった。 その国を治めていた強大な力を持つ女王を、神として 信奉したのがバステト信仰の始まりと言われている。
な……なんということを! 神に疑いを向けるとは……許せません! バステト様、この邪なる異教徒どもに 神の裁きをお下しください! 愚かなる罪人どもに、永劫の罰を!
……ファァ……五月蝿イ小娘ヨノ。 偉ソウニ指図スルデナイ。
――バステト様っ!? た……大変失礼いたしました!
……ダガ、我ヲ永劫ノ眠リカラ 覚マサセタ功績ハ評価シヨウ……。 望ミ通リ、目ノ前ノ鼠ドモヲ根絶ヤシニシテヤル!
――来ます! 王子、全力で迎え撃ちましょう!
グフッ……ナ、ナンダ、コレハ……。 チカラガ、抜ケテイク……ッ。
ば、バステト様!? そんな……まさか、 復活の儀が失敗していたというのですか?
宝石の欠片の大半は私たちが頂いたからね。 不完全な状態で復活してたんだろうさ。
くっ……おのれ! いつか必ず雪辱を果たさせていただきますよ! バステト様を蘇らせる方法は他にもあるはず……! 総員――退却ッ!
……チッ、バステトを抱えて逃げやがった。 このピラミッドは奴らの庭だ。 追いかけっこじゃ敵う気がしねーな。
ですが、あの様子では当分の間は バステトを復活させることはできないでしょう。 私たちの勝利です。
サバルさん、 この度は本当にありがとうございました。
にゃはは、いいっていいって。 それに、礼を言わなきゃいけないのは私の方さ。 最初は単に、君たちを利用して お目当ての大秘宝を華麗に奪ってやろうとしか 考えていなかったけど……。 今回、王子たちと行動を共にしたことで、 自分のための盗みが世のために繋がるっていう 得難い経験をさせてもらったからね。 長いこと怪盗をやっていて、 これほど気分が良くなったのは初めてさ! ……ありがとう、皆。 それと、もしよかったら これからも一緒に行動させてもらっていいかな?
…………(こくり)。
にゃはは、さすが王子、いい選択だ♪ この天下の大怪盗、サバル様がついてれば 魔物から平和を奪い返す日もそう遠くないさ!
にゃはははっ! 鬼さんこっち~っ!
セブン
くっそーっ! 待ちやがれ、この泥棒猫め!
報せを聞いて駆けつけてみれば……。 皆さん、これは一体なんの騒ぎですか!?
見りゃわかるだろ? あのサバルとかっていう生意気な泥棒猫を とっ捕まえてやろうとしてるんだよ! なにが怪盗サバルだ! アタシの縄張りに盗みの予告状なんか 送ってきやがって……ふざけんなっての!
ウル
っていうわけで、素早さに自信がある あたしたちモンクと、任務で王国に来てる 忍者たちがサバル捕獲作戦に協力してるの!
今すぐこの騒ぎを止めてください。 近隣住民から苦情が出ています。
ナギ
断る。いくら王子の命でも、 主君の領地で盗みを働くような不届き者を 捨て置くなんて、忍としての信念が許さないからな。
にゃははっ、そう言うなら早く捕まえてみなよ。 まぁ、この天下の大怪盗、サバル様の速さに ついてこれる人なんていないだろうけどねぇ?
サキ
くぅ~~っ、言ったわねッ! 待ちなさいサバル! 捕まえてその首に でっかい猫用の鈴をつけてやるんだから!
……力ずくで止めるしかなさそうですね。 王子、騒ぎを起こしている方々を鎮圧しつつ、 機があればサバルさんを捕らえてしまいましょう。
相手は機動力に長けた者ばかり。 気を抜けばすぐに脇を通り抜けられてしまいます。 くれぐれも迅速な采配を。
ダン
ぐおッ!? な、なんだ……急に身体が痺れて……ッ!
いやぁ~、君たちが予想以上にしぶといから、 何人かには痺れてもらおうと思ってね。 安心するといい、ちょっと痺れさせるだけさ。 それに、私の投げナイフに何度も当たるような 間抜けじゃないかぎり、麻痺することはないよ。
ジーナ
はぁっ、はぁっ……。 あーあ、結局捕まえられなかったかぁ。 さすがは天下の大怪盗、逃げ足も一流ってとこね。
――にゃはは。捕まっちゃったかぁ。 さすがは王子、私の動きを読み切るとはね。
……なッ!? 王子、いつの間にサバルさんを 捕まえていたのですか?
いやぁ、それにしてもさすがだね。 速さに自信のある者たちが束になっても この私を捕まえることはできなかったのに……。 王子たちが来た途端に、この結果だ。 その統率力、心底尊敬するよ……王子。 ん……ふみゃあ♪ スリスリスリスリ~……♪
ちょ、ちょっとサバルさん! 王子にくっつきすぎではないですか?
んん~? なにを言ってるんだい? 先に抱きしめてきたのは王子だよ、アンにゃ?
アンナですッ!
――――あれ、そうだったっけ? ま、いいじゃないか、細かいことは。 ふふっ……スリスリスリスリ~……♪
……もう。 王子は逃げる貴方を捕まえただけで、 抱きしめたわけではありませんからね? 王子もあまりサバルさんを 甘やかしすぎないでくださいね? ……それでは、そろそろ王城へ戻りましょう。
編集
<出撃時の初期HP減少:小(最大HPの80%に)> 初級(★1獲得の目安:平均Lv1)
<出撃時の初期HP減少:小(最大HPの80%に)> 中級(★1獲得の目安:平均Lv25)
<出撃時の初期HP減少:中(最大HPの50%に)> 極級(★1獲得の目安:平均CCLv25)
上級(★1獲得の目安:平均Lv50) 名声召喚「期間限定」の「ゴールド以下編成クリア」の課題。当然王子は出撃可能。
極級(★1獲得の目安:平均CCLv25)
神級(★1獲得の目安:平均CCLv50)
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ミッション名 / 周回数 / ドロップ内容 / 備考 これらが分かるように投稿して下さい。 初回確定ドロップの場合、初回分は除いて報告して下さい。 ジュノン/モニカ等の確率アップのアビリティをもつユニットを編成に含んでいる場合は備考欄へ記述してください。(編成に入れていない場合は不要です) 例:魔物退治極5周 オデット3 カリオペ1 ロイ2 魔水晶0 モニカ編成に含む
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